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帆世のブログ一覧

2012年08月25日 イイね!

欲しい車を考えてみる 悩ましい中古並行ディーゼル

ディーゼル車を見渡した時、ないものねだりじゃないけど、日本未発売のモデルって、なんか魅力的に映りますよね☆

現実的な話、高速中心であれば、まだディーゼルが有利と思います。
10・15モード燃費では、プリウス ⇒ CX-5 XD ⇒ E320 CDIになりますが、
140~150キロ巡航では、いろんな情報考慮すると、順位が逆転するんじゃないでしょうか?

まぁ、1km/Lでも燃費がいいってより、ディーゼルにある程度乗ってみたいって好奇心だったりしますけどね☆

個人輸入・並行輸入を考えると、幸いにして円高!
ドルもユーロも2ケタ円が当たり前になっちゃったし、ポンドも120円台で低迷中…
う~ん、外貨預金が… (>_<)

国内未発売のモデルをざっと挙げても、↓があります!

Audi Q7 3.0 TDI

MB GL320 CDI
MB GL420 CDI
MB ML320 CDI
MB ML420 CDI

Range Rover TD6
Range Rover TDV8
Range Rover Sports TDV6

VW Touareg V10 TDI

これらは中古並行とすると、どれも500万以内で乗り出せそうな雰囲気です!

理屈の上では…

そう、あくまで理屈の上では、なのです…


一台個人輸入する費用は、およそ150万円。
が、しかし、これはあくまでガス検が一発で成功した場合は話です。

万一落ちると、雪だるま式に膨れ上がるのです…
そして、確実に受かる保証はどこにもないのです… 
輸入車は比較的受かりやすいとは聞きますが…

例えば、Audi Q7 TDIなんかは新車並行で入れてるショップさんがありますが、ガス検は特定の年式の仕様単位のものなので、数年前の少し仕様の違うモデルを考えると、ある面では白紙の状態なのです…

そして、も1つの懸念がリセールバリューです。欧米の走行距離は日本の比ではありません…
上記車種を500万円で、と考えるとディーラー車やガソリン車では、より高年式で距離の出てない個体が手に入ります。
乗り潰す場合は別として、希少性が高いとはいえ、数年後のリセールではディーラー物に負ける可能性が高いのです。

そうなると、日頃のキャッシュフローには効いても、トータルの維持費では必ずしも吉とでない。そして、パーツやメンテなんかもリスクとなってしまうでしょう…


いろいろ考えると、なんか萎えてきますね (>.<)

あんまお買い得感がなくて、今は手出す気になれないけど、ML350 BlueTECのほうがいいかなぁ、とも思ってきます。
ML350 BlueTEC、クルマとしては気に入ってますし☆


でも、なんか国内仕様より魅力的に映るんだなぁ…
燃費をさほど気にせず、踏めるディーゼル快速SUV… そして、速い^^

こんなのとか…

V8ディーゼルのGL420 CDI


こんなのとか…

Touareg R50 V10 Diesel、R50は500万じゃ無理か… (>_<)
Posted at 2012/08/25 03:06:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIESEL | クルマ
2012年06月10日 イイね!

ディーゼルはいつ買うべきか? 後編

途中で放置していたディーゼルネタの続きです!

さて、ディーゼルはガソリンと比べてホントに安いんでしょうか?
最近距離乗るもんで、次の車は維持費を考えないと!と思っており、そん時調べたネタからです。

一言に安いと言っても、定義はいろいろですが、基本はランニングコストで考えたいと思います。別の言い方をすると、日頃のキャシュフローです。

そして、生涯かかるコストという意味では、新車価格とリセールからの計算ですかね☆
そもそも機械として、ガソリン⇒ディーゼル⇒ガソリンハイブリット⇒ディーゼルハイブリットの順に高くなるので、新車価格に差が出るのは当然です。問題はリセールもこの順になるかです。

