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帆世のブログ一覧

2012年03月19日 イイね!

中古車の穴場 その④

中古車の穴場シリーズの復活です^^

次は二ケタ万円のクーペ / オープンのジャンルと思ってましたが、イマイチ「これは」って一台がない… それに最近、いろいろと考えてるので、今回は少し方向を変えます。

今まで、燃費・維持面ではやさしくないクルマばかり乗ってきて、ミラ君と過ごしながら、いろいろと考えさせられてます。燃費に加え、軽はノーマークのジャンルだったんで、ちょっと調べたら維持費の安さにビックリ (X_X);

燃費の悪い車で乗ってないのは、ベントレーの6.7ターボ系、ジャガーV12、ユーノスコスモ3ローターくらい… どれも一度は買おうと思って見に行ったし、今もほしい (^^;;


でも、穴場というからには、購入価格はもちろんのこと、維持費重視で考えてみようかと☆
残念ながら、コストを無視できる身分ではないので…
まぁ、そうなれるように頑張ろうとは思いますが (^^;

例えば、ランボやフェラーリの最新モデルをデビューと同時に納車させて1年乗って売っても、ほぼロスしないんですけどね。過走行したり事故したり、と程度を落とさなければ… この話は置いておきましょう。


ランニング・コストという意味では、一番利くのは軽さ! 燃費にも消耗品にも!
そして、もう1つコストで忘れてはいけないのでリセールでしょう。

これを突き詰めるとディーゼルと軽の組合せに行き着きます! 
そんなのないですが、もしあれば究極です。


うーん、しかしクルマを効率だけで選んでしまって良いものなのか? 
違いますよね!!

味わいやら走りやらいろいろ満たして、なおかつ維持費も実は安い! 
だからこそ「穴場」なのかなと☆

なんかハードルを上げてしまいましたが、何パターンか考えて見ましょう!


まずは、小さいほうから。1台目はホンダのZ。新しいほうです。



いや、このクルマ、マニアックです!
縦置きミッドシップに、ビスカスセンターデフ式の四駆!

開発者の思いが感じられるし、それ相応の開発コストがかかっただろうなって印象は受けますが、販売はイマイチだった模様…
こういうクルマは頻繁に作れるものではないから、人気車の程度そこそこ物件に行くなら、こっちのほうが味わい深い、かと^^


次はシトロエンの先代C4クーペ VTSです。クーペってよりハッチですが… (^^;



2006年あたりの5万キロ前後の個体が100万そこそこで買えるので、悪くはないでしょう! 新車乗り出しは400万近かったでしょうから。

ライバルはメガーヌのルノースポールでしょうが、こちらは通好みで相場は堅い。RS良さそうですけどね☆ ディーラーで見ただけですが、座っただけで「分かってる人が作った」ってのが伝わってくるクルマでした!

でも、C4 VTSも近年のシトロエンらしく、センターの回らないステアリング、デザイン、質感など、フツーじゃない乗り物に乗ってる感はあります!
0-60mph 8.0秒、最高速227キロ、燃費EU複合約14km/L くらいなので、維持費・走り・所有感のバランス取れてる感じします。
車重1330キロにNAエンジン、これを5段マニュアルで駆る形ですから、燃費も期待していいでしょう! 最近でこそ、制御の賢さでMT燃費をATが上回る車種も出てきましたが、まだ軽い車重にマニュアルが優勢と考えます。


そして、もう一台シトロエンからは、クサラピカソ。



年式は少し落ちるけど、ワンオーナーの3万キロくらいの個体を二ケタ万円でゲットできます。このクルマも新車乗り出し300後半です。

イタリアでHDIのレンタカーに乗りましたが、まったりしてて疲れないし、中距離・長距離走る機会が多い方にオススメです。ちょい乗りだと良さが分かりにくいけど、ある程度の期間乗って、長距離走ったりすると良さが分かる類のクルマと思います。

このクルマに乗ると飛ばす気が起きないので、スピードに疲れた時の清涼剤としてもいいかもしれません。車重も1360キロですし、維持費と快適性・楽さ加減のバランスでは、なかなかこんなクルマないと思います!


