TPMS電池交換
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
ある朝、通勤のためクルマを走らせていると...
「ピーピーピーピー」と鳴り響くアラーム音。何事?? と車内を見回していると、TPMSの右前輪の表示が点滅しています。
えっ、空気漏れ? にしては表示は2.5のまま。 液晶をよく見ると右上隅にバッテリマークが表示されているので、センサーの電池切れでした。
こんなこともあろうかと予備の電池(CR1632)は4つ買い込んであったので、全輪分交換することにし、センサーを取り外して屋内へ...
2
センサーのキャップは固く締まっていて、手では回せませんでした。
カシムラのこの製品は親切設計で、センサー本体側にナットが装着されているため、画像のように10mmレンチを掛けて簡単に緩めることができます。
ただ、ちょっと改良の余地ありなのがセンサー本体のナット、センサー脱落防止用のロックナット、共に二面幅が10mmなんですよね。
画像下側のバルブ装着状態を再現した様子を見てもらえば判りますが、銀色のロックナットのほうにスパナを掛けたつもりが、センサー本体側のナットに掛かっていたということがよくあります。(ホイール装着状態だと半ば手探りなのでなおさら)
3
さて、キャップが開いたら電池の交換。
電池を固定している金属ステーは、一方向へのみ電池を押し出せる構造になっています。(電池のズレ防止のツメが無いほうへ電池を押し出す)
純正の電池には買い置きしてあったのと同じパナ製が使われていました。
と、ここで最大の注意点。
電池の交換は必ず1つずつやりましょう。いっぺんにやってしまうとセンサーとキャップの関係性が判らなくおそれがあります。
キャップにはどのタイヤか示すラベルが貼られていますが、センサー側には表示がないので、ごちゃ混ぜにしてしまうと区別が付かなくなってしまいます。(実はやらかした)
今回、この画像を写すために3ついっぺんにキャップを開けましたが、注意していたつもりが並べ替えている際にうっかりキャップとセンサーの位置関係をずらしてしまい、どれがどれか判らなくなってしまいました。
4
さぁ、把握できている右後輪以外をどうやって特定するか...
とりあえず1つずつ装着してみれば、対応するセンサーが液晶に表示されるから判別できるだろうと、1ヶ所装着してエンジンを掛けてみますが、表示は前回エンジンOFF時のまま、そのうちご丁寧に電池切れアラームまで鳴り響きます。
う~ん、困った時のマニュアル頼み。
操作説明書を探し出して確認すると、この製品のセンサーは20km/h程度で走らないことには反応しないとのこと。
1つずつ装着して走り回って...を繰り返すのも面倒なので、さらに説明書を探すと、おぉ、ありました。センサーを再登録(要はペアリングのやり直し)してやればいいようです。
(画像は操作説明書から転載しています)
さっそく手順に従って操作することで事なきを得ました。(注意点としては、先にセンサーを装着せず、液晶側で③の手順まで済ませてからセンサーを装着する必要があります)
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