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帆世のブログ一覧

2018年10月17日 イイね!

とあるスーパーカーが気になる(^^)

とあるスーパーカーが気になる(^^)国内は地方出張の多い帆世。

出張先のスーパーカーなど売ってる店があるとは思えない住宅街。
普段通らない道を通り、信号待ちで止まり、ふと左を見ると、そのスーパーカーはいたのです。こんなところでxxを売ってる店なんてあるんだくらいにしか思わなかったのですが、その夜気になって調べて見ると、なんとマニュアルミッションの超レア個体‼︎
車名は伏せますが、シングルクラッチのセミオートマにあまりいい印象を持ってなかったクルマなので、マニュアルミッションはかなりそそられる✨
気になって問い合わせてみましたが、お値段は相場より強気であるものの、個体の素性は良さそうで、対応いただいた方の印象も良く、買っても大丈夫なお店の雰囲気。スーパーカーとは書きましたが、スーパーカーと言い切るには少し躊躇するクルマかもしれません。スーパーカー大国に親戚はいますが、、、あ、これ書くと車名バレバレですね(^^;;
ホントに買うことになったら、車名は明かします。。。

もう2ヶ月近く前の出来事ですが、まだ売れてません‼️
そして、このクルマは浮き沈みはあっても、まだ意中にいます✨
自分はあまり運やタイミングがいい方ではないので、こーゆー出会いには余計に縁を感じます✨


でも、一応、元スーパーカーオーナーでもあるのです‼️
乗っていたのは、Ferrari 355F1。今でも最も好きなFerrariの一台です✨✨
人生最悪期の自分を救ってくれたクルマでもあります。トラウマや恐怖症と戦い多感な時期に楽しさなどなかったので、Ferrariを手に入れるモチベーションが大きな支えになっていました。F355というクルマは自分の人生的にも名車なのです。今の488も非常にいいクルマですが高度すぎて、もし時期がずれていたら、355にいただいた憧れを同じように抱けていたかわかりません。

トラウマを完全に排除するためにはカウンセリングが必要なんでしょうが、自力で克服できるところは克服して人生最悪期は脱しましたし、スーパーカーを買うために必要なものも変わってきています。


スーパーカーを買う、というかスーパーカーに"乗る"ために一番重要なのは、そっち側の人になることだと思っています。金銭的な問題だけではないと感じます。高いお金を出して、わざわざ維持の面倒な制約の多い乗り物を買うわけですから。。。 もちろん苦労する分だけのものは与えてくれますが‼️‼️

この意味でハマーもSUV界のスーパーカーに近いのかもしれません。燃費があまりよろしくないと言われるクルマの2倍以上のガソリンを食い尽くし、あるレベルに持っていくためには維持費も結構なレベル。そしてパーツ手配も結構大変。それでいて、不便でわがままな一面も多い。つい先日、ワイパーが挙動不審を繰り返し、メンテと合わせて現在入院中です。でも、フツーのクルマと同じことするのに何倍もかかるコストと労力を「もったいない」と思ってはいけないのです。フルチューンでも、ホントのスーパーカーと違ってtiktok苦手なタイプ、というか俊敏には走りません(^^;;

スーパーカーを持っているだけではなく、乗れる人になるためには、もったいないとか節約という概念を克服しなきゃいけません。克服しない限り、向こう側には行けないと感じます。日本では美徳とされ刷り込みれる「もったいない」とか「節約」という概念。自分もこれが実は「悪」だったと気付くまでにだいぶ時間がかかりました。「もったいない」とか「節約」は財力に自らリミットを設けてしまうようなもんですからね。自分もこの概念を捨ててから、人生が上向いて来た感じがします。節約する方向ではなく、もっと稼ぐ方向へ思考が向きます‼️

高級ディナー、ヴィンテージワイン、由緒ある夜のお店、時計、ハイブランド、ビジネスクラスやグリーン車、タクシー移動、、、いろいろあると思います。そっち側に行くとそっち側の人になっていき、人間関係にも磨きがかかっていき、自分もそう見られるようになっていきます、というかなってきました✨ 好きなものや好きなこと、大事にしたい人間関係、自分の格を上げてくれるものへの出費や時間、労力に対してはもったいないという感覚を捨てる努力をしてきました。逆に節約に走っていたら、決して得られることはなかったと思います。もちろん、何でもかんでもというわけではありません。生産性の低い時間の使い方、生産性が低く結果が出ない人材への支出、コストなりの価値のないものへの支出、ただ会うだけとかの何もない知人、親族、家族、仕事の人との時間や宴会、こうした無駄は時間もお金ももったいないので極力除去するようにしています。

