書いてからしばらくお友達限定公開にしておりましたが~解禁します。
タイトル内容は長~いblogをお読みいただれば幸いですw
ま、先に要約しておくと~ぶっちゃけチューダーのオーバーホール(正規オーバーホール)は他人が使用してた中古の整備済みのムーブと丸々載せ替えになるのが気に入らんと言う内容です。
例えば自分の不注意で浸水させてしまい今迄のムーブが修復不可能であり、新品ムーブと載せ替えとかって言うのであればソコから 「 Re-start(リスタート) 」 として割り切れもしますが…
今流行りのサブスクとも違うかもしれませんが~時計のケース(外側)だけ一緒でオーバーホール毎に中身が一切違う別物に載せ替えられると言うのは自分の中では気持ち悪く感じ、、、
「 自分の物 」 と言うより 『 借り物 』、リース感覚に思えてなりません。
機械式腕時計って 「 機械式 」 って中身に意義・意味があるんじゃないですかね?
まぁ~勿論構成の金額比率とか言い出すと~ケースに金やプラチナやダイヤなんか使われいてたりしたら~ムーブの比率なんかは小さくなりますが~機械が大切だから振動や衝撃に磁気帯びなんかに気を使って大切に使うって発想からは掛け離れた対応な気がしてガッカリです。
ただ正確に動けばいいの!?
正確な時間が知れればいいのですか??
ならスマートフォンだったりスーマトウォッチ(ウエアブル)だったりや100均一のクォーツやデジタル時計で良くて~チョッと見た目気にしてG-SHOCKレベルを導入すれば良い訳で時代遅れな機械式のムーブになんか拘る理由は一切無いんじゃない?と問いかけてやりたいです。
機械式を選ぶ人間の気持ちがまるっきり置いていかれている気がしてなりません。
――― 下記限定公開当時のブログ ―――
腕時計、チュードル
クロノタイムのオーバーホールの見積りを日本ロレックスで取って参りました。
今迄は持ち込んだその場で時間を割き見積りが出たものの、コロナで変わったのか?
時計は預けて後日見積りが自宅に郵送されるシステムに変更されてます。
( あ、前にロレのオバホした時もそうやった…スッカリ忘れてるし ・ 汗 )
初めに、今回のブログはほぼ愚痴です。
みんカラ初めて以来最長ブログになります。
腕時計に興味ないお友達はスルーの方向でw
最初はみん友のみの公開にしてその後で限定解除する予定です。
因みに今回は上記のメーカーへ否定的なコメント載せておりますので銀.さんやCosta Mesaさんやでじゃぶさんはじめ旧チュードル・新チューダーオーナーさまで気分を害されることが御座いましたら大変申し訳御座いません、前もってお詫び申し上げます。
チュードルクロノタイムのオーバーホール料金の見積りと共に一年半前にCosta Mesaさんに情報を頂いたチューダーのオーバーホールがムーブメント丸々載せ替えについて自分の耳で伺って参りました。
ネタ的には今流すのはかなり遅いのでしょうが、タイミング的に全く知ることがなかったので…
雑誌とかそこそこ買ってるんですが~載ってたけかな~?
見た記憶無いんですが…買い逃した号にでも載ってたのかな?
情弱が怨めしい…(;´Д`)
ま、遅いかも?と言ってみたものの「正規チューダー」として日本に上陸したのは 2018年10年31日、これ書いてる2022年6月25日時点では進出して3年7ヶ月と25日目なので、オーバーホールの目安・3~5年毎を考えると余程想定外な不調に陥らない限り新チューダーを定期のオーバーホールに出している人はまだまだ少ない筈で、正規・新チューダーのオーバーホール依頼(実績)よりむしろ旧チュードル銘の時計を新チューダー店舗に持ち込んでオバホを依頼したら「旧チュードルは日本ロレックスへ持ち込んで!」と言われた人の方が多いく、チューダーのオーバーホール案件ネタは旧チュードル事案から発覚しているものと推測。(今は新チューダー店舗でも旧チュードルのオーバーホールを受け付けしてくるのかも知れませんが2019年6月の時は日本ロレックスに出してくれと言われていた。)
なので、新チューダーでも旧チュードルでもオーバーホール・ムーブメント載せ替えネタが話題になるのはこれからで、今後賛否の論議が増えるものと思ってます。
※GMTで一度リコール級の物があった記憶もありますが定期オバホとは別口ですし、新品で保証対象期間の人が多かったから大して問題視されなかったが、現行並行とかだったらどう言う対応になったのだろうか?(当時は他人事だから深く詮索も検索もしなかったなけど~w)
新チューダーを並行でなく正規店で購入したら当然オーバーホールの件も至極丁寧に説明されるのでしょうが、通販とか中古(オークション含む)で買ってたらこう言う事情も知らなそうな予感?