ランニングコストは大きく燃費、メンテ、保険、税金ですかね。
燃費に関しては、高速、郊外、都内・街中で考えてみたいと思います。街中中心の年間3,000キロ程度のパターンと高速中心の年間30,000キロ程度のパターンです。


まずは、ガソリンもディーゼルも省燃費指向のPOLO BLUEMOTIONを見てみます。



このクルマは、アメリカには導入されないので、欧州複合と日本の10・15で見てみます。

ガソリン車: EU:22.53km/L、JP:21.5km/L
ディーゼル車: EU:34.01km/L、JP:未導入

データだけ見ると、1.5倍ディーゼルのほうが燃費いいです!
ここにハイオクと軽油の価格差約25%を加えると、1.875倍お得です!

ディーゼルに決まり!と思う前に、パフォーマンスの差を見てみましょう。
ガソリン車: 0-60mph加速:9.4秒、最高速:190km/h
ディーゼル車: 0-60mph加速:13.5秒、最高速:174km/h

数値だけみると、ガソリン車はなんとか許容できるレベルかもしれませんが、ディーゼル車はミラ君のようなNAの軽を除いて、ほとんどの車に置いてかれます。つまりは、ディーゼルのほうが踏むことになりますから、実際的には1.5~1.6倍くらいの差と思っておいたほうがよいかもしれません。また、これらの数値を見る限り、DSGとその制御プログラムが優秀で、それらで出した数値というのが読み取れるので、ガソリンもパワフルとは感じないでしょう…

1.5~1.6倍とした時、年間3000~4000キロ程度では維持費にほとんど差はでなく、年間30,000キロとした時にディーゼルのほうが10万安いかってレベルです。

POLOの場合、ディーゼルは並行オンリーって点でコストメリットが出にくいです。
英国でのリストプライスは、ガソリンもディーゼルも似たようなもんで、共に15,000ポンド前後。円高なんで、車両は正規より安く、200万いかないです。ただ数が入っていないので、TDIに250万で乗り出すのは難しいと思われます。保険料は大して変わらないと思いますが、ディーラーで用意されるメンテナンスパックが並行にはつかないので、メンテ代は不安要素です。

と考えると、POLOに関しては、年間30,000キロとしてもディーラーでガソリン車買うほうが無難そうです。


両方正規で入っていないのは、少々アンフェアーなので、次はE-Classで考えます。
と思ったものの、E-ClassはガソリンがBlueEfficiencyに変わり、ディーゼルはMLやGLに積まれた新エンジンの搭載待ち( のはず! )。欧州も日本もアメリカも350同士だと燃費データは対して変わらずで、0-100キロ加速性能はガソリン6秒前半、ディーゼル7秒半ばで1.5秒の差! ランニングコストは燃料代の分、ディーゼルのほうが安い計算ですが、6、7秒台の1.5秒差は体感でそれなりに差を感じる領域なので、微妙ですね…
ディーゼルエンジンの動向を見てから、と思います。


次はCX-5です。



さすがはSkyActiv! ディーゼルしか見てなかったですが、ガソリンも優秀です!
データを見る限り、1.4のパサートといい勝負の燃費!

ガソリン車が、10・15で17km/L~17.6km/Lで、欧州複合が20km/L弱。
ディーゼルが、10・15で19km/L~20km/Lで、欧州複合が22km/L弱。
共に0-100キロ加速が9秒弱くらいで、最高速が200キロくらい。気持ちディーゼルが速いくらい。

燃料代は年間3,000キロとかだと1万5千円くらいの差で、年間30,000キロで12、3万ってところ。自税がガソリンのほうが年5500円安く、保険料もディーゼルのほうが数出てること考えると、若干ガソリンのほうが安くなっていくか、と。
総合すると、年間ディーゼルのほうが10万程度安い計算ですが、新車の車両価格がディーゼルのほうが40万ほど高い。2、3年乗って、下取り時にこの差が半分くらいになるとすると、トントンってところ。

