
走行距離が14万キロを超えたユーコンですが、いたって快調です。マイル換算すると、8.7万マイル。USでは、まだローマイルと言われるくらいの距離なので、当然と言えば当然です。
購入時7万キロを少し超えたあたりだったので、ちょうど半分乗ったことになります!
乗り心地は硬いですが、このサイズのSUVとしては、結構飛ばせる仕様に仕上がっていると思います(^^)
難点は、塗装の弱さとA/Tが4段であること。Moty'sのATFが入っているので変速はスムースですが、4速を高めて、2、3速を低めて、それぞれの間に一段ずつギアを追加したいです。塗装は長期間野ざらしや太陽に当てたりすることもなく、艶はあるものの、2年半の所有期間で一番経年劣化が進んだ部分と感じます。
ユーコンはまだ全然飽きが来ていなく、カラダの一部みたいな感覚ですが、漠然と乗り換え検討中です。一番の理由は物理的な制約「サイズ」です。一回り小さいクルマに乗り換えようか、と考え中です。
受持つ仕事が増えてきた関係で、駐車場で苦労することが増えてまして。。。
自宅の駐車場は問題なく、走っていてもデカ過ぎて困ることはないですが、出先の駐車場だけはどうしようもなく(>.<)
せっかく小さくするなら、たまに行く青山のスーパーの駐車場にも入ってほしい。
たしか、5.6m x 2.0m x 2.1mで車重2.3トンまで。でも、高さは1.8mくらいまでがありがたい。
真っ先に浮かんだのは、Maserati Ghibli Sです。趣味性と現実性を非常に高いところでバランスしていて、相場も下落傾向にあります。試乗した感触も良く、次はGhibli Sに乗ってみようか、と思っていました。
しかし、オークション相場とかいろいろ見てみると、今の相場は悪くない反面、自分にとってはデメリットも。。。
イタフラ系サルーンは同様の傾向のクルマが多いですが、『距離による値落ち』が結構激しいのです。年間3万キロくらい乗ってしまうと、車両価格が毎年1/4~1/3くらい下落してしまうように見えます。それに、最初の車検を迎えるクルマが一定数いるはずの時期なので、今はあまり買い時ではないかな、と。
そして、もう一つはLevanteの存在です。SUVであること以外、Ghibliと近しいクルマですが、ホントはこっちのほうが欲しいのです。Levanteがどこまで値落ちするか未知数ですが、2年後くらいにLevante買うほうがいいかなって考えに変わってきたのです。
サイズを落とすと言っても、出張が多いと、夜のサービスエリアでパソコン広げて海外と電話会議したり、着替えたりってことも結構あって、室内のある程度の広さというか高さは現実必要。そして、細かいこと言うと、スーツはおらずにかけれる室内高があるとありがたい。なので、小さくすると言っても、極端にサイズを落とすことは考えていません。
マセラティと同じ次元でほしいベントレーのアルナージュT、コンチネンタルTは、重量的に対象外。コンチネンタルTは日本も相場が上昇し始め、市場に出る機会も減りましたが、アルナージュTは横ばいです。比較的現代的な後期のアルナージュTをさらっとアシにしても、カッコいいですけどね(^^)
一回り小さいSUVも見てみますが、ちょっとビックリです。
グラチェロSRT8やNA最後のW163 ML63も2.3トンに収まらないんですね! 958カイエンもV6のNAしかムリそうですね(>.<)
SUVだと安全圏に入るためには、GLCまでサイズを落とす必要がありそうです。GLC、結構好きではありますが。。。
要件を満たし、『今』ほしいと思えるクルマがないに近い状態です。。。
であれば、サイズ制約があるうちはコストを抑えるクルマに乗っておいて、サイズ制約がなくなった時に備えるのがいいかな、って気持ちになります。
そんなわけで、コスト重視でクルマを選ぶことになりそうです。年間走行距離が2,000キロとかの頃は、何に乗っても、維持費に大きな差が出ることはなかったですが、年間走行距離が30,000キロとなると、話は別です。
コストをまとめると、以下のような感じでしょうか?
① 燃料代
② オイルやフルードの液体類
③ プラグ、ブレーキパッド、タイヤなどの消耗品
④ エアサス、クラッチ、ステアリングラックなどの大物系の消耗品
⑤ コーティング
⑥ 車両保険や税金の類
⑦ 距離による車両価格の値落ち
自分の今の使用状況の場合、一番大きいのは、『⑦距離による車両価格の値落ち』になります。年間維持費が30万で済んでも年間100万値落ちしてしまうクルマよりも、年間維持費が100万かかっても年間20万しか値落ちしないクルマのほうが、総コストは安いということです。
①は燃費を意識してクルマを買えたためしがないので、極悪でなければ、くらいに考えます。高速で燃費が伸びないクルマは除外ですが。
②はクルマによる差がほとんどない部分と考えます。というか、どのクルマでも、ここは妥協しません。Moty'sとの出会いが大きいですが、エンジンオイル、ATF、ブレーキフルード、どれをとっても違いを明確に体感できます。そして、当然メカにもやさしいので、高速長距離が多い場合には、妥協してはいけない部分と感じます。③も同様ですね。アジアンタイヤなんかは、いろんな意味で値段なりのものでしかありません。絶対履きません!!
④は車格・性能に比例します。エアサスやクラッチは恐れられますが、バネサスでもきちんとしたものを入れれば、コスト的にエアサスと変わらないですし、ここはロングライフのパーツ入れるとか、きちんとしたものが組まれたクルマを探すしかなさそうです。
⑥の車両保険は逆に、車格に比例するとは限りません。そのモデルというかグレードの事故率や盗難率に左右される傾向が強いので。
こうしたコストを足していくと、そのクルマにかかりそうな、おおよその維持費が見えてくる。そして、『毎年、そこまで払ってまで欲しいか?』という視点で見ると、少しブレーキがかかる気持ちになるクルマも出てきます。
①~⑥は選ぶクルマによって多少は調整できるものの、『⑦距離による車両価格の値落ち』を抑える方法は2つしかありません。そもそも車両価格の安いクルマを買うか、値段が上昇しているクラシックかプレミア中のスーパーカーを買って動態保存するかです。
日頃、ガンガン乗るクルマを買うとなると、『車両価格の安いクルマを買う』しか選択肢がなくなります。
そんなわけで、ポジティブな乗り換えとは少し違いますが、制約を満たすクルマへ乗り換えを検討中です。
つなぎのクルマと言えば、そうなのですが、つなぎという乗り方はクルマに失礼なので、値段や維持費が安くても接し方を楽しめるクルマにします。
今までの車歴からは絶対買わなそうですが、条件にあって、センス良くモディファイされた、あるクルマの話を進めています。しかし、今回もコンペになりそうで、、、どうも目をつける個体は競争率激しい場合が多いです。。。
ユーコンは自分の元に来ましたが、ナビゲーターとか買い逃した個体もあります。
今回は縁があるかな??? 縁がなければ、のんびり次を探します!!
※写真は次の候補と全く関係ありません。歴代愛車で燃費的にも優秀だったXJRです。これもいいクルマでした(^^)
ブログ一覧 |
中古車 | クルマ
Posted at
2017/09/02 23:19:10