形だけでムーブ云々に拘りが無い方以外は、説明を受け納得してから買うのと~後から聞く&方針転換で対応が変えられるのではかなりギャップが出る気がします…
特に最近嵌まった機械式時計ファンではなく、昔からの機械式時計ファンは違和感を覚える人は多いいと思いますね…(勿論「何か問題ある?」と気にもしない人もいらっしゃるでしょうが…)
今回直接ロレックスに聞く前にネットでググつた際は「載せ替え」で引かず「オーバーホール」で引いてしまったのでそれらしい情報を見付けられなかったのですが、見積りの帰宅後今一度クグると…
既に下記のようなサイトや質問が既に掲載されてました(T_T)
https://nowatch-nolife.com/tudor-overhaul-regular/#i-4
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13233265048?__ysp=44OB44Ol44O844OA44O8IOOCquODvOODkOODvOODm%2BODvOODqyDovInjgZvmm7%2FjgYg%3D
ま、他に知りたいこともあったので自分で直接聞けたのは良かったが、ガッリした方が大きかったので非常に複雑な気分でブログに綴ります。
――――下記日本ロレックスでの確認内容――――
質問1
旧チュードルではなく、新チューダーではオーバーホールは預けた時計に搭載されていたムーブメントの分解清掃・注油ではなく、すべからくムーブメントをそっくり載せ替えで対応すると聞きました。
本当でしょうか?(昔はカルティエのメンテナンスで聞いた手法、ハイクラスは違うらしいがw)
日ロレ回答:はい。 チューダーの方針で載せ替えになります。
質問2
質問1の続きになりますが、旧チュードルを日本ロレックスでオーバーホールした際はどのような対応になりますでしょうか?
搭載されていたムーブメントの分解清掃+不具合箇所の交換でしょうか?
それとも新チューダーの如くムーブメント丸々載せ替えでしょうか?
日ロレ回答:新・旧共に丸々交換です、チューダーのルールが適応されます(質問3に続く)
自分の雑感:希望的観測で新(自社ムーブ)が交換、旧(エタ)は従来通りオーバーホールだと言う回答を期待していたので想定外の回答に正直戸惑いを隠せない。
質問3
ここれは質問2が旧チュードルが「載せ替え」であった時の質問です。
載せ替えるムーブメントはオール新品でしょうか?
それとも他の方の時計から降ろしたムーブメントを再生した「リビルトムーブメント」でしょうか?
