帆世のブログ一覧

久しぶりに見た気がします☆

三菱ＧＴＯの後期型、というか最終型！

迫力あるというか、ゴテゴテしてるというか…
結構好きだったりします^^


バブルの頃にデビューして、１０年以上コツコツと進化していったロングライフな一台。しかし、考えてみると、このクラスで1990年～2000年に世代交代している国産スポーツは皆無なのです。多くは、マイナーのたびにケバくなり、気づいた時には熟女になっていた、という感じで…

ポルシェは964⇒993⇒996、フェラーリは348⇒355⇒360、コルベットはC4⇒C5と海外勢は世代交代していく中、なんか時代というかお国柄を感じます…


帆世がこのクルマで好きなのは、正確にいうとスパイダー☆
北米仕様の3000GT VR-4 Spyderです。

国内では三菱というとランエボ、パジェロ、デリカとラリーや四駆のイメージが強いですが、当時、北米ではエクリプス・スパイダーなんかも結構売れており、スポーティーのイメージが強かった印象があります。



写真は中期型の3000GT VR-4 Spyderです。

クーペはちょっと頑張ってる感じですが、こちらは余裕を感じるし、なんか高そうに見えます！　それに、日本車としては珍しく赤が似合うのがイイ！

ベースがギャランなんで、そういう意味でも、スポーツカーとは異質な乗り物で、余裕のクルージング的な乗り方が似合うと思います。
車重もクーペで1.7トン弱、スパイダーでは1.8トン超え！

スポーツカーとして見ると、腰高というか、重心高が高く見えてきます…


搭載されたエンジンは、当時の三菱の主力V6の6G72。
SOHC / DOHC 合わせると、パジェロやディアマンテなど幅広い車種に載ってたユニットです。この6G72搭載のパジェロやディアマンテ、純正でも結構ボボボって感じの音させてた気がします！


しかし、こう書いてくると、なんか走らなそうな印象を持ってしまいますが、ツインターボは2500回転で最大トルク42.5kgm、ビッグマイナー後は43.5kgmを発揮し、フルタイム四駆のトラクションと相まって、ノーマルでもゼロヨン12秒台を出せたようです！

それに、ＧＴＯより不利な形のランエボをあれだけ走らす制御技術を持つメーカーであることを考えると、素人が乗る限りでは、簡単に音を上げるクルマではないはずです。

最初の頃は、サイレントモード？がついたアクティブマフラーやスポイラーの角度が変わるアクティブエアロなどのギミックがついていたり、なんかバブルを感じます (^^;;

一方、ツインターボのマニュアルミッションは初期モデルからゲトラグ製を採用したり、と本格派な一面も持っていたのです。


ちょっと気になって、中古車価格を調べてみたら、最終モノは気軽に買える代物ではないようです… (--
最終モノの極上車は、もう10年経ちますが、この時代の和製スポーツの例に漏れず、新車と大きく変わらないプレミア価格で売られています (^^;;

でも、3000GT VR-4 Spyder、見てると欲しくなります^^