クルマも一緒でスーパーカーにしろ、ハマーにしろ、無駄のカタマリのような乗り物ですから、もったいないと思ってしまうと、嫌はとこばかりに目が行き、やがてそのクルマを嫌いになります。。。 そうして売却されるクルマは往々にして程度があまりよろしくない。。。 負の連鎖を生んでしまいますし、欲しくて買ったのに全然楽しくない(>.<) 嫌な思いをするためにクルマを買って維持するわけではないですからね。今、ハマー君は入院中で今回もそれなりの請求書が来るのでしょうが、金額分良くなったと思わないといけません‼️ 逆にそう思えなくなってきたら、お別れを意味するのだと感じます。

実は355を買った当初は、まだ20代前半で若かったですし、自分も負の連鎖に陥りかけていたんです。クルマにも失礼ですし、クルマ好きとして程度を落として市場に戻すようなことはできませんし、そうなる前に売る状況を作りました。こんな思いがあり、355を手放した後も何度かスーパーカーを欲しいと思ったことはあるものの、そこまで好きな気持ちが大きくないような気がして手を出してきませんでした。ハマーもデビュー時から想いがありましたし、コルベットやFerrariに抱いたような気持ちになれるクルマはなかなかありません。

355の後も9台のクルマを買い、チューニングの道にも進み、どんなクルマでも好みのレベルに持って行くためには、相応のお金と労力が必要なことを覚えていきましたが、クルマは結局のところROIと一緒で、「出費・制約」対「満足度」のバランスが保てないと楽しく乗れないと感じます。

中古車の場合、どういう扱いをされてきたか、どのような思いで前オーナー様が接していたか、ある程度見抜くことができます。自分の場合、まず履いているタイヤの銘柄を見ます。一番分かりやすい部分ですから。車格と不釣り合いな安いアジアンタイヤ。。。 こうしたクルマは積極的には買えません。クルマに対して節約されてきた、またはアジアンタイヤ相応のメンテナンスしかされてきてない可能性大ですから。。。

クルマのことがあまり分からず、Bugatti EB110GTやJaguar XJ220に無邪気に憧れを抱いていた時期もありますが、今はここまで過度なスーパーカーに対する気持ちはあまりありません。維持の大変さ、希少性から来るクルマに求められる責任と扱い、走らせられる状況、などの労力や制約の方が欲しい気持ちより大きい気がしているからです。そう考えた時、今気になっているクルマはちょうどバランスが取れている気がします。天然記念物を手元に置くと言うほど希少ではないですし、エンジンも特殊仕立てですが愚図るような大変さはない。スーパーカーの形をしているので、積載性や路面の悪いところや段差で制約が出るかもしれないですが、まぁ、割り切れる範囲。維持費もハマーと同程度か少し安いくらいでは、と思います。もったいないとか高いとかネガティブな感情なしに維持していけるレベルの維持費と思っています。そして、最新モデルではないので、電気仕掛けもほどほどでマニュアルのある最後の世代。

お店からは是非試乗を✨と言われてますが、もう少し時間が経っても残っており、頭から離れないようであれば、一度見てみようかと思います。この他にも、2台気になっているクルマがあります。ここ最近に来て値段も落ち着いてきたなって感じているクルマ達です。そこまで古くないけど、往年の味を残す2台です。車両価格はこの2台のほうがだいぶ安いのですが、味わい深い分、維持費や気遣い度合いでは逆にこの2台のほうがスーパーカーでしょうね。。。

乗り換えるとしたらの有力候補が3台いるのです。3台とも市場の動きが緩やかなので、ゆっくり考えてもいいかな、と思ってます。また、今出張先が変わってくるかもしれない状況なので、そうした意味で別のクルマが必要になるかもしれません。

でも、これはこれ、ハマーも不具合修復に加えて、排気温計の取り付けなど、バージョンアップして戻ってくる予定です‼️

たとえ手放すことになっても、ハマーにも最後の日まで手をかけます。次のオーナー様にも大事に乗っていただきたいですし、手を掛けてきたクルマなんで市場でもきちんと価値を保ってもらいたい✨

いろいろ考えてるものの、戻ってきて乗ると、やっぱりハマーと思わせるのが、ハマーのスーパーカー的魔力なのだと感じます✨
Posted at 2018/10/17 19:28:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | スーパーカー | クルマ
2016年01月07日 イイね!