日ロレ回答:丸々載せ替え、ムーブメントは新品ではなく「 リコンディションドムーブメント(Reconditioned movement) 」 と言ってオーバーホールで回収したムーブメントをスイスで調整されて送られて来た物に載せ替えになります。
MAKOT0様の修理に出された個体(時計)のムーブメントではなく既に調整済みの別に用意されたムーブメントです。
※ 現行品で保証期間内(5年)のもの不都合に関しては搭載されているムーブメントをベースに修理調整か新品ムーブメントに交換となります。
自分の雑感:この質問を用意したのは「ムーブメント丸々交換」と言うことは古いムーブは回収されると言うことで、使えるムーブのパーツを全て廃棄処分することは絶対に有り得ないと思い、交換・回収後の用途を考えると「リビルト再生」が思い浮かんだ為、確認として質問してみましたが、、、嫌な予感的中…
スイスから送られてくる?日本では載せ替えだけでムーブのリコンデション作業はしないのか??聞くの忘れた(汗)
この手法、作業の効率を優先してのことだろうが納得し難い、地板 (main plate)から丸々交換されてしまっては自分の時計とは思えず、特に新品で購入して初めから自分の物として使っていた私にはムーブを中古と丸々交換されてしまっては今迄と同じ価値は見出せない…(新品で私が買った時点で未使用でも実質「中古」になる訳だが~そう言う屁理屈抜きに、自分で実用で実際使用して中古にした物と赤の他人の中古品では思い入れに差が出るものと。)
使い込まれた中古の個体を買ったのであれば現状搭載ムーブ・同一個体に拘らなかったかもしれませんが…
やはり、従来通りスタンダードに自分の時計のムーブメントの不都合箇所だけを交換(補修)する方式の方が自分の物としての拘りや愛着が強く湧く…と今現在個人的には考えている。
ぶっちゃけ何時の時代のムーブメントなのかも解らず、「本物」ではあるがケースとムーブメントの背景(履歴)が一致せず、メーカー公認ではあるが少し怪しいショップのニコイチと変わらないように感じてならない…(後々更にゴジャ満開になりそうなヨカン)
手持ちの時計が凄く古いモデル(エタ搭載)であったならば新しい年代のムーブ(キャリバーは同じ)に変わり若返る可能性があるが、逆に定番モデルで生産年月が比較的長いモデルで製造年代が新し目の製品をオバホに出すとメチャメチャ古い年代のエタムーブが入る事象も起こりえる筈…(確立は兎も角可能性の問題)
そもそも長年使って愛着あるものが別の物になるのであれば機械式について回るロマンが失われるので態々性能が劣る機械式時計を買う意味が無い(少ない)と考える。
でもメーカー以外のオーバーホールではクラウン(リューズ)やプッシャー等の新品交換はほぼ叶わない筈なのでメーカーに頼らないと防水の保証が無くなる…
このジレンマ、考えるとイライラと言うより正直ムカムカする。
いっそ高くても、真っ新な新品のムーブを入ってくれた方が気持ちも切り替わり割り切れるが、多分そうはならないし、初めからこういう姿勢だったら買わなかった。
今の方針のままなら二度と見に行くことも買いに行くこともないと思う。
ただ正確無比に動き、時計の機能のを果たせば良いと考えるなら機械式の蘊蓄なんか語らずにディスポーザブル扱いの安いクォーツで充分だよ。(SDGsで間違った方向に向かっているように思う。)
機械式時計を選び、愛情を注ぎ愛着を抱くタイプ、購入者の気持ちを分かってないと言うか全く寄り添ってないように思えるのだが~こんな効率だけ優先な事業モデルが成立するんですかね?
マニア付いてくる?カルティエの載せ替えが事業モデルなの?
質問4
11年前に文字盤を購入してオーバーホールを同時に施工して交換してして頂きました。
11年前のオーバーホール代金は把握しているので5年前のオーバーホール代金を教えて下さい。
※もし途中で価格改定が入っていたらその年度と金額の変化を教えて下さい。(3針・多針)
日ロレ回答:資料がないので解らないです。
自分の雑感:マジか? 面倒臭がらず資料化しとこうよ…
や、20とか50年前の話しやないんやから5年前程度ならキーボード叩いたらデータなんて即出てくるんちゃいますの?ロレックスって機械式やから社内のデータ管理もアナログなん?(修理の基本料金などは一般的に口外されているので社外秘ってことは無い筈だから面倒臭くて教えたくないだけかな?w)
質問5
雑誌やウエブ等でクロノタイムのサイズデータを見ると掲載元で意外と数値に開きがあり、当時のカタログ等を持ち合わせていない為正確なデータを掌握しておりません。
御社で判る限りの正確なデータ・設計時のサイズ(寸法や重量等)を教えて下さい。
ケースサイズ、リューズガード含まず39mmと記載しているケースが多いいが40mmくらいに感じる。
縦・ラグ含むサイズや厚さや重さのデータが載っているサイトが少なく、見付けても寸法は疎ら…
重さも自分で計ってみたものの、メーカー公表の当時のデータが知りたいです。
所謂製造当時におけるカタログスペックで設計図を明かせと言うことではありませんが、図解入りで公表出来る範囲(過去に公表した)で詳しく教えて頂けると幸いです。(当方のリファレンスのサイズ)
日ロレ回答:日本ロレックスで販売していないので資料が無いんです(手持ちの資料に厚みの記載はないんです)
自分の雑感:いやいや、大元(メーカー)が同じなんですから問い合わせして下さいよスイスに。
素人には限界があるんスよ。
あ、我の語学力の限界が低いってのもありますが~御社は 「 日本ロレックス 」 = 「 ロレックス 」 って名乗っているんやさかい、本社とは幾らでも連絡取れるっしょ?