そして、次は4th Camaroです。
ケン奥山氏デザインの先代モデルです。



走行1万キロ程度のクーペが、時たま100万前後で出てくるので、そんな個体が狙い目です。実用車としてV6クーペ狙いです。

わかり易いカッコ良さだし、室内もクーペとしてはゆったりしてて広いし、排気量はありますが、高速燃費もV6はリッター15近くまで伸びてみたり、ベラボーな維持費がかかる車ではありません。シボレー・ブランドですから、パーツもそんなに高くないですし、アフターも豊富です。

V8はマフラーとヘッダース変えてやると、LT1もLS1もドロドロ~ないい音させますが、ここはあえてV6を実用車として乗るのがいいかなと!

スポーツカーじゃなくてあくまで実用車です! 乗っててイヤにはなりませんが、V6は音も…だし、コーナーも…だし、スポーツカーレベルの走りは期待できないですから(^^;; 
でも、目が三角になる雰囲気ではないですし、これも長距離疲れません。
ゆったり乗る車なんでコンバーもいいですね^^

今回はこの辺りで☆
次回はまた趣向を変えてみたいと思います。
Posted at 2012/03/19 00:51:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中古車 | クルマ
2012年02月26日 イイね!

中古車の穴場 その③

やっと、更新する時間ができました…

二ケタ万円で買える、味わい深いSUV。
もちろんフツーに日常的に乗れて…、乗ってて楽しいヤツ。

前回はシボレーを出したので、クライスラー系とフォード系からいきます!


まず、クライスラー系ではダッヂの初代デュランゴR/T。



ようやく二ケタ万円でも出てきたし、新車並行の割合が結構高い。
ただ、このクルマをオススメしたい理由は、そこではなくエンジンです。

Magnumシリーズと名づけられた5.9L V8は、2000年前後のSUVの中では、最もアメ車濃度が高かった印象があります。いわゆるアメリカンV8って言葉から連想するエンジンに最も近いのでは、と思います。

自分はダコタで経験しましたが、力強い回り方とドロドロ系の排気音で、乗ってて楽しくなります^^

また、このエンジンは本国ではグランドチェロキーにも搭載されていて、こちらはコンパクトな分、当時のSUVでは最速の一台でした。当時の米誌の計測データで、0-60mph 6.8秒をたたき出しているので、かっとび系SUVのパイオニアであるAMG ML55と同等の加速力ということになります。


そして、エンジンつながりで、もう一台ダッヂラムチャージャー。



このクルマはメキシコ生産で、アメリカ本土でも売られませんでした。
ベースはダッヂラムトラック1500で、リアのライトがボイジャー用だったり、なんとなく廉価版の印象を受け、2ドア2駆のみでセールス面でも振るわなかったですが、日本ではラム顔のSUVってところに、存在価値があると思います☆

アメリカンSUVのV8は、マフラーとヘッダーズ(エキマニ)を変えてあげるとドロドロ言うようになりますが、この年代で個人的に音買いするのであれば、Magnum 5.9L + ギブソンがチョイスです^^


続いては、フォード系です。

金額的な選択肢は、2代目・3代目のエクスプローラーということになると思いますが、この頃アメリカに住んでおり、さすがは当時のベストセラー、今の日本でプリウスやらフィットを見る勢いで走っていたので、なんとなく感覚が麻痺してしまっています…

でも、そんななかでも一台だけ欲しかったモデルがあります。Saleen XP8。



S7、マスタングS281で知られるサリーンが仕上げたコンプリートカーです。
V8 5リッターのエクスプローラーをベースにスーパーチャージにより286馬力へスープアップし、足回り、ブレーキ、タイヤ・ホイール、フルエアロ、レカロシートと一通りいじってありました。98以降は、ATもクラウンビクトリア用が入ってたようです。
生産台数はわずかに119台です。