2016年を占う

2016年を占う占うと言うと大げさですが、お正月は普段よりも時間があるので、いろいろと情報収集、というか相場巡りしてみました。昨年はXJRの車検が2月だったのであまりできなかったですが、今年はユーコン車検が11月なので、大まかなタイミングを探ってみました。

夢見る新年! ハイエンドモデル中心です!


新車、中古車、パーツ、特に輸入車は、金額を一番左右するのが為替相場だと考えます。日本車も全く無関係というわけではなく、輸入車ほどでないにしろ、多少は引っ張られます。今年円高に向かうのか、円安が続くのか、によって結構変わってくるのです。

自分は経済の専門家ではないので詳しいことは分からないですが、今年は円高方向に向かうと考えます。

クルマの場合、大きいイベントはエコカー減税の廃止と消費税引き上げでしょう。いずれも来年4月予定なので、今年は直接のインパクトがないですが、消費が冷え込むファクターが控えているのは明白です。住宅なんかは、引渡し時の税率が左右することから、今年の10月頃までが駆け込みのようです。

これだけだと、為替と関係ないように見えますが、日本経済は安定しているように思われているようで、日経平均とにらめっこしながら、日本株と日本円の間を行き来している投資家の方が一定数いるように見えます。この人たちは、日本株が下落すると見ると、株を売り、通貨である円を買います。円が買われると円高を向きます。投資家の方々には、減税策や消費税なんて織込み済みなんでしょうが、この中で売り買いする層が一定数いるとすると、為替相場が動くことになると考えます。こう考えると、今年は円高に向かう要素のほうが多く思えるのです。


では、新車並行車を買うケースで見てみます。
気になっているGrand Cherokee Trackhawk Hellcat。
このクルマがオプション込みで$90,000くらいになったとしましょう。

為替レートが$1/\120から$1/\115になったとすると、\10,800,000から\10,350,000になり、\450,000安くなります。実際には、日本へクルマを持ってくる際にドルで払う必要がある経費もいくつかあるので、50万くらい変わります。ラフに言うと、このクラスのクルマをUSから個人に近い形で持ってこようとすると、1ドルあたり1円円高を向くごとに、10万くらい安くなることになります。

Trackhawkの場合、2017年モデルからなので、デビューが秋頃でデリバリーが来年になると思われ、消費税引き上げ時期とかぶりそうですが、為替を優先すべきと思います。

ユーコンにスーパーチャージャーを入れる計画も、同じ理屈で円高になってからパーツ手配と思っています。$10,000くらいのパーツでも為替が10円動いたとすると、支払額が1割くらい変わり、金額に響きますからね。。。


逆に今の今はどうなのかと言うと、趣味性の高いクルマを中心に円安ならではの相場が展開されているように見えます。

このお正月見てて感じたのはフェラーリ、ランボルギーニの「ASK」が増えたことです。
15~20年くらい前のスーパーカー系のクルマで、「ASK」はまず値段が上がっていると考えていいと思います。

ここ数ヶ月で目に見えて上がったなぁと考えるのは、フェラーリ456と550/575マラネロ。
大半がASKになってますが、プライスタグがついている個体から、上がっていると感じます。



実は2年近く前に水色の1996年式456GT 6M/T 走行2万キロ台を見に行きましたが、コンディションも結構良く、メンテ入れても500万円台だった記憶があります。このような個体も今や700万円台中盤まで上がってきている感じがします。このクルマも「あの時、買っておけば系」でしたね。。。
まぁ、あの時はいろいろ事情があり、フェラーリを買ったらマズそうだったので、諦めたのですが。。。

