
三代目の愛車は98年型フェラーリ355F1新並です。
ここからは日本です。
「フェラーリが欲しい!」
これはもう理屈でどうこうという話ではないですよね。
美女を前にした時と一緒です!前進あるのみです!
「買わずに後悔するくらいなら、買って後悔するほうが良い」という困った性格なモンで…
でも、他の候補もちゃんと考えましたよ <(`^´)>
『 Alpina Roadster S 』
少し前にB3Sを試乗し、あのエンジンにオープン・マニュアルで乗れたらって…
『 Cadillac Escalade ZBR LTD 』
等々力の某ショップがコンプリートしてた仕様でスーチャーも完備!ちょうどDUBスタイルが流行りだした頃、マイアミのホテルにHip Hopガンガンで乗り付けられたエスカレードの軍団!カッコ良かったです!
『 Hartge HX350K 6M/T 』
E53 X5のハルトゲ・コンプリートです。直6スーチャー仕様に6M/Tでボディーカラーは赤希望でした。HX550も含めて一体何台存在するんでしょうか? 今でも出てきたら、確実に見に行きます! 350Kは一度も売り物見たことないですが… 一度だけC4に乗ってる時、高速でHX550と思われる車に出会って200キロくらいで遊んでましたが、ホントにSUV?って走りしてましたね☆
『 Hummer H2 』
これも理屈で考えて買う車ではないですよね。何度も候補に上がってるので、いずれは乗ることになる予感がします。デカイといっても、縦横に成長した80と大差ないし…
『 Porsche 911 Carrera 6M/T 』
996狙いでした。オーシャン・ブルーにタンレザー内装が第一希望!911も一度は乗らないといけない車だと思ってます。良くできた車なんですが…、なんかマジメすぎというか… 要は自分はポルシェ党ではないんですよね…。
ここの候補は、ほとんど実車を見に行きました。当時の流行もありますが、特にハマーとエスカレードにスーチャー入れてってのは結構迷いましたね。高速でこんな車にピタリとつかれたら、面白いじゃないですか^^ でも、911を見に行ったお店で「白ボディーにグレー内装もいいなぁ。純正オプションの18インチは欲しいなぁ」なんて見ていると、ショールームの反対側に348tsがいるのを発見!
気づく348を見ていて、「やっぱ、一番欲しいのはフェラーリだぁ!」ってなりました!
実は最初は348を買う予定だったんです。348のデザインがホントに好きで、コルベットC4と並ぶ憧れの一台でした。雑誌やネットだと結構出てくるんですが、実際見に行ってみると、「これは!」って個体が意外とないモンです。フェラーリ貯金もしまくってきて、探し始めて半年くらい経った頃、候補を広げました。
フェラーリは、90年代のモデルが一番好きで、348、355、456/456M、512TR、Mondial T まで含めて探します。この時代のフェラーリは「かっこいい」より「美しい」って言葉が似合う感じで、とっても艶っぽい車達だと思います^^
355を何台か見て、当時品川にあったお店で出会ってしまいました! 好みの美声を響かせる一台に! ロッソコルサ/ネロとお約束の組合せに、ワンオフマフラーのミュージック仕様! 若干人工的な気はしなくはないけど、ホントにいい音してました! 音質的にはtubiに近かったかなぁ。
本当のところ横に置いてあったブルールマン/タン内装の456GTAもかなり気になりましたけどね。ブルールマンやブルーツールドフランス、深みがあっていい色ですよね^^ でも、最初の一台はロッソコルサ、ミッドシップ、トンネルバック、甲高いエキゾーストノートとストレートな魅力の355にしました^^
かくして
美女と付き合うことフェラーリと暮らすことになったわけですが、
さぞワガママなのだろう、と覚悟はしてました…。
ところが彼女、性格まで美女でした^^
F1の操作さえ慣れてしまえば、フツーに走る限り、運転感覚もかなりフレンドリーだと思います。オーバーヒートもなければ、電気系トラブルも皆無でした。電動ファンもきちんと生きてました!一度だけ、箱根でエンジンかからなくなったことありましたが、バッテリー外してECUリセットしたら解決!
とは言え、もちろんある程度の神経は使います( いい意味ですけどね☆ )。
マフラー変えてるせいもあると思いますが、真夏の渋滞では水温計の針が上がっていったり、エンジンが気持ちぐずり気味になることもありました。でも、真夏の渋滞で水温計が1℃たりとも動かないほうが不自然ですよね…
高速コーナーでリア荷重が抜けると少しムズムズ感があり、緊張したこともあります><
走行後、不用意にボンネットに触って、焼けどしそうになったこともありましたね^^
行き先の駐車場事情や降水確率調べるクセがつきましたね☆ 雨は走ってる分には平気でしたが、雨の中駐車しておくと、次エンジンかける時、キュルキュルとベルトが滑るんでなるべく避けました。
いつ乗っても適度な緊張感と刺激があり、だからドライバーはのめり込んで熱くなるんだと思います!車の状況をケアしながら乗るのが、こういう車に乗る楽しみの1つですしね^^
自分のはヨーロッパ仕様だったんで、コーンズ物よりもハイギアードで加速が伸びやかでした^^ そして、シフトダウンが何よりの幸福でした!! DOWNパドルを引いて、Nに落ちた瞬間に右足でブリッピングをかます「クゥオ~ン」! もちろん速く走ろうと思ったら、自分なんかが回転合わせするよりも、コンピューターで正確にブリッピングするほうがいいんだろうけど、気持ち良さではブリッパーは絶対ないほうが良いと思います! 最初は6M/T狙いでF1は敬遠してましたが、乗ってみたらすっかり気に入りました。F1と言っても感覚は完全にマニュアルで、シフトアップ時にきちんとアクセル抜いてあげないとドンッときます。デフォルト、マニュアルモードで乗る車と思っておいたほうがしっくりきます。Autoモードは納車時に一度試しただけで、その後は一度も使いませんでした。すぐクラッチ繋ぎたがる感じなので、微速での車庫入れは若干大変でしたが、刺激とイージードライブを上手いことバランスさせてたと思います。
というわけで、この美貌に美声、見かけによらず中身はフレンドリーで刺激的!
かなりストライクな一台です! (^^ )ノ
結構無理して買ったんで、支払いは大変だったし、犠牲になったものも少なくなかったけど、355と暮らしたことは良き思い出です! いずれは、V12フェラーリにも乗ってみたいと思います! 熱のケアは必要でしょうけど、456M GT。あ、Mのマニュアルは玉ないんだった…
今回は購入記と言いつつ、半分は購入後のお話になってしまいましたね… 最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
Posted at 2011/10/29 20:04:40 | |
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