街中中心ならガソリン、高速中心ならディーゼルかなって思います。
両方試乗しましたが、ガソリンのほうが静かで、i-stopの反応も良く動きが自然な感じがします。反面、ディーゼルのほうがパワトレとの一体感が高く、トルクの厚み分だけ、データの差以上に速く感じます! ガソリンはどこかエンジンが遠くにある感じがあり、なんかコンパクトなクルマに乗ってる印象が強いです。130キロ巡航をディーゼルは2000回転程でこなせるそうで、この速度域だと、ガソリンはそれなりに負荷かかると思うので、落ち率が大きいと思われます。日本車は100キロ前後から燃費落ちだすクルマが多いので、ガソリンはその辺りは辛いかな、と。


次はトゥアレグです。
このクルマはガソリン、ディーゼル、ハイブリッドをラインアップするので、その比較です。この3台で迷う方も少ないと思いますが…



ガソリン: EU:未導入?、US:9.78km/L / 6.8km/L、JP:9.5km/L、0-60:7.4秒、MAX: 220km/h
ディーゼル: EU:16.58km/L、US:11.90km/L / 8.08km/L、JP:未導入、0-60:7.4秒、MAX: 220km/h
ハイブリッド: EU:14.45km/L、US:10.20km/L / 8.50km/L、JP:13.8km/L、0-60:6.3秒、MAX: 240km/h

上と同じロジックで維持費を考えると、年間3,000キロだとガソリンとハイブリッドがいい勝負で、ディーゼルがそこから\30,000ほど安い。年間30,000キロとすると、ハイブリッドがガソリンからマイナス\40,000程で、ディーゼルがマイナス\140,000弱くらい。
ハイブリッドは車両代が高いので、車両保険が違ってきます…

高速中心ならディーゼル、渋滞中心ならハイブリッドが伸びてくる。車格が上がっても、同じセオリーです。トゥアレグに関しては、並行車になってしまいますが、車両価格を考えたとしても、ディーゼルが一番お得に思えます。車両が高い分、円高効果が大きいのと、同じパワトレのAudi Q7 TDIが一定数入っていることを考えると、ガス検もなんとかなりそうなんで、ディーラーでガソリン車買うのと同じくらいか、安く買えるかもしれません^^

ハイブリッドというのは、評価が難しいシステムです。
多くのシステムで一番燃費がいいのは渋滞の中!
フツーのレシプロ車の真逆を行きます!
エンジンそのものがどうこうではなく、言ってしまえば、エンジンを止めれる機会の多いコンディションで燃費を稼げるという代物。逆にエンジン + モーターアシストという状況では、少し負荷が軽くなるだけ。現実、1、2割軽くなれば良いというレベルではないかと思います。

それに複雑な機械を積む分、車両価格が高いですからね。欧州メーカーの多くがプレミアム・グレードとして位置づけるのも頷けます。

例えば、アクアなんかも冷静に考えると、ネーミングと売り戦略が上手いだけで、要するにヴィッツハイブリッド。アクアの最低グレードとヴィッツの上級グレードが同価格帯なので、複雑な機械分、正直に高くなるのです。


こうして見てくると同一車種の場合、年間30,000キロとかある程度距離を乗って、年間10数万の差ってところなので、劇的にコストメリットがあるかと言われると微妙です。
実際のところ、スタンドで給油する時の心理的な満足感が一番大きいのかもしれません…
逆に、いろいろ調べていて、ガソリンエンジンの燃費技術の進化に結構驚きました。

ただ、同時にディーゼルの魅力はコストだけではなく、ランニングコストはOne of 魅力と考えるべきでしょう!
乗り味であったり、ゆったりとしたリズム感であったり、ガソリンより乗っていて楽でゆったりとした気分になれたりと、車そのものに大いに魅力はあります! 特に高速を長距離走るケースなんかでは、魅力を感じると思います☆

そうした意味で、ほしいクルマがディーゼルであった! といったシチュエーションではきっと「買い」なのでしょう☆
Posted at 2012/06/10 14:11:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIESEL | クルマ
2012年05月26日 イイね!