やる気なさ過ぎなんですよ…
デフュージョンとは言えロレックスグループなんだからもっと真剣に興味持とうよ…
質問6
ロレックスは2011年辺りからランダムシリアルに切り替わる前はシリアルから製造年度を調べることが出来ましたが、チュードルにそのような解説を見付けられなかったのですが、当方のシリアルナンバーから読み取れる情報があるのであれば、判る限りで結構ですので教えて頂けると幸いです。
因みに時計好きな方のサイトで独自の表を拝見しました。
https://oysterclub.sakura.ne.jp/SP-tudorchronotime-table.html
100%合っているのかどうかは判りかねますが、当方のクロノタイムは元々TIGERダイアルでケースサイドが緩いアールを描いた曲面ミドルケース、ラグはサテン(ヘアライン)・風防はサファイアクリスタル・竜頭はチュードル盾・裏蓋もチュードル表記、ブレスレット盾は5連3駒サテン(ヘアライン)シングルロックモデルナンバー。 ※ブレスレットに見る62490 と×8刻印(←この意味も知りたい)。
上記の表と照らし合わせると私のは1998年モデルとなるようですが本当に正解なのでしょうか?
日ロレ回答:刻印と年代、製造時期や販売年度も日本ROLEXで販売していた言訳でないので資料がありません。
こちらの時計は多分ですが2000年代に入ってからの物ではないかと思われます。
自分の雑感:ん~、直ぐに回答を求めてないのでシリアル送って本社に問いあわせてくれんかのう…
古いのは認めるしロレックス銘が無いモデルではあるけど、確実にロレックスの物であり、ロレックスの歴史に当たると思うのだが…
質問7(要望)
Cal.ETA7750 はクロノグラフのストップレバーが樹脂製の画像をウエブで何件か拝見しておりますが、中には金属製の物(時計メーカーによるカスタム?・エタに仕様注文?)も画像で拝見しました。
クロノタイムに使われている ETA7750 の樹脂パーツが何処に使われているのか知りたいです。
今現在はムーブメント丸々載せ替えか分解清掃&注油どちらかは分かりかねますが自分の機体のムーブのメンテナンス中の画像が2~3枚で構わないので欲しいです…
画像が無理なら今回は諦めますが、そう言うサービスをしてくれる会社は多いいので今後そのようなサービスを取り入るべく協議に掛けて頂きたいのと、樹脂パーツの箇所だけは教えて頂きたいです。
画像を頂けるのであればこちらにお願いしたいです。(送れる限り大きな容量で。)
日ロレ回答:白いパーツの素材はプラスチックではなく「ベークライト」、ストップウォッチの歯車を止める際の衝撃緩和に使用、金属だとは歯車の方も傷む可能性があり、ただしベークライトは摩耗するので使用頻度が高いとストップウォッチの可動に不具合が出る。(ベークライトは削れ、金属ストッパーは逆に歯車側の欠け等があるので一概にどちらが優れているかは一長一短で甲乙着け難いです。)
クロノタイムでも金属の物と両方存在すると思いますがリファレンスのみでは資料も無いので分解してみないと解らない。
自分の雑感:ま、両方あるのは既に理解してるし意義も何となく理解はしてますよ。
でも使うグレードに拠って変わることを知っているのと自分のムーブがどちらか知りたいので聞いて見てる訳です…
ご回答は口頭ではなく文章でお願い致します。
メールでも手紙でも結構です。
※画像データを頂けるようでしたら回答と纏めて下記のメールアドレスへ送って頂けると幸いに存じます。
日ロレ回答:文章での公式回答は致しておりませんので…
自分の雑感:いやいや、以前(一回だけ)はしてくれたよ。 手紙で送れば回答してくたのかな?