この個体を当時のユーロレートに換算すると、約39,000ユーロ。
これでも、当時の欧州相場からみると十分に安いですが、オークション落札額はおそらく300万前後だったのでしょう。欧州に持っていっても利益が出る値段かと思います。彼らから見ると、かなりローマイルでしょうし。

そんな456ですが、今の相場がどうなっているか、少し見てみましたが、

'01 456MGTA 9.0万キロ 920万 イギリス
'99 456MGTA 1.5万キロ 820万 アメリカ
'01 456MGTA 2.4万キロ 610万 ドイツ
'04 456MGT 1.3万キロ 730万 ドイツ

金額的に安めのサンプルを引っ張りましたが、日本はドイツといい勝負になった感じがします。
イギリスは右ハンが絶対で、アメリカは輸入の関税が高いんで、それぞれ独自相場と思いますんで、ドイツの相場がキーかと思います。ユーロは少し安くなってきているので、456も上がるとこまで上がったのかな、という気がします。

空冷911やフェラーリ・ランボの90年代までのV12ミッドシップモデルやスペリチアーレに続き、456/マラネロも結構上がりました。モンディアルや348も少し上昇しているので、フェラーリやランボに関しては全滅に近い状態と思います。
絶版車は増えることはないですし、イイ個体は国際相場が形成されていくのかもしれません。


逆に今買いのクルマ、というか、今後上がる可能性もあるが、今はフツーに買えるクルマはあるんでしょうか??
投機目的ということではなく、上がってない状態で買えるチャンスという目で見ています。


これがあります!!
英国方面に。。。


初代レインジローバー、先代XJRに乗ってた身から言うと、英国車って独特のヒューマニティーがあって、どこか暖かくてダンディでいいんですけどね。
なんかドイツやイタリアの影に隠れがちです。。。

実際のところは、陰に隠れてるというよりも、台数が圧倒的に少ないんで、海外に流れても目立たないだけと思いますけどね。
そんなクルマを何台かこっそり? 紹介します。


まずは、Aston Martin DB7 Vantage Volante。
12発のオープンのほうです。



Coupeのほうですが、自分も親も買おうと思ったことがあり、何台か見ましたが、いいクルマです!
流れるラインのスタイリングに、クルー時代のベントレーとロールスの次に豪華というか、いい皮と思わせるインテリア。独特のちょうどいいボリュームのエキゾーストノート。先代のジャガーXK8と近いようで、意外と違う。こちらのほうがエクスクルーシブ。静かな凄みがあり、このクルマに関してはノーマルで乗るのがいいかな、と思わせるクルマでした。

イギリスでは2000年、2001年式あたりの走行6~7万キロのクルマが700万してます。
ドイツでも同じような条件の個体が670万くらいで売られています。

日本国内で市場に出る機会の少ないクルマですが、200万は高い気がします。
オークション相場を想像すると、海外流出しても不思議ではない価格差と感じます。


そして、同じくAston MationのVirage(初代)。



Virageをツインターボ化・ワイドボディ化して武装したVantageに関しては、中古でも結構高かった印象がありますが、Virageは数年前、明らかに値崩れしてました。オートマもマニュアルも200万円台まで落ちても、売れずに在庫リストの常連。。。のような状態でした。

このクルマがドイツでは、今、最低でも1,000万、高い個体だと1,500万まで上がっています。ちょっと驚きましたが、アストンマーティンの年間生産台数が100台いくかどうかの時代のクルマ。希少価値が認められ始めたのでしょう。そして、国内で200万円台の個体は見なくなったので、海外に流れたと想像します。

帆世的には結構好きなクルマですが、難解なクルマでもあります。
DB7の上を行くインテリア。カッコいいけど、無理矢理パーツを当てはめた部分も見て取れるスタイリング。実際ライトなんかは流用品。。。
スポーツカーというか、少し緩い感じのクーペながら、補機類が少なく気を遣うエンジン。深い接し方が必要です。いろんなクルマを経験してから乗るクルマって印象ですし、本物のオーラと簡単に手を出してはいけない雰囲気があるクルマです。


そして、あのクルマも、やはり、欧州のほうが大分高いです。



Bentley Continental T。

限定車ではないのに、総生産台数322台の絶品!!
世界最高のクルマの一台と言っていいと思います。

ドイツもイギリスも1,000万超えで、希少な2000年式では、走行12万キロ、1930万なんて個体もありました!
ちなみに、国内市場での最安値は昨年あった1997年式の個体の400万円台前半。。。