ディーゼルはいつ買うべきか? 中編

ディーゼルと言うと、ポスト新長期規制は切っても切り離せません。

これは新車登録に対する規制ですが、平成21年10月以降にデビューした新型車、継続車種・輸入車については平成22年9月以降、この規制をクリアしていないと新車登録することができません。

W211 E320 CDIやE90 Alpina D3が駆け込み的にデビューしたのは、この規制施行前に間に合わすのが目的だったと言えます。ただし、ポスト新長期規制はあくまで新車登録に対する規制なので、既に登録を済ませたこれらのモデルが突然登録できなくなることは、今のところないと思います。規制前の初度登録の場合、もちろんNOx・PM法はクリアしてる必要がありますが…

ややっこしいのが中古並行車です。
規制施行前の年式の中古車を持ってきたとしても、日本では基本的には新車として登録されます。新車登録となるため、ポスト新長期規制をクリアすることが必須条件となるのです。

ポスト新長期規制は、ヨーロッパの魅力あるディーゼル車に対して、壁となっているのでしょう… 多くのモデルがクリアできるはずですが、リスクなのは事実でしょうから… 
ガス検も高いし…


日本のポスト新長期規制と欧州規制の大きな違いは、やはりNOxにあると思います。現在欧州で施行されているEuro 5の場合、NOxは0.18というポスト新長期規制の2倍以上の許容値です。しかし、2014年秋から施行予定のEuro 6では、狙ったわけではないと思いますが、ポスト新長期のディーゼル乗用車とピタリと同じ、NOx 0.08という規制値が発表されています。

EU6に適合していれば、そのままポスト新長期もクリアできるという単純な話ではないみたいですが、MercedesのBlueTec系もBMWのBluePerformance系も、正規輸入されるモデルはEU6クリアしてるんで1つの目安にはなってるようです。
ただし、並行車に目を向けると、EU5以前でも日本のポスト新長期をクリアして登録できてる車種も多々あるようです。ガス検取得して、登録さえできてしまえば、当面は(法が変わらない限り)乗れると思います☆

2015年以降にEU圏で登録される新型車については、EU6が義務付けられるようなので、このまま国内のディーゼル市場が好調を維持すれば、今後数年でディーゼル車の正規ラインアップは増えていくと踏んでいます。
EU5とEU6という意味では、今は様子見フェーズな気がしてなりません。

BMW X5を例に取ると、国内導入されるxDrive35d BluePerformanceは本国仕様のxDrive30d相当… 最近知りました (--;
本国には同じエンジンのチューン違いで、xDrive40d、xDrive M50dがラインアップされているのです。
性能的には、30d/40d/M50dが、241馬力/301馬力/375馬力。
パフォーマンス的には0-60加速が、7.4秒/6.4秒/5.2秒、
最高速222キロ/237キロ/250キロ。
M50dに到っては、E46世代のM3と同一の数値をたたき出しています! 
名機S54とは違った世界観でしょうが…
それでいて燃費は欧州複合モードで、16.16km/L / 15.73km/L / 15.73km/Lとほとんど変わらない…
40d、M50dはEU5対応ですが、いずれハイパワーディーゼルも正規で入るようになるのかなって期待してしまいます!
現行ディーゼルモデルの中では、M50dは最も惹かれる車です☆ 入っても高そうだけど… (--;;



そして、3代目へとスイッチされたMercedes Benz ML。
データ見る限り、0-60加速が7.2秒、最高速224キロで、欧州複合燃費が16.58km/Lで、旧型比で20%くらい向上しています。最高速を除けば、今正規で入っている211馬力仕様のE Class BlueTECとほぼ同一!
本国には、2.2LのML250 BlueTECもありますが、欧州の燃費データは不思議と350と変わりません…
スタイルは好きになれないけど、これを味わってからでも遅くないかなって思います。
これが待ちの理由、その①です。