自分と同姓同名に超近い方(一文字足りないだけ)でメチャ驚いたので覚えてるw
※ 2019年の封書残ってたし、文章で回答出来るや~んw
と言ったやり取りをしてきたものの…
自分の雑感は直接担当に言ったものもあれば、思っただけでその場では言葉にしかなかったのもアリで心の声だと思っておいて下さいw
結局何が納得出来ないか?
先に書いているので重複しちゃいますが…
否定する大部分が理屈ではなく、ハート・気持ちの問題だと思います。
一般的な機械式の時計なんて機能や性能ではクォーツやデジタルに遠く及ばないのだからロマンや蘊蓄が語れなくなったらその時点で機械式時計の存在意義はほぼ無いように思える。
機械式の語り草の一つにパーツが入手出来なくても職人が一から作れるとか、メーカーが放り出しても修正する道があるとか、最近はASSY交換が多くなったとは言えメンテや修理がクォーツより融通利く為、世代を越えて引き継げるなんて点があるった筈だが、それはただ丸々新品に載せ替えて直ればいい訳でなく、大切に使い思いが詰まったものが「壊れた部分」を直せば復活して長く使え、最終的に使い込んで思い出を刻んだ物を後世に残せるってところがロマンだった訳で、オバホもなるべく壊さない為に現状使用に不都合をきたさなくとも「壊さない為」・「転ばぬ先の杖」として定期的に分解清掃・注油をしていた訳で、ムーブメント丸々載せ替えなら壊れてからでもいいや!って発想になっては今迄培ってきた残す文化・大切に使う文化が失われる気がする。
今現在ロレックスやパテックがチューダーと同じように方針転換されたらソレ(変更)に納得して新たに買う人意外の「今持ってる人は」私と同じように異を唱え離れる人は要ると思うのですが?どうでしょう?
ただのカッコつけやミーハーなブランドLOVEや資産としてしか考えてない転売ヤーは旧来のロマンなんて全く関係ないでしょうし、旧来のオバホとの違いを理解・納得して買う人は文句など宣わないでしょうが、途中で変更されるのは不愉快である。
私のチュードルは元々日本国内には正規が存在しない時期の品で並行輸入品ではありますが、購入経緯としてロレックスがロレックスの並行もチュードルの並行もロレックスの正規品と分け隔てなくメンテナンスをすると言うサービス内容が購入動機の一つでしたし、今迄はそう言うサービスが提供されていたところからも、ムーブが丸々変更させられると日ロレで言質(げんち)取った時は非常に複雑な気持ちでした…
旧チュードルは旧縛りでロレックスで分解清掃・注油を最後まで貫いて欲しかったです。
たかだか25万、ダイアル交換して30万とは言え安いとは思っておらず…
自分の所有物を擬人化までしてないとは言え、購入した物には人一倍愛着がありビスの一本から付属のシールまで自分の所有物と言う発想で丁寧に管理してきており、私のようにオーボーホールのムーブメント交換など使用に支障をきたさないパーツまで交換されられたくないと思う機械式時計愛好家は少なくないと思っています。
しかも交換されるムーブは新品ではない…(ここ大事)。
リコンデションムーブントと名称こそカッコ良いが、幾ら完全なメンテナンスが施されているとは言え、誰がどんな状態で使っていたかも解らない中古パーツ…
そもそも通常のオーバーホール(分解清掃・注油)であれば余程不具合が無い限りパーツの交換は無く、購入時のままで済むでしょうし、所有歳月が嵩み所々順番に少しづつ不具合箇所が交換される量が増えて行ったとしてもムーブメントが丸ごとフルに変わることは一生掛けても先ず先ず無いかと。