超高級車の値段が、売れないとブランドを無視して下落するのが、日本の相場の特徴だと思います。それでいて、皆きちっと洗車してコーティングするので、内外装も基本キレイで、ローマイル!
難点があるとすると、都内中心のクルマなんかは熱害だと思いますが、それでも海外バイヤーからは魅力に映るのでしょう。


英国車3台は、今の自分の使い方だと辛い面もありますが、いざ目の前に現れると、なんとかなるかなって思えてしまうでしょう。。。
魔力ですね。。。


まだ他にもありますが、英国のハイエンドモデルは買い、
円高待ちのクルマやパーツは待ち、
ってのが、2016年に対する感覚であります。


皆様、2016年も素敵なカーライフを送れますように!!
Posted at 2016/01/07 21:34:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | スーパーカー | クルマ
2013年08月04日 イイね!

ホントに欲しいスーパーカー その①

ホントに欲しいスーパーカー その①以前にも書かせていただいたモデナも候補の1台ですが、ここでは数台に絞った候補を1台ずつ書いてみたいと思います。

まず1台目はJaguar XJ220です。



何故、このクルマを1台目に持ってきたかと言うと、今でも帆世的に最も美しいスーパーカーの座をキープしているからです。

プロトタイプ発表が1988年のバーミンガム、市販モデル発表が1991年の東京ショーなので、もう20年以上前のクルマです。

レースの世界では、グループCが盛り上がっていた頃なので、エクステリアデザインはグループCカーを思わせる非常に伸びやかなもの。

この伸びやかさが美しさを生んでいると感じます!

しかし、このデザインには1つの代償が… 特に狭い日本で乗るには… サイズです(>.<)

昔買った外誌によると↓
・全長 : 4850mm
・全幅 : 2010mm
・全高 : 1140mm

数値だけ見るとバカデカいわけではないですが、スーパーカーでこの大きさは気を遣うと思います。実車に間近で触れたことないんで、車両感覚がどのくらいなのか分かりませんが…



新車時の価格は28万ポンド(当時のレートで約6,500万円)で、最終的には280台が生産されたようですが、最初は市販車として企画されたものではありませんでした。1988年の発表当時は技術のマスターピースのような存在で、500馬力以上を発生する6L V12 DOHCエンジンにフルタイム4駆という当時としては先進的な内容を搭載していました。

時は日本もバブル、海外も好景気に沸いていた頃で、スーパーカーは一種の投機対象になっていた時代。XJ220にも1500を超えるオーダーが入ったようです。

そこで市販化の道を辿るわけですが、市販化に向けた開発を引き受けたのは、トム・ウォーキンショー氏のTWR社。
パワトレはグループCのXJR-10をベースとする3.5L V6 ツインターボに置き換えられ、駆動系もコンベンショナルな後輪駆動となり、現実的かつ軽量な内容に置き換えられました。ホイールベースも短縮されたのです。

XJ220というネーミングは最高速220mph(354km/h)を目標につけられたものですが、残念ながら少し届かずで、211.9mph(342km/h)でした。
とは言え、世界最速のクルマの栄冠を手にします(^^)

スペック的をまとめると↓の感じです。
◆3.5L DOHC V6 ツインターボ (Garrett T3)
◆542bhp / 644Nm
◆最高速 : 342km/h
◆0-100km/h加速 : 3.6秒
◆車重 : 1456kg

のちに数台作られたXJ220Sでは、クランクシャフト強化等のチューニングが施され、680馬力から最高速229mph(368km/h)をたたき出しています。



しかし、このXJ220、残念ながら運には味方されませんでした。
というか、タイミングがあまりよろしくなかったのです…。

この時代のスーパーカーというと、Ferrari F40とPorsche 959が代表格。そして、Lamborghini Diablo。
F40は1987年に市販され、好景気に乗り、当初計画された限定台数を大幅に上回る1300台以上を生産する、というフェラーリとしては異例の措置だったと思いますが、XJ220のデリバリーは1992年から…、好景気が去った後…、公道を走り出した時には祭りの後だったのです。
もしも80年代後半に市販できていたなら、V6になったとは言え、世界最速だったわけですから、時代に乗り、ヒット作になっていたのではと感じます。

でも、この最速というのも、わずかな間だけなのです…。
デリバリーの翌年に市販されたマクラーレンF1の391km/hに抜かれてしまいます。
そして、このマクラーレンF1というクルマは、新しさというか圧倒的なものを持っていました!