一時、本気で欲しくて個人輸入も考えましたが、エアロ割ったら入手困難、当時はまだサリーンが正規で入る前で、国内での調整・メンテ、パーツ確保にも不安があり、あきらめたことがあります。

そう言えば、デュランゴにも、キャロルシェルビーが仕上げたシェルビーSP360なんてのがありましたね^^


次はヨーロッパ系を見てみたいと思います。
ここは結構難題です。

まず頭に浮かんだのは、ランドローバーのディスカバリー2と2nd Range Roverですが、ここはハードルが高いです…
故障が多いというよりも、複雑な機構が多くメンテや調整が必要なものが多いと言ったほうが良いかもしれません。



この頃のローバーは、オンオフの両立をエアサスやH型ゲートなど、メカとソフトウェアで解こうとしていた印象が強いです。92年の最終コイル物のクラシックレンジに乗ってましたが、この車の足回りは完成度がかなり高かったです。ここから更に上に行くには、BreakThroughが必要で、エアサスに行くしかなかったのでしょう…

ここで言うオンオフの両立は、今の時代のSUVのようにオンでスポーツカーのように走ることを目指したのではなく、ラグジュアリーサルーンを目指していました。それに現在のモデルよりもオフ比重が高く、これが味わいに寄与していたと感じます。

オフでの微低速でも扱い易くした結果生まれた、濃いクリームをかき混ぜるような濃厚なフィーリングのV8、ロールを許し硬くないのに粘る足回り、カチッと利くブレーキ、独特の速度感、どこか温かみのあるインテリア、と独自の世界感があり、この世界感というか雰囲気はこの世代までではないかと思います。

これじゃないとダメな方がいる類の車なんで、二ケタ万円での味見で旨みを取るのは難しいかもしれません。ソフトの性能も今の基準では未熟ですし、味わいの裏に複雑な機構と相応のメンテの必要性があるところが難しさです。


そして、もう一台。アウディの初代オールロードクワトロ。
最近見てて、結構安くなったなぁって思った一台です。



これはSUVなのか微妙な感じがするし、いまだにこのハイトワゴン?はよくわかんないコンセプトであります…

搭載されるエンジンは、当時のS4と同じ2.7Lターボときてるから、よりよくわかんない車です^^;;
北米などには、このエンジンを載せたA6のスポーツグレードも存在してました。

ただ、アウディが本格的に内装の質感とか品質に力を入れ始めた世代の車なので、作りは悪くないと思います。この代のA6とW210、E39を見比べ、たしかに質感が高い!と思ったのを覚えています^^

いまとなっては、結構前の車ですが、このよくわかんないコンセプトのおかげが、あまり古臭く見えません☆
そういう意味でも、二ケタ万円で乗るには、意外と良い選択かもしれません。

今回は、この辺で!
セダン、SUVと来たので、次はクーペ / オープンですかね☆
Posted at 2012/02/26 00:04:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中古車 | クルマ
2012年02月20日 イイね!

中古車の穴場 その②

二桁万円のセダン…
その他にも、166、300M、X308 XJ、Vectra、9-5、プラウディアなどなど…、他にも良さげな選択肢はいろいろとあります。

でも、今回はSUVに焦点を当ててみたいと思います。
SUVは世界的にも流行しているというか、一定のポジションを築きつつあるので、人気・不人気で相場にバラつきがあるカテゴリーです☆

このカテゴリーは個人的にも好み(偏り)が出そうですが、今回もセダン同様、二ケタ万円での味見中心で見ていきたいと思います。

まずはランクルを考えますが、ハチマルの中期ガソリン車が候補です。
20年近く前の車で、走行も15万キロとかになってきますが、この車は丈夫です!
去年まで自分も乗ってましたが、故障とか不安とか全然なかったですし、今見てもカッコいいしフツーに乗れます^^



ただ、今となっては薦められて買う車でもないので、欲しい方はいっちゃってください! という感じです。

もう一台、Y61のサファリも面白いかもしれません。
Y60しか乗ったことないですが、ランクル同様の頑丈さで、こちらのほうがよりダイレクトなフィールです。国内では人気がない分、ランクルよりも値落ちしてます。でも、やっぱ好きな人向けの車ですね… 今では珍しいパートタイム式ですしね。

その他、日本車ではこんなのどうでしょう?