SUVでは、もう一台。
VW Touareg 3.0TDIです。VWは日本市場にはまだディーゼルは入れないと宣言しているので、正規輸入される望みは薄いですが、
データ上は負けていません!
0-60加速が7.4秒、最高速220キロで、欧州複合燃費が16.58km/Lです。

この3台の燃費データをおさらいすると、↓のようになります。
欧州複合 / US EPA HW / US EPA City / JP JC08

X5 xDrive35d B.P. : 16.16km/L / 11.05km/L / 8.08km/L / 11.0km/L
ML350 B.T. : 16.58km/L / 11.48km/L / 8.5km/L / 導入待ち
Torareg TDI : 16.58km/L / 11.90km/L / 8.08km/L / 未導入

US EPAは世界一過酷な燃費テストなので、燃費が落ちるのは仕方ない部分があると思います。JC08や10・15が良かったり、これらと欧州複合の差が小さければ、多段A/Tと高制御で流れている状況であれば、高速でなくても燃費が稼げると思います。逆に言うと、都内の渋滞やガンガン踏んだりとかでない限り、リッター8は切らないでしょうね!


SUVでは、この3台がいろんな意味でバランスが取れてると思いますが、今年のディーゼルの本命はこれらではなく、先日、モデルチェンジしたBMW 320d BluePerformanceだと考えます。



2リッター直4から160馬力/380Nmを出力し、燃費はなんと欧州複合モードで28.91km/Lです!
JC08でも、リッター20超えてくるんではないでしょうか^^
0-60加速が7.8秒、最高速225キロなので、ガソリン320iに負けますが、燃費考えたら十分と感じます☆

このクラスではトップレベルで、これを上回るとなると、例えばゴルフの1.6TDI BlueMotionです。リッター31キロを超えるのでかなりの燃費ですが、CO2排出量が欧州の税制の分岐点0.99g/kmなので、燃費よりCO2狙いのモデルと思えます。でも、加速も遅いので、動力性能との両立という意味では320dのほうが凄みを感じます!

非公式情報では今秋導入だそうなので、少なくても導入される仕様が発表されるまでは待ちと思っています。
待ちの理由、その②です。

そして、待ちの理由その③はMercedes-Benz E-Classです。
MLに新しい3L V6ディーゼルが積まれたということは、近いうちにE-Classにも積まれると予想します^^
E-Classに積まれるとそこそこ速い車になるんではないでしょうか。


そして、も一台意外と面白いと思うのが、ハイエースのディーゼルターボです。
3リッターで144馬力/30.6kg-m。トヨタというとハイブリットですが、クリーンディーゼルも地味に出してます!
このクルマは、カスタムも豊富ですし、チューニングプログラムもいろいろあるので、楽しめそうです^^

そして、ハイエースのメリットは4ナンバー登録可能というところです。
この4ナンバー、ディーゼルについては排気量の上限がなく、3リッターながら税金が安いのです!

でも、ここにも待ちの理由が!
来月にも発表されるという日産のNV350キャラバンです。
2.5リッターディーゼルが積まれると言われており、後発なだけに期待できます☆



今回は今後正規で導入されるニューモデルを中心に書いてみました。
並行車まで視野を広げると気になるクルマがいろいろとありますけどね☆


逆に、今ディーゼルを買えと言われたら、最近値段がこなれてきたW211 旧E Classの320 CDIにします。
BlueTECになる前のモデルですが、0-100キロを7秒以下で加速し、250キロのリミッターまで最高速も出ます!
加速については、W212のBlueTECより、ちょっとだけ速いのです^^
燃費も高速130~140キロ巡航で、リッター12~13キロくらい出るようです。
今の自分の使用用途では、高速をある程度で巡航した際の燃費が重要だったりします☆
Posted at 2012/05/26 23:08:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | DIESEL | クルマ
2012年05月20日 イイね!