XJ220は、影が薄い存在になってしまうのです… (>.<)


そんな運命も含めて、このXJ220というクルマはかなり好きです!

残念ながらまだ乗ったことはないですが、少しピーキーそうな3.5Lターボ + MRレイアウトというのもプラス要素です。スーパーカーなので、多少の緊張感があったほうがいいし、運転やクルマとの接し方を学んでいく要素があったほうがいいと思うのです。おそらく候補車の中で、運転もこのXJ220が一番大変だと思いますが、時間をかけてクルマとの距離感を縮めていく楽しみを合わせ持っていると感じます^^

実は、今までに一番スーパーカー的なものを感じたのは、C4コルベット 6M/Tなのです。車高も1200mmを切ってスーパーカーの格好でしたし、まだ経験値の浅かった帆世としてはパワートルクも新鮮で、トラコンらしきものはありましたがドライバーへの依存度が高く、運転にも緊張感があったのです。コルベットも独自の世界感のクルマで、スーパーカーという言い方をしていいかわかりませんが、今では希少なワイルドな感覚を持つ楽しいクルマです^^

今はクルマに対してはある程度の免疫ができてますが、そうした中でも、電子制御に頼ってないXJ220はコルベットの時に感じた緊張感や新鮮さを感じさせてくれるのでは、と期待してます。そうしたクルマがないのは寂しいですからね… (>.<)


それでいて、内装もウッドこそないものの、フルレザー。
これなら長距離も行けちゃうかなって感じがします^^



高速燃費も結構伸びるみたいで、12~13km/Lくらい走っちゃうみたいです。


現在の国内における市場価格は2,000万円台半ば。
台数は極少ですが、運命のいたずらで新車コンディションに近いものが意外と多いのも面白いです。

実際に買って所有するとなると、今回の候補で最もハードルの高い1台だとは感じます。
ブルーメタにタン内装が理想です☆

仕事がんばろー(>.<)
Posted at 2013/08/04 00:34:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | スーパーカー | クルマ
2013年07月28日 イイね!

ホントに欲しいスーパーカーは何だろう…??

ホントに欲しいスーパーカーは何だろう…??いわゆる成功本には、よく「明確な目標やゴールを設定せよ!」と書いてあります。
そうすると、目標を達成するためにすべきことが、見えてくると…

たしかにと思いつつ、よくよく考えてみると、これは日頃の仕事の中でもやっているし、周りにも言っていることだったりします。


しかし、これがクルマとなると、なかなか難しい…
というか、欲しいクルマがいっぱいある (^^;;;

目標としては、来年の夏ごろまでのスーパーカー増車^^
もちろん、いろんな成り行きやその時の生活パターンで、違う選択肢になる可能性はありますが。。。


約1年後の増車として、目標設定してみたいと思います!
1台に絞るのは難しいですが、せめて候補をしぼってみようかと^^

まぁ、目標設定は夢を描くような作業なので、楽しいですけどね☆

候補車種はある程度決まってますが、ちょいと考えてみたいと思います。


まず、スーパーカーに何を求めるか?
どんなスーパーカーを求めるのか?

デザイン、サウンド、内装のコクピット感、ステータス、加速力、最高速、そこそこのコーナリング性能!
うん、全部です(笑)


でも、こうした性能や仕様的なことよりも大事なことがあると思います。

その1つが世代です。
例えば、ベンツEクラスなんかでもW124までが、かつてのベンツの味が残ってると言われます。でも、今見ると、W210は内装や操作系なんか昔寄りで、W211から操作も軽くなって大きく変わった感じもします。

ここには正解がないのです。個人個人によって、本物と感じる世代は異なるのです!