パジェロエボリューションです。
結構前の車ですけど、ラリーレイドのホモロゲートだけあって足回りなど作りは本格的です。耐久力もあり、電制お化けになる前の世代の車なんで、今でも問題なく乗れると思います。 280馬力で100キロまで7秒台で加速するので、今乗っても遅くて嫌になることもないでしょう☆

ここ十数年はSUVのオンロード性能の進化が著しいので、誤った選択をすると遅くてびっくりします (>_<)


次にアメリカ並行を見てみたいと思います。
こちらは穴場というより、落とし穴かもしれません…

人気車種にいくほど走行距離、車の状態、価格の辻褄の取れた車がかなり少ない印象を受けます…

例えば、2nd Navigator (2003~06年式)で考えた場合、本国で100万円で買える個体は、軒並み走行距離が15万キロ~20万キロくらい出てます。
円高なんで $12,000~13,000くらいとして、Ebaymotors や AutoTrader で見てみました。これでも、USでは極端に走ってるほうではないでしょう…

この車を日本で乗り出すためにはプラスで150万近く、車両入れると250万近い買い物になるはずです。並行輸入・個人輸入の場合、費用は大きく↓の5種と言えます

(1) 輸送費 ⇒ 手続きとか保険入れても、2000~3000ドルレベル
(2) 通関費 ⇒ しれてます
(3) 予備検費 ⇒ ガス検取得済車ならいいですが、ないと高くつきます!あとは法規対応
(4) 登録費 ⇒ 中古並行でも新車登録となるので、フツーの新車の諸費用と同じくらい
(5) 代行手数料・お店の利益 ⇒ 自分でやったら、かなりの労力と時間が必要です(>_<)

しかし、250万円前後で乗り出せるナビゲーターで、こんな走行距離の車には出会ったことがない…

でも、この走行距離でも極端にこわれるかと言うと、そうでもないと思います。USでは、そこそこ裕福な家庭のファミリーカーで、平日はママが買い物や子供の送り迎えに使ってて、休日はお出かけ用とかでしょうから、年間20000マイル(32000キロ)くらいフツーでしょうし、このクラスの車はガレージ保管のケースのほうが多いでしょうから! そんな使い方をされたこの距離の車を、USではフツーに実用車として次のオーナーさんが乗りますからね☆

走行距離が短いとすると、Salvage Title のリスクもあります。このTitleとは、車の血統書 / 履歴書のようなもので、事故や自然災害などで車がダメージを受けると、Salvageになります。通常はClean Titleといいます。日本でいう修復暦みたいなものでしょうか。

最近、国内でも聞くようになったCARFAXなどは、このTitle情報を元に事故暦を判断したり、登録やエミッション試験の結果とそん時の距離、またレンタカー暦などが記載されます。ただ、これも民間のものだったと思うので、100%信用していいかと言うと、たまに訴訟とかあって、そうでもないみたいです… 

というわけで、アメ車の中並はいろいろと下調べが必要そうですね…
そそられるモデル多いですけどね☆


アメ車でも、安心してオススメできるのは正規のトレイルブレーザーあたりと思います。
一見目立たないですが、この車の積む4.2L 直6は専用エンジンだったりします!アメ車のSUV用に新開発エンジンが直6、しかも縦置きってのも、またいいじゃないですか!
それに本国では、コルベット用LS2を積んだSSなんてモデルも存在しました☆
あと、日本ではV8はロングのみでしたが、本国ではV8ショートのお化粧直しモデル: SAAB 9-7Xなんてのも存在します。



その他にもクライスラー系、ローバー系とか未だ二ケタ万円には見えない初代オールロードクワトロとか、いろいろとありますが、長くなってきたので、次回に回させてください。
Posted at 2012/02/20 02:00:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中古車 | クルマ
2012年02月18日 イイね!