ディーゼルはいつ買うべきか? 前編

最近、いろいろとディーゼル車を試乗したり、今の自分の使用用途にはディーゼルが最適なのかなぁ、なんて思ったりしてますが、決定的な一台に出会っていないこともあり、買い時は迷います。

もちろん答えなんて、ありません…
車に求めるもの、好み、用途によって答えは1つではないでしょう…
今市場にあるクリーンディーゼル勢は、どれも買って間違いのないものとは思います。

しかし、自分的には「待ち」の時期って印象が強いのです。
コスト的にはディーゼルですが、今の100気に入ってるんで、気に入ったものでないと乗り換える気には…


思い返すと、ディーゼル車が個人ユーザーのクルマとして、市民権を得始めたのは20年程前のRVブームの頃ではないでしょうか。
その中でも、ランクル80に搭載された1HD-T/FTがエポックメーキングだったと思います。デビュー時、165ps/37.0kgmのスペックを誇ったディーゼルターボは3F-Eガソリン車以上のスペックを誇り、ヨーイドンしたらディーゼルターボのほうが確実に速かったと思います! それに、このエンジンは燃料ポンプとブーストアップだけでも、結構なパワーアップが期待でき、ある意味、RB26的な楽しみも備えていたと思います。

ただ、この当時パワフルだったのは、80のターボとサファリのショートくらい…
多くは遅かったし、昔のディーゼルのイメージそのままのクルマだった気がします (--;

少し時間が経ち、ハイラックスサーフやプラドに載った1KZ-TE型から、ディーゼルも徐々にパワーアップしていきます。
でも、この頃になるとガソリン車も200馬力超えが当たり前になっていき、RVの主流も徐々にガソリン車へと移行していきます。
そこへ排ガス規制も重なり、ディーゼルは冬の時代に入ってしまいます。

日本ではすっかりガソリンが主流となり、かつてはディーゼルが主流であったRV達も今や国内仕様はガソリンモデルしかラインアップされていません。


そんな中、ヨーロッパでは全く逆のモーブメントが起きていたのです。
CO2問題に起因し、いつの間にかディーゼルが主流になっていたのです。

ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン両方とも、CO2もNOxも出します。
もちろん比率や量は違いますが、どっちが良くてどっちが悪いというものでもない… 
言ってしまえば、どっちも悪い……
ヨーロッパはCO2を悪とし、日本はNOxを悪とした結果、今の状況があるのだと思います。

意識の違いもありますが、CO2排出量により変わる税制が現実的には大きいでしょう…
CO2と騒がれてからのディーゼルモデルが、いわゆるクリーンディーゼルと呼ばれるのだと思っています。

そんなクリーンディーゼル、初めて乗ったのは、Citroen Xsara Picasso HDIの5速マニュアル車だったと思います。1.6か2.0か忘れましたが、いずれにしろ出足はかなり遅かったです (^^;;



全然加速はしなかったですが、乗ってて嫌になる感じのクルマではなかったですね☆
下からトルク出てるんで発信は楽チンで、黒煙や振動もなく、ガソリン車とさほど変わらない静けさ^^
スピードだけ見れば昔と大差ないですが、黒煙出してエンジンがいかにも必死に頑張ってる感じではないんで、意外と疲れ知らずです。

ピカソのまったりしたキャラクターに合っていたってのもあると思いますが、燃費は当時の欧州複合モードでリッター20km以上だし、乗り味も悪くないし、クリーンディーゼルに好印象を持つきっかけとなりました (*^^*)
トルクが薄い低排気量こそディーゼルが合ってると、そん時は思いました。


そして、最近乗ったのはMercedes-Benz GL350 BlueTec、BMW X5 xDrive35d BluePerformance、Mazda CX-5 XDの3台。
3台とも前述のピカソから世代が変わったなぁって新しさを感じますが、特に新しさを感じたのはCX-5ですかね。ガソリンエンジンに近い吹け上がりの速さとレスポンスの良さで新世代のエンジンって印象が強かったです。