そして、好きで買うスーパーカーの場合、自分の思い入れが強い世代というのが重要になってくるのです☆
最新のモデルが最良と言われ、メーカーはそう努力すべきですが、実際にはそういうものでもない…


そして、も1つが熱さ、特別感です。
非日常感といっても、いいかもしれません。

自己満の世界ですが、運転していて、特別なクルマに乗っているという感覚、運転にのめり込む熱さです。

箱根で355F1とE46 M3を乗り比べた時に思いましたが、355F1は熱くなるのです。
E46 M3のS54ユニットは間違いなく名機で、ドイツ車としたらかなりパショネートなクルマですが、そんなM3と比べても、355はF1マシーンでも運転しているような気分になります^^
腕一緒なら、M3のほうがほぼ全域速く走れるんですけどね (^^;;

こうした感覚は、現代のコンピューターでシミュレーションを重ねて作ったクルマよりも、職人芸が色濃いクルマのほうが強いです。エンジニアがパワー出すために、あれこれ頑張ってチューンしたようなエンジンこそ、魂こもってる感じします!

でも、、、ある程度乗ることを考えると、ここは難しいポイントです。
なんというか、ある程度"Sensible"な面を合わせ持つ必要があるのです。

別の言い方をすると、ネガティブファクターから嫌気がささないようにするといいますか…

所有することや眺めることがメインの方、またサーキット専用として買うならいいですが、公道でも乗って楽しむとなると、さすがに出かけて帰って来れる確立が半分以下というのは困るわけで… (>.<)

これは極端ですが、家の前を高速道路が走っているわけではないので、渋滞や裏道を抜けたり、今の季節だと、暑さと戦ったり、ゲリラ豪雨を心配しながら、乗ることになります。

それに、喜んで隣に美女を乗せたときも、クルマに気を遣い、美女に気を遣いで、意外とオーナーは楽しくなかったりします(笑)
やむなく条件があまりよろしくない駐車場に停めた時なんかは、ずっとクルマが気になったりもします。

ホントに気持ちよく走らせられる場所や条件って、そんなに多いわけでもないので、↑に書いたようなことが積もっていくと、好きで買ったクルマにストレスを感じることもあるのです (>.<)


でも、スーパーカーが欲しい時って、実車を前にすると、こういうネガティブな面って忘れちゃうんですよね(^^;;
忘れさせるだけの魔力を持ったクルマ達です!


こんな経緯で、メインカーとしてではなく、増車目標なのです!!
そして、スーパーカー側にもある程度の"Sensible"な面がほしいのです。。。


あと、速さについても同じことが言えると思います。
最初から速さに不満を覚えるクルマはストレスの原因になるので、なるべく手を出さないほうが無難な気がします。
それをチューニングして、理想に近づけるという楽しみ方もありますけどね☆


こう考えると、世代も候補もある程度限られてきます。
今回は前置き的な内容になってしまいましたが、次回以降に気になるクルマ達について書いてみたいと思います!

Posted at 2013/07/28 02:29:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | スーパーカー | クルマ
2013年07月01日 イイね!

相変わらず、スーパーカー系がほしい (^^;;

相変わらず、スーパーカー系がほしい (^^;;週末、久々に表参道ヒルズの駐車場に停めたら、指定されたのは左にFerrari California、右にAudi R8というスペース… ヽ(*'0'*)ツ

やっぱ、スーパーカー!!
青山に快音を響かせるモデナ \(^▽^)/
という気持ちが強まってますが、例によって、も少し広く見てみようかと!


"スーパーカーメーカーの作品"、"ミッドシップ"、"2シーター"、"甲高い快音"、"スタイリング"…

スーパーカーとして見たら、モデナはストライクな一台です!!


しかし、こうした条件が1つ、2つと外れていくと、おいしい物件が待っているのです^^
昔に比べると、V12信仰、ミッドシップ信仰は薄れているので、価格的なおいしさ度合いは薄れてきてますが、それでも、迷わせるクルマは確実に存在します。


まず一台目は、グ○ネットを見てて、見つけた一台!

2001年式 Ferrari 456M GTA 黒/黒


走行2,000キロ!!


距離からしても、写真見ても、ほとんど新車じゃないですか!!
お値段約700万円!!