中古車の穴場 その①

ここ数日、体調を崩し大人しくしているホセです。

そんな時は(そんな時じゃなくても?) 大人しくネット見てるわけですが…
今回は日頃の趣味と言っても良い中古車検索のお話です^^

中古車市場には、需供のバランスがはっきりと表れ、時よりこんな車がこんな値段で?ってグラっときそうになる車と出会います!
でも、対外そういう車は俗に言う不人気車で、下手に買うとリセールに泣くことに…

なんで、元値も小さく二ケタ万円物件が興味の中心なわけですが…
二ケタ万円でも意外と面白い車に遭遇し、画面越しの出会いに嬉しくなったりします^^

さて、今日は最近出会ったそんな車達について、書いてみたいと思います。
ブログで書いている以上、極端な過走行、故障率、気難しさを誇る車は避けます。
それから、乗って不幸になる車ももちろん出しません…

あ、今回はオークションの有効活用とか下取りミニマム・マージンで二ケタ万円達成!
とかの裏技抜きでいきます!

傾向としては、デカ目のFFセダンに多いようです。


1台目はトヨタ・ウィンダム(三代目)



三代目ウィンダムと聞いて、パッと形を思いつく方は結構なマニアかもしれません!
それくらい見かけない車だと思います。

輸出用はES300としてLEXUSブランドから出ており、ある意味、一番日本車離れした日本車かもしれません。

ベンツなんかもそうですが、同じトヨタの3リッターでも、これがクラウンとかだと妙にヒエラルキーが気になります。新型と旧型、排気量の違い、グレードの違い、無意識のうちにどこか張り合っていてキリがない…

でも、ウィンダムは不思議とそういうことが気にならず、大らかな気分になれる。
なかなかないですよ、こういう車! 

そう思うと、全体的にくどくないというか、控えめなデザインも悪くなく見えてきます☆

エンブレム類とハンドルをLEXUS仕様にしたら、あまり見かけない車なんで多くの人がLEXUSと信じるでしょう!
しかし、新車でこの車を買った人達ってどんな人達なんでしょう…


さて、ここからは輸入車です。

まずは、Peugeot 607。



スペックはウィンダムと大きく変わらないですが、本国では公用車や社用車ユースも多いみたいなので、日本でいうセンチュリーのようなイメージなのかもしれません。あくまで、イメージだけですよ^^

ブルーのボディーにタンレザーなんて、結構「おっ!」って思います。
実車は程よく滑らかに見えて、ボディの面の使い方というかデザインは上手いですよね☆ 
内装は当時の220Sクラスと同じデザイナーだったと思うので、空間の捉え方がなんとなく似てます。

性能は0-60mph : 9.6sec、最高速231km/h、欧州複合燃費 : 11.4km/L。

平凡と言えば平凡な車ですが、相対的に程度のいい車が多い気がします。
新車価格500万以上。新車で買ったオーナーさん達はPSA関係者でない限り、これが欲しくて買ってるでしょうから、大事にされた個体が多いってことですかね。

でも、これに乗ってたら少しシャレた生活してみたくなったり、
どっかが飛びぬけてない分、逆に飽きがこないのかもしれません。
ただ、この時代のPSA車はそれなりに当たり外れがあると思うので、そこは嗅ぎ別ける必要がありそうですね^^ 怪しい雰囲気を感じたら、やめときましょう…


