カム角センサー交換後
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
関連情報URLに示す”怪我の功名”と題して昨年9月に投稿したことだが、エンジン後部がオイルで汚れる原因はカム角センサーのOリングの位置ずれにあった。あれから4ヶ月になるが、センサー交換後、車が後ろに引っ張られるような現象はもう完治して久しい。デジタルオシロスコープでは捉えたセンサーからのヒゲノイズに対して、ECUはエラー判定できないにも拘わらず、変なタイミングで噴射や点火信号を出していたようだ。それゆえ、エンジンの回転が瞬間的に乱れたことが頷けた。一方、オイル汚れの方はどうかとチェックしてみた。
2
以前はこのように、オイルパンの後方までオイルがカム角センサーから下へ垂れてきていたが、もう大丈夫であることを確認した。
また走行後、ボンネットを上げると以前はしていたブローバイ臭も完治した。カム角センサーを交換したことで、3つの問題が解決し、一石二鳥ならぬ一石三鳥であった。
3
この寒いのにチェックした訳は、来月、19年目の車検を控えており、下廻りをチェックしておいて、要交換部品を洗い出しておこうと思ったからである。
特に、運転席側のアウタードライブシャフトブーツは新車時からのもののままであり、気になっていたが、この写真のように大丈夫そうだった。
4
助手席側は以前、ヒビがあり、グリスが僅かだが滲み出始めていたので、この緑色の分割式に交換したが、こちらも大丈夫だった。
5
写真には収めなかったが、ドライブシャフトのインナーブーツ、ロワーアームのボールジョイントブーツ、タイロッドエンドのブーツとタイロッドの蛇腹式ブーツも調べたが、どれも問題無かった。ということで、ゴムブーツ類は発注しなくても良さそうだ。
現在、走行距離は22.6万kmであるが、R2は私がサブカーとして、セルシオで行くにははばかるような近場用として乗るだけなので、距離は以前、娘が乗っていたときほど伸びていない。その割にトラブルが多く、昨年は、パワステ警告灯から始まって、ベルト鳴きが起き、瞬間的なミスファイヤがあり、さらにパワステがダルになる問題があった。新車から19年に近くなると、故障とは付き合って行くしかないが、どれもDIYで対処できた。原因を調べ、対処方法を考え、それを実施して検証するのは楽しみでもあったりする。
6
参考までに触媒後のO2センサーを見てみたが、この写真のレベルで、特にオイリーでは無かった。
娘の乗るステラは現在、9万kmのオーダーで走行距離はR2に比べて約1/2.5と少ないのに、クランクシャフトの後部シールから漏れて来るオイルで、この写真のメッシュ部分もその下のO2センサー自体もベタベタである。そして、排気管の熱でオイルが燻る問題がある。ステラは以前、オイル消費が激しかったため、ケミカル類を使ったが、それと同期してオイルが垂れて来るようになったという経緯があり、ケミカル類の副作用かと私は疑っている。
7
ケミカル類は効果とは裏腹に副作用が付きものであるが、それを明示している製品は殆ど無い。副作用は示していなくても、成分が明示されているものは、薬品の特質を調べることができるが、成分をまともには示さない会社も多く、私はそういうものをなるべく避けるようにしている。
遅効性でも、フラッシング剤やエンジンクリーナー剤の多くは有機物への攻撃性のある成分を含むことが多いものである。
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