安いとは言い切れないですが、同じ条件のF512Mや512TRだったら、この倍はしてると思います。元々456好きですし、"M"になって少しシャープなデザインになったので、黒も合ってる感じがします。美しいながら、カッコイイ感じで^^



456GT"A"というと、一番心配なのはリカルド社と共同開発したオートマでしょうか…
たしか456専用品なので、オーバーホールはかなり高いと言われています (>.<)

でも、考え方によっては、
F1のクラッチも大概2万キロ/70万コース…
3回やると、210万円…

メーカーでやると、アッセンブリー供給のようなので、この金額では無理と思いますが、プロショップに任せれば、裏技がありそうな気がします^^

そう考えると、このオートマだけが、ずば抜けて高いわけでもないのかもしれません "o(-_-;*)
いじめなきゃ、オートマのほうが数倍長生きするでしょうからね☆

同じようなパーツでもV8よりV12のほうが高かったりとか、熱対策とか、窓がキレイに閉まらないとかの細かいこともありますが、距離乗った場合、モデナと維持費が大きく変わらないのでは、と思います。

でも、この456、オークション相場を見ていくと、1999年物・2.6万キロ・評価4点の個体が320万ほどで落札されています。
ちょっと、内緒にしておきたい相場です (^^;;


では、456の後継の612 Scagliettiも気になったので、調べていくと、
いつの間に900万を切る個体も出てきている!

さすがに、これはボトムラインですが、なんだか嬉しい気持ちになる相場です^^

ボリュームゾーンは、1500~2000万あたりですが、この価格帯だと599の初期モノも出てきます。十数年前の456/550マラネロの関係を見ているようです☆

スカリエッティ、走らせたことはないですが、実車を見ての印象は、まず「デカい…」、次に「長い…」です…

全長4900mm、ホイールベースも2950mmと、これだけ見ると、フルサイズミニバンのような数値です (--

正直、なんか間延びした印象で、これはカッコいいのか・・・?
って感じですが、20インチのチャレンジホイール履かすとバランス取れてる感じします!
帆世的には、ビアンコのボディに20インチのチャレンジかHREホイールがベスト☆

HGTCパッケージという手もありますが、カーボンブレーキの交換は高そうなんでね…



たしか、デビュー前の公開スケッチの段階だと、かなりカッコ良かったので、出てきた時にちょっとガッカリしたのを思い出しました (>.<)
最近で言うと、パナメーラもこの例かも・・・

しかし、この見た目で車重も1.8トンを超えますが、速いです!
◆0-100km/h : 4.2秒
◆ゼロヨン : 12.25秒
◆最高速 : 320km/h

同門だと、F430に迫る勢いです!


それでいて、排気音はノーマルでは、適度な快音^^
このクルマには、爆音より適度な快音が似合う気がします☆

グランドツアラーとして使えそうですが、維持費考えると、高くつくグランドツーリングです(笑)


燃費の面では、V12もV8も大差ないようです…

◆360 Modena F1
◇UK複合 : 5.95km/L
◇US hwy : 6.38km/L
◇US city : 4.25km/L

◆F430 F1
◇UK複合 : 6.38km/L
◇US hwy : 6.80km/L
◇US city : 4.68km/L

◆456M GTA
◇US hwy : 5.95km/L
◇US city : 3.83km/L

◆612 Scaglietti F1
◇UK複合 : 5.53km/L
◇US hwy : 6.80km/L
◇US city : 3.83km/L


355も都内走ると3キロ台で、ホントに3.5L?って感じだったので、多分ホントです…
燃費だけでなく、フィーリング的にも、とてつもなくデカいエンジン背負ってる感じでしたが (^^;;

最近でこそ、フェラーリと言えど"エコ"を意識してますが、この頃は燃費は二の次だったようです…


いろいろ見て、来年の夏頃までには増車目標ですが、はたしてどうなることやら・・・


ふと思い出しましたが、2年くらい前にランクル80に乗っている頃、
サブマリーナ(時計)を買おうと思い、
も少し頑張ればスーチャーが付くことを発見し^^
そんな時に前車100と出会い、さらに少し頑張れば、乗り換えられることを知り、
結局、100を買ってしまった・・・

カイエンはどうやら1つの着地点という感じなので、落ち着いてますが、
また時計ではなくクルマかパーツに変わってそうです <(´ロ`')o
Posted at 2013/07/01 22:26:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | スーパーカー | クルマ

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