水没でもさせたら別でしょうし、それは自分の所為なので気持ちも時計も「リセット」として諦めざるえないでしょうが…
そして自分は日常安心して使う為にどんなモデルにも防水性を求めており、正規でパーツが揃い修理の面倒を見て貰え間はどの時計も正規純正オーバーホールで貫こうと考えていました…
町の時計やオーバーホール専門店でもオーバーホールは充分可能ですが、クラウンやプッシャーはほぼ手に入らず、防水性能が保たれることは期待できません…防水性能保証無しでアンティーク品として湿気に気を使いながら使用する気にはなれず…
新チューダーでムーブメント交換されるのを拒否するとプッシャーやクラウンのみの交換などは受け付けて貰えません = 非放水仕様になってしまう…
※車の場合はフェラーリやポルシェは知りませんが、ポピラーな大衆メーカーであれば民間の修理業者でもパーツが手配出来、修理専門業者であっもディーラーやメーカーと同じ修理が可能ですが、腕時計には当て嵌まらないメーカーが多いいのがネックに思います。
近年はグローバル化に多様化と、レコード→テープ→CD→MD→配信、固定電話→携帯電話→スマホ、銀塩→コンデジ→デジタル一眼→ミラーレス、馬→レシプロ→ハイブリット→EV、物だけでなくメディアも常識も変化して昔の常識が通用しないことも増えてきました…
これからもスタンダードはある周期で変化していき、今はその過渡期なんでしょう。
ま、何処の企業も利益は大切だから無駄を排除する効率化は必須課題なんでしょうが、正直コレは違うと思うし、この選択はハッキリ言って「愚断」に他ならないと思う、個人的に全く承服しかねる案件なので今後チューダーは自分の中から購入対象外になりました。(好きな時計メーカーから外す)
ハァー、早くCEO変わって方針転換されればいいのに。
最悪他のメーカーやロレックスがカルティエやチューダー方式を追従されないことを切に祈ります。
他社含めてコレがスタンダードになるなら~思い描く思想や理想と掛け離れ過ぎる。
難しいことは言わんからこれまで通りのオーバーホールにして欲しいです。
新しい時計は金額が上がる一方で新たに購入するのが難しくなって来ているし、純正で大切に維持し形見にチュードルがこの始末なので正直ショックで腕時計熱が冷めた部分も大きく、多分これからは時計ネタは一気に減るヨカンです…
で今はクロノタイムの行く末を決めかねております(;´Д`)
① オバホせずに時を見計らって売る。
オバホの度クロノタイム見てはモヤモヤして不愉快になることもなくなるしw
今なら自分のモデルもそこそこの値段になりそうで、ダイアルと初期オバホ代は相殺出来るでしょw
売った金で最新のミラーレスカメラでも買おうかなw
② 修理専門会社でオバホ
この場合防水性は無いものに等しいので扱いがアンティーク並に神経質になる。
スーツ用と割り切ったとしても自分の使い方には合わない…
3気圧レベルはオメガのスピマスで嫌な思いをしているので社会人現役のウチはそう言う時計に興味なし。
③ ロマンとかしょうもない拘りを捨てて正規で載せ替え
拘り消したら大切に使う気は失せるだろうな~しかもハードに使える時計でもないし…
ハードに使うクロノグラフなら別のモデルの方がいいし…
ブライトリングのクロノスーパーオーシャン・500m防水買っておけば良かった?
