
2017年ももうすぐ終わり。
紅葉もクリスマスも終わりましたが、先週25度のテルアビブにいたせいか、あまり年末って感じがしてないです。
今年も多くの「いいね」「コメント」いただき、多くの方に見ていただき大変嬉しく思います❗️
ありがとうございます❗️❗️
購入記はお正月休みに書くので、今年の総括です。
今年はここ数年では比較的楽しい年だった気がします。人生で一度も行くことはないと思っていたイスラエルに3回も行きましたし、去年の今頃思っていたよりも刺激的な一年でした。
そして、海外始め、いろいろな人達と出会い、教養やブランドの大切さを改めて感じています。大人たるもの、いいモノで身を固め、いいモノを知らなくてはいけない。知識ではなく教養がいるのです。早いうちから高級品に触れて知らず知らずのうちに、いいモノの質感を覚えていくのも大切かもしれません。高級ブランドで身を固めればいいってもんでもないですが、高級ブランドを毛嫌いする連中よりははるかにマシです。
クルマの世界もそうですが、ブランドを築き維持しているケースもあれば、衰退していってしまったケースもあります。高級ブランドとして今存在しているのには、きちんとした意味があるということなのです。
というのも、今、ビジネスの世界でブランディングの難しさに直面しています。イスラエルに行っているのも世界に先駆けたとある事業のためで、世界トップクラスの技術、チームがあり、世界で名の知れた企業がついてますが、それだけでは何も進みません。どうやってブランディングしてプロデュースして行くか、というところに最大の難しさがあるのです。新事業は何もブランドがないところから始めるわけですから。
例えば、フェラーリが掃除機を作ったとします。一定数売れそうですが、ダイソンと簡単に肩を並べられる訳ではない。ヴィトンがスプマンテを作ったとします。いきなりフェッラーリの横に並ぶことはないでしょう。。。
新事業はどこがやろうといきなりブランドは築けないので、ブランディングが必要になるのです。
こんなことを考えて行くと、一点豪華主義や数点豪華主義ではカッコがつかない。クルマだけ、時計だけ、バッグだけ、みたいな見られ方をしないように、気をつける必要があります。さすがにBugattiまで行けば許せる気もしますが、Bugattiだけの人には売ってくれないのが現実ですからね。。。
Bugattiにふさわしい生活のできる人かの身辺調査に合格する必要があります。
昔は自分も、まずクルマがあってだったので、大して興味のないものにカネとエネルギーを注ぐのが無駄に思えましたが、今は逆です。全体の底上げが心地良く感じられ、こうした価値観やレベル感の合わない人とはビジネスにおいても距離を置くようにしています。
そうは言っても、クルマは好きなので、少しだけ主張が強くてもいいかなって思っています。無理してる感じにならずに、好きなクルマを楽しむくらいが、ちょうど良く感じます。ユーコンは2年9ヶ月で8万キロ近く乗りましたが、こうした感覚が心地よかったのだと思います。
なかなか高性能を売りにしたクルマだと難しく感じる部分でもあります。カイエンやCLに乗ってる時は、単体で乗ってる限りは中古でも十二分に高性能で満足度も高かったですが、やはり新型コンプレックスはありました。そして、この手のクルマは性能面の進化が激しいので、最新を追い求めるとキリがない気がします。エコ全盛の時代とはいえ、一方で0-100加速が3.6秒から3.5秒に進化し、ライバルが3.4秒にしてくる世界が確実にある。やがて、これが3.3秒になり、3.2秒になる。GLC63Sは惹かれましたが、しばらくしてこんなことが頭をよぎりました。2年後に出てくるのであろうGLE63Sは、確実に抜いてくるでしょう。。。
世界最速でいられる時間は短いのです。Urusより速いSUVが登場する日も近いのでしょう。世界最速の座を奪われてしまうと、少し見劣りしてしまうのも、こうしたクルマの難しいところです。実際、ここまでの加速力はどれも同じように速く感じられ、フィーリング的にはギア比とかレスポンスの方が大きいとも思いますが。。。
Urusに惹かれるものはありますが、こうした視点ではLevanteは雰囲気重視で、いいとこにいる気がします。
バッグのことはよく分かりませんが、当年モノのヴィトンは良くても、一年落ち、二年落ちは微妙で恥ずかしい。でも、これがヴィトンのスーツケースを10年使ってます、となると、風合いが出てアリかも知れない。無知な領域でみっともない感じにもなりたくないので、バッグは少し外しのブランドにしてますけどね。。。
ビジネスの世界ならともかく、オフの時間まで最新を追い求め続けていては疲れてしまう。。。
そして、幸いクルマの世界の進化にはエコがつきものなので、味わいや個性は最新になるほど薄れていっている。更にはカスタムやチューニングという個性を強めるものも存在する。
そうすると、一番心地良いのは、もう今後は作られることがないような個性を放ち、生活の中で程よく主張してるクルマ。V8のくせにリッター10以上走って環境にも優しい、ではなく、デカくて大食いだけど、ドラマのあるエンジン❗️
マフラーで音を作るのではなく、クルマ全体で身震いして加速していく感じ❗️
騒音規制の中で遠慮したサウンドではなく、解き放されたサウンド❗️
自分の場合、その頂点に来るのはこのクルマで、次はこのクルマを買う予定でUSの相場や探す話までしていました。

8.3LのViper V10を積むDodge Ram SRT10です。
SRT10もいずれ買うと思いますが、例の個体が目の前に現れてしまったので、そちらに先に乗ります。まだ、車名は内緒にしておきますが、こちらももう作られないであろうクルマでエコという言葉が最も似合わない一台です❗️
ユーコンもこちらのクルマだと思います(^^) 次のクルマも一皮剥けばユーコンと一緒ですから❗️
ちょっと……じゃなくて、大分主張が強いかもしれませんが (^^;;
もう作られないので、フルカスタムにかぶせたチューニングに納得できたら、次も比較的長く乗りそうな気はしています。
改めまして、今年も一年間ありがとうございます❗️
来年もよろしくお願いいたします❗️
皆様、良いお年をお迎えください❗️❗️
Posted at 2017/12/31 18:01:50 | |
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