リアショックのオイル漏れ保証交換とアライメント調整
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
ショップ作業 |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
リアのショックアブソーバーからのオイル漏れによる保証交換と、それに伴うアライメント調整を行いましたが... これに関してはメーカー(スバル)の見解についても販社の対応についてもちょっとガッカリさせられました。
事の発端は春先に冬タイヤ→夏タイヤ交換をした際に、リアショック左右共のオイル漏れに気付いたことでした。(画像は、水かなオイルかなと外筒表面をざっと拭き取ってしまった後で写したのでちょっと分かりにくいですが、付着したオイルにブレーキダストやホコリ等が絡んで真っ黒になったロアシートが状況を物語っていると思います)
2
ちなみにレヴォーグの場合、1G接地状態では画像のとおりダストブーツがロアシート間際までショック外筒を覆っているため、よほどポタポタ滴るような状態でない限り、ジャッキアップしてみないことには漏れに気づきにくいんですが、少なくとも前年12月に夏タイヤ→冬タイヤ交換した際には何ともなかったので、冬の間に症状が出たものと思われます。
(実は2月にディーラーで定期点検を受けており、その際も指摘はありませんでした。この時点では問題なかったのか、前述のとおり目視では気付かなかったのかは不明ですが...)
ともあれ、オイル漏れ発覚後すぐにディーラーに行って訴えるも、「ピットが一杯なのでまず点検の予約を取ってくれ」と... やむなく5日後に予約を入れ点検して貰うことに。
この時に、ダメモトで以下3点の依頼事項を伝えておきました。
①もしリアショックの交換になるなら、アッパーマウントのインシュレータ(ゴム)も交換してほしい。
②もしリアショックの交換になるなら、前後バランスを取るためフロントショックも同様に交換してほしい。
③前後ショックを脱着したらせっかく取ってあったアライメントが狂うので取り直してほしい。
結果は、「リアショックのオイル漏れは確認できたので、左右とも保証対応で交換させて頂く。 ただし、アッパーマウント周りの交換は応じられない。フロントショックの交換も応じられない。なぜならメーカーが不具合の出ている部品しか交換を認めていないから」 とのある意味予想どおりの回答でした。
ここでまずメーカー(スバル)に失望...
これがもしチョイ乗り、お買い物専用車ならリアショックのみの交換でも納得しますが、そもそもレヴォーグはメーカー自らGTツアラーなどと銘打って走りを前面に押し出した車種。 さらに私自身、走る車が欲しかったからこそわざわざ2Lモデルを選択している訳です。
なので、「2年半、約34000km走行分の経年劣化を無視してリアショックだけが新品になったらクルマとしてのトータルバランスが崩れると思わん? フロントショックとアッパーマウントも含めて交換してこそ本来の性能を発揮できるんちゃうん?」 と食い下がってみましたが、「ごもっとも。こちらもそう思うが、メーカーが認めていない以上勝手に対処する訳にはいかない」とのこと...(今回はリアの左右共でしたが、これがもし片方だけなら左右バランスもお構いなくその1本だけしか交換しないそうで徹底してます)
ならばアライメントもダメだろうなぁ、ストラットと違ってマルチリンクならショック脱着してもそんなに狂わんやろし... と思いつつ確認すると、何とこちらはOK、しかも前後共とのこと。(これが後々ディーラーへの失望につながる訳ですが、この時は単純にアライメントテスターは自社で持ってるから迷惑掛けた分サービスのつもりかな と呑気に考えてました)
3
さて、部品入荷を待ち、作業日を調整して二泊三日でクルマを預けました。(ショック交換だけなら一泊二日でよいが、アライメントを取るために二泊三日になるとの説明あり)
で、たまたま、アライメントの調整結果を確認したいので結果シートのプリントアウトよろしく と担当営業に電話すると... しばらくして電話が掛かってきて「今回アライメント調整には応じられません」 と...
その後の細かいやりとりは省略しますが、再調整した結果、「やらせて頂きます」と担当営業から確約があったにも関わらず、翌日引取りに行くとアライメント調整されていないという残念な結果が待っていたのでした...
担当営業を問い糺すも埒が明かないので、店長、後から工場長にも同席してもらい経緯を詳しく説明して協議した結果分かったことは、ディーラー(整備部門)の見解としてはリアショックの脱着ではアライメントの取り直しは通常やらないとのこと。 最初の点検時のOKはともかくとしても、最終的には担当営業が本来はできないものをOKと言ってしまったという経緯でした。
ディーラー側は行き違いがどうこうとか、担当者が良かれと思ってとか弁明してましたが、さてどう折り合いを付けたものか...
「もちろんこちらも最初から出来ないというものまでクレーマーのごとくやれというつもりはなく、現にアッパーマウントやフロントショック交換はあきらめている。 アライメントに関してはやりますと言われたからそれは有難いと感謝してたのに、事後のどんでん返しで出来ませんでは筋が通らないから問題視している」 と言うべきことは伝えました。
結果的にはディーラー側の落度なので、店長・工場長采配により後日アライメントを取って貰えることで決着しましたが、少々後味の悪さは拭えませんね...
巷間よく言われる、「スバルはクルマ自体はいいんだけど...」との風評、あるいはオーナーが自虐的に口にする「スバルに乗るならこのくらい気にしちゃいけない」との弁は、こういったメーカーと販社をひっくるめた総合力にまだ向上の余地あり ということなんでしょうね。
4
さて、この件、実はまだ後日談がありまして...
アライメント調整は約1ヶ月後の車検前点検で1日預ける機会に併せてやってもらうことにしてたんですが、その2日前になって電話があり、「1泊2日で預からせて貰えないか」と。
聞くと、アライメントテスターを校正したら不具合が見つかり、いつ再稼働できるか見通しが付かないので、タイヤショップへ外注に出したいが、ショップの休日の都合でもう1日預からせてほしいとのこと。
こちらは別に作業してくれるならどこでもいいんですが、自社で賄う筈だったのに外注に出したディーラーとしてはその分損失だったかもしれませんね。
ちなみにアライメント、前回調整からけっこう期間が経っているせいか、思った以上に狂っていたようです。
そういう意味では紆余曲折あれど今回調整できてよかったです。
5
余談ながら今回借りた代車はこれ。インプレッサ・スポーツの1.6i-L。
NAなこともあり正直期待してませんでしたが、意外にもキビキビ走ります。(内装の仕上げもよくできています)
もちろん絶対的な性能は比べるべくもありませんが、軽量が効いているのと、スロットル開度~エンジン回転~CVTギヤ比といった連携制御の味付けが上手くなったようで、出足の良さなどフィーリング向上に繋がっているようです。
あと、パドルでシフトダウンした際のレスポンスと制御もレヴォーグより良くなっている印象で、5→4→3→2とスパスパ落とすことができます。(レヴォーグはオーバーレブリミッターの感度が良すぎるのか、CVT保護の制御が過剰なのか、あまり素早く落とそうとすると拒否される場合があります)
もっとも、このインプレッサは排気量の関係なのか、疑似有段の設定がクロスし過ぎているのか、2速まで落としてもエンジンブレーキの効きはおとなしめですが。
ちなみに新シャーシの剛性は、残念ながら街乗りの域では感じ取れませんでした。
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