④ 投機用に塩漬け
時計バブルも直ぐ終わるかもしれないが、修理専門店でオバホ&小傷消しだけして純正箱に戻して封印。
多分
ロレのオイパペ・デイトより良い値が付くんじゃないかとw
普段使いのボールウォッチと夏専用機のダイバーズ・リメスに予備機に甘んじているSEIKO4時リューズ軍が3機、冠婚葬祭&月一スーツ用のロレックス オイパペ デイトさえあれば我の生活に支障なしw
クロノタイムはそこそこ定期的にメンテしてチャンと「使える形見」として残す気満々だったのに…
私の中で新規でチューダーと言うブランド選択は完全に無くりました。
あ、↑上の方で載せ替えムーブ例でカルティエ上げれば「SEIKOもだよ」と言われる方も出てくるでしょうが~セイコーはケースバイケースだそうです。
一応アルピニストをオバホした際にセイコーに伺ったらオール(初めから)載せ替えではなくオーバーホール前提みたいな返事を頂きました。
勿論弱い箇所で交換が出来ないようなパーツ(嵌め殺し?)がイッてたら載せ替えなんでしょうし~本当は全部載せ替えていてもセイコーからの回答としては「case-by-case」らしいので引き合いには出しませんでしたw
と、珍な感じの愚痴ブログでした。
ん~残念無念。
因みにリコンデション済みのRef.7750のプライスは49,000円でした。
ぶっちゃけ普通のオバホの料金と比べて格段に安いとも思えもないんですがね…
まぁ~過去と比べてと言っても10年前なんで~クロノグラフをロレでオバホしたら今はもっと高いのかもしれませんが…
内訳とかは気分が戻ったらたらそのうちに…
●追記●
リビルト全否定やメンテ専門業者否定の記事ではありません♪
あくまでも今回は純正にて修理可能(ストッパーツ有)にも関わらず他者のパーツ込みでリコンディションドと銘打ってムーブで丸ごと別物に載せ替えすると言った方法を採用されたメーカーの所行・方針転換についての異議です。
そもそもオールド(アンティークやヴィンテージ)扱いされる年代の機械式時計でクォーツの様にメーカー修理が利かないとメーカーに匙を投げられたモデルでも職人に拠って甦る可能性が高い機械式時計に浪漫を感じて購入している訳なので、昔ならスペアー・予備パーツ取りにジャンク時計買っとくか?くらいに考えていくらいであり、新品パーツがどうしても確保出来ないような場合「リビルトパーツ」や「ワンオフパーツ」にての 『 再生 』 は大歓迎、そこが機械式時計の醍醐味であり浪漫だと思っております。
ただし、それはあくまでも自分のムーブベースに壊れた箇所を再生する前提の話しですw
従って元(自分の時計のムーブ)のパーツが一つも無いのは許容しにくいです…
愚痴っているのは 「 側(ケース)は自分のでも中身は他人の物。」 って点です。
文句はコレ一点に尽きます。
外したムーブを破棄せず、点検オーバーホールしてリコンディションムーブと銘打って使う。
オバホだした本人のムーブメンテするのと何が違うのよ?て感じなんだよな…
個人の物としての組付け作業分が手間なのは理解してますよ、でもそこ機械式時計と言うものわ所有する側の 「 拘り 」 なんじやないの?と声を大にしていいたです…
そして…
今ではそのパーツ取り用と考えていたジャンク時計すら高騰と言う有り得ない状況です…
悲しい…
――― 雑感 2022/8/16 ―――
そんな感じでコレからは自分のチューダーはロレではメンテナンスしません。
そう、他所でもメンテナンス・分解清掃は出来ます。
ただそうするとリューズやプッシャーが交換出来ない為防水性が保てないので今まで通りラフに使ったら何時かは浸水するでしょう。
はい、今から既にアンティーク予備軍ですw
リコンデションムーブを受け入れれば防水性能が維持出来ます。
そこがムカツク訳です。
納得出来ないのはそこ一点のみです!!
自分、防水性が低いオメガで嫌な思いをし、ソレが嫌だから正規で面倒見て貰えるウチは全ての時計は正規オーバーホールに拘ってきた訳ですが~チューダーの対応には本当刈る2に心底幻滅です。
もう人にはチューダーは絶対勧めないですし~自分の購入対象には入れません。
購入した製品を大切に使い語り継ぐ、コレが機械式の美点だと考えていたのですが…
チューダーの対応のおかげでスッカリ時計熱もかなり冷めました。
ありがとうチューダー、そしてさようなら良き時代のチュードル。
これからはとっておきから普段使い時計に降格です。
普段使いの時計が嫌いって事ではないく、普段使いのボールウォッチとかリメスも今までも大切に使ってますが、ロレの15200やクロノタイムは本気で一生大切に使おうと特に大事にしていたのでその反動が大きく…
手持ちベースで純正でオバホ出来ないことで愛着が薄れました。
もし浸水して壊れたら無理して直さず~売っぱうリストに。
だって直しても防水性が無いからまた浸水すること確定ですしね。
正直出番は経るんでしょうね~、こんなことなら国内正規なんか出来なければ良かったのに。
はぁ~コスト優先・利益率優先で全く残念な事象でした(-。-)y-゜゜゜
Rolex Tudor Overhaul Maintenance