でも、クルマ全体としての印象が最も良かったのは、GL350 BlueTecです。
この3台の中では、動力性能はデータ上も体感上もビリ… (^^;;
では、何故これを選ぶかというと、制御が最も自然でクルマとして最もまとまっていて、クルーザー的なキャラクターに全体が合っているからです。
フィーリング的にもこれが一番自然な感じしました。

他の2台は、制御の巧みさで速さを出している印象が強く、この部分が逆にパワフルさを感じさせなくしてる印象があります。
スロットル制御によるところも大きいと思いますが、V8 NAの大排気量ガソリンでトルク40kgm50kgmというと、どっから踏んでもグッと後ろから押されるように加速する車が多いですが、その感じとは異なります。それと加給エンジンってのもあると思いますが、スロットル開度から吸気量、ブースト、ギア選択などが巧みに制御されてるようなフィールです。ただ、この制御のおかげでエンジン回転も燃費のいいところが保たれ、街中もパーシャルスロットルで走れば、リッター9キロ以上が実現されます!

GL350 BlueTecは、この2台と比べると制御の精度が少し落ちるという言い方もできるかもしれません。制御は排ガス対策にも多少なりとも関係してくるはずですが、BlueTecは仕向け地により、そもそもチューンを変えてきています。日本に並行で入ってるものの多くは、排ガス対策で最もチューンの低いアメリカ仕様なのです。でも少し皮肉ですが、他の2台と比べると大らかな制御特性により、速くはないですが、自然なフィーリングで実際以上の大排気量車に乗ってる感じがするのです。


クルマとしては気に入ってますが、価格は気に入りません…
GLはアメリカ生産のモデルなので、アメリカでの価格が一番安く、350 BlueTecのプライスは$60,000そこそこから。仮にオプションで$75,000くらいとしても、車両600万の国内乗り出し750万ってところ…
この円高時代、国内乗り出し700万円台でないと旨みを感じないですが、実際の国内相場はそこから200万ほど高い900万円台半ば…
絶対的には高いですが、意外と相場の堅いクルマなので、例えば3年乗ってもそこそこ価格が保たれるのでは、と思います。

GLだと個人輸入かなぁ、なんて考えてる内にパワーも燃費の2割上がったらしい、次期モデルが発表されます!



そして、BMWからも燃費という意味では本命になるであろう320d BluePerformanceがこの秋に国内導入されるそうです。
さすがはエンジン屋のクルマ、欧州仕様は欧州複合モード燃費で28.9km/L(68mpg)と225キロの最高速を両立しています!

そんなこんなで、自分的には待ちかな、と…
今回は前置きっぽい話になってしまいましたが、続きは次回とさせてください m(_ _"m)
Posted at 2012/05/20 12:38:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | DIESEL | クルマ
2012年05月04日 イイね!

乗ってきました! CX-5ディーゼル!

乗ってきました! CX-5ディーゼル!やっと、CX-5ディーゼルに試乗する機会を得ました!

試乗したのはSkyactiv-DのXD FF 19インチ仕様☆
そして、少し前ですが、ガソリン20SのFF 17インチ仕様にも試乗しました。


アイドリング音量は、先日乗ったGLやX5より小さい印象を受けます。しかし、音質は4気筒のせいか少しゴロゴロしたもので、CX-5が一番ディーゼルらしい音を発します。

音に関しては走り出しても、常にディーゼルであることを意識させられます^^
吸排気のチューニングで変わってくる部分だし、せっかくディーゼルなんだから、無理に消してないほうが好感が持てますけどね☆


この車で最も印象的だったのは、アクセルに対するエンジンのツキの良さです。
X5もディーゼルとしてはアクセルレスポンスが良いと思いましたが、CX-5は更に上と感じました!
Skyactivの凄さは、個々の技術というよりも車の各部の協調設計にあると思います。その結果生まれたパワートレインとドライブトレインのマッチングレベルの高さが、アクセルのリニア感を出していると印象です。