続いては、先代のFORD MONDEO (MKIII)です。



この車の売りはハンドリング、シャシー性能だと思います。
当時の欧州フォードの開発担当副社長のリチャード・パリー=ジョーンズ氏の作品です。

この方、シャシー系のエンジニア出身のようですが、神様のような人です。
ハンドリング、シャシー性能の神様です。

自動車メーカーには、世に名前が出てるかは別に、時たま彼のような神様が存在します。
一見何の変哲もない実用車でありながら、神様仕立ての奥の深さが味わえる! 希少な存在だと思います。

ST220なんて、スポーツグレードも存在し、一定の人気を保っているようですが、こちらはそれなりに安定相場です。そういった意味で、500Eが一定のポジションを築いているW124と近いのかもしれません。


さて、最後はキャデラック・コンコースとリンカーン・コンチネンタルです。





どの個体でも言いとは言いません。
見るからに怪しい個体に混じって、時たま、ワンオーナーの低走行ディーラー車が現れます。しかも、怪しい個体とそう大きく変わらない値段で…
狙うは、そんな掘り出し物のみです。

この2車、新車価格で200万近い差がありましたが、内容的にもそのくらいの差がある印象は受けます。

リンカーンは、後期モノになってアメリカ的立派な形になり、今見てもなかなかの風格を感じます。でも、ある意味ハッタリな車で、中身はV8のトーラスとでもいいましょうか…

けなしてるわけじゃないですが、2000年初期くらいのリンカーンって、フォードのベース車に、よりパワフルなエンジン、アメリカ的立派なスタイリング、本皮シートとウッドパネルを与えたものが多い気がします。
でも、プラスチックも革も…車としての質感は上がっていない… みたいな (-_-);;

対するキャデラックは、ノーススターと呼ばれる技術で頭1つ出ていたと感じます。
これは、エンジン技術というよりも統合制御技術です。GMは昔からキャデラックを技術のマスターピースにしようとする傾向があります。
現代の車は、エンジンやらシャシーやらボディーやらブレーキやらステアリングやらの車両のあちこちに詰まれたセンサーやコンピューターが車の状態を把握し、なんかあったら、コンピューター達が協調して車の姿勢を戻そうと頑張ります。
一言で言うと、ノーススターはこの手のシステムの出始めのものです。

今やこの手のシステムの開発は、多くの部分をコンピューター上のシミュレーションで開発できるようになりましたが、この当時は今と事情が違う。お金のかかる実車テストの繰返し。それに何より新技術の量産化にはお金がかかるものです… 
初期評判落としたら、投資が無駄になりますからね…
このあたりに、GMの本気を感じます。

技術的にはハイライトが多いですが、フィーリングの面でキャデラック・コンコースとリンカーン・コンチネンタルが大きく変わるとは思えません。
両車とも、いかにも電制利いてます!な軽い操作系。ハンドルに手をパーにして添えてる人いますが、あれやりたくなる感じと言えばいいでしょうか。

それにアメ車の常で、高速をゆるゆる走ると燃費がいいのです^^
ハイギアードと低速トルクの組合せは、フツーにリッター10キロ以上走ってみたりします!
それでいて、7秒前後で100キロまで加速し、最高速も200キロを超える。

クロかダークチェリー外装にオフホワイト内装の前期コンコースなんて出てきたら、結構気になります!
走りのレベルでは、後のドゥビルのほうが煮詰まったようですが、ここはフリートウッドにも通じるいかにもなスタイルの前期狙いです。
あの形でケツ沈めて、豪快に加速していく! 自分的にはキャデラックを感じます^^

内装はベロアのほうがいいですね! この時代のアメ車は革シートが弱い、というか革シートに塗られた塗料のヒビ割れがあっという間に来るので、
丁寧に乗られた車でも、シートは塗り前提で考えたほうが良いのかもしれません。


今回取り上げた車は好きな車中心で、条件に合う車は他にもいろいろありますが、こう並べて見ると、セダンはやっぱり人気ないんだなぁ…って思います。
売れてるのって一部の定番モデルのみ… でも、その現状が、このようなグラッとくるマーケットを作ってるわけでもあります^^
Posted at 2012/02/18 13:23:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中古車 | クルマ

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