ただ、車との一体感を感じるかと言うと、エンジンに関しては正直そこまでではない…

最近の制御技術の進んだ車にありがちなんですが、車がアクセル開度に応じたエンジンやミッションの動きをすごく考える印象を受けるのです。
そのせいか、フィーリング的にも前から引っ張られるような感じになり、アクセル踏んだ瞬間に後ろからグッと押されるような力感を感じない…
この傾向はガソリン車のほうがさらに強く、エンジンとの距離感が遠い、どこかよそよそしい印象を受けました。

足回り、ステアリング、ボディーとの一体感はあるので、この部分は残念に感じます…
ステアリングに対する車の動きや操作系のタッチは自然で好感が持てるので、なおさらです!
前にモーターショーで見た個体は内装の質感がイマイチでしたが、市販型では改善されてました☆ あの時の個体はプロトタイプだったんですかね…
ブレーキペダルとアクセルペダルの段差だけは個人的にマイナスですが…

エンジンに引っ張られる系のフィーリングという意味では、X5もそうでしたね☆
多段A/Tがそうさせてる部分もあると思います。タイムは出るかもしれないが、加速のフィーリングが伸びやかではない…
外誌のデータ的には、X5ディーゼルの0-60マイル加速が7秒前半、CX-5ディーゼルが9秒弱なんですが、8A/T対6A/TでCX-5のほうが各ギアの伸び幅があるせいか、体感上の加速に大きな差は感じませんでした。

エンジンそのもののフィーリングでは、回転とともに力が出てくる感じと回りの速さからCX-5のほうがガソリンライクな印象です。

19インチと17インチの差は、はっきり体感で差を感じましたが、どちらかが良くてどちらかが悪いという差ではないので、まろやかさで17インチ、しっかり感で19インチと好みでチョイスすれば良い感じと思います。

燃費はさすがにいいです!!
ちょい乗り試乗で、渋滞に巻き込まれたり、加速試したりしたにも関わらず、車載の平均燃費は9.9km/L^^
ディーラーマンによると100~110km/hの回転は1700rpmくらい。130km/hでも2000rpmくらいだそうです。高速をフツーに走っても15~16km/Lは期待できそうですし、エコランすれば20km/L超えも現実的と思われます☆
ディーラーマンが経験した最高燃費は24km/Lだそうです!
投射面積の大きいSUVなのに立派な数字です!
前述の加速感やいかにも制御してます的なフィーリングはあまり好きになれませんが、その結果、この燃費になっていると思うと納得させられます。


マツダの意欲作、フルSkyactiv開発の作品だけあって、本気が作られた車に感じるイイ物感、本物感を感じます。
数日前に見たロータスエスプリのように、心からほしいと思わせる感性で買う類の車ではないですが、総合的に見ると、よく出来てるし、かなりのレベルにある車という印象です。

しかし、グレード構成と価格差が絶妙で、買うとなるとカタログとのにらめっこが続きそうです…

まず、FFか4WDでは自分的にはFFです。21万円差で、重量差100キロです!
この車の四駆システムは、いわゆるトルクスプリット型で、通常はFFで必要に応じて駆動力を後輪へと配分するタイプ。
実際問題、四輪が駆動している瞬間がどれだけあるかって考えると、そう多くはないでしょう… そんな瞬間のために100キロ余分なウエイトを常に抱えないといけないわけで…

そして、Lパケの有無。
価格差40万円なので小さくないですが、本皮パワーシート&ヒーター、BOSEオーディオ、19インチ、ディスチャージライト、クルコンに安全装備系の追加と内容考えると、必要かどうかは別としてLパケのほうがお買い得な気もしてきます…

AutoExeでアフターパーツも開発中のようですし、ベーシックなXDにBOSEとナビ入れて、後はAutoExeチューンですかね☆

そうすると、400万円の車…

400万円で使用用途にあった燃費のイイ車は何が買えるだろう…
この辺りが、一番のハードルかもしれませんね。
Posted at 2012/05/04 22:28:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | DIESEL | クルマ

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