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帆世のブログ一覧

2015年07月25日 イイね!

悩ましい中古車相場

悩ましい中古車相場納車から4ヶ月が経ち、約10,000キロを走破したユーコン。



いろいろと見えてきており、振動対策は問題のありそうなものから潰す方針に変えて、タイヤ⇒スタビの順に入れ替えようか考えています。

方針は決めたものの、海外出張の予定が急に入ったかと思えば、なくなったり、来週はどこにいるんだろう?
ってな感じの日々が続いており、なかなかユーコンを入院させるタイミングがなかったりしています (>.<)

入院は少し予定が落ち着いたらですね。。。
左だけインナーハウスに当たる問題も合わせて原因究明です。。。
そして、脚ができたら、サブコンとラムエアーでモアパワーですかね。


タイヤと言っても、バランス取りだなんだで、20万コース。
消耗品のくせにイイお値段です。。。
スタビはたしか15万くらい。。。

乗り換えるつもりないですが、このくらいの差額で買えるクルマに何があるだろう、、、
って、ふと気になって調べてみました。
ショックアブゾォーバーまで変える必要がありそうだとなると、脚のやり直しに近くなるので考えるかもしれませんが(--)

まぁ、乗換予定がなくてもクルマ探しは趣味みたいなもんなんで、今回も探してみます (^^;;


ちょっと面白いかな、と思ったのはメルセデスベンツのR500。変顔のヤツです。

不人気でベラボーに安いかと思いきや、同年式同程度のE500やCLS500と対して変わらない値段で売られています。
逆に価格的においしいのはE65後期の750iあたりですかね。新車時ほぼ同価格帯の人気車ゲレンデG500と比べると、1/3くらいで売られています!

で、先のR500はちょっと見てみました。
いいクルマですが、「おおっ!」って程度の良さを感じる個体に出会わなければ、慌てて買わなくてもいいかなってのが、正直なところ。

パッケージングはほぼオデッセイですが、オデッセイがミニバン仕立てだとするとRクラスはサルーン仕立て。
サルーン仕立てだけど、ベースはW164 Mクラスというなかなか変わったクルマです。
悪く言えば掴みどころがないですが、この1660mmの車高は意外と便利かもしれません。

いや、冷静に考えるとこのクルマ、実は自分の使い方にかなり合っているかもしれません。
大き過ぎず小さすぎずのボディサイズで、1700~1800mmに高さ制限のある駐車場にも停めれる。日頃の荷物は問題なく飲み込み、状況によっては車内で仕事も着替えもできる。室内の質感や作りも悪くない。4Maticもしっかりしており、5リッターV8の左ハンがちゃんとある!! 上にAMG63もいますが。。。
最高速240キロ、0-60mph加速6.5秒なので、動力性能もそこそこで高速も得意。高速なら燃費もそこそこ。
世界的に不人気気味で、おそらくディスコンでしょうから、そこもプラスです(^^)


条件で考えるほどマッチしてるのですが、、、「これは!」って個体でない限り、いまひとつ決めてに欠けます。。。
この中古車価格は魅力であるのはたしかですが。

乗り出しでは1,000万を超えていたであろうR500が2006~2007年式、6~7万キロ走行で100万円台後半まで落ちてきます。
ドイツ生産の他ベンツと比べると、全体に緩くてアメ車って感じがしたり、同じくアメリカ生産のGLと比べると質感も1クラス落ちる感じしますが、この金額でこれ以上のクロスオーバーは買えないのでは?って感じもします。

この年代のメルセデスは、まだ電制をモノにしきっている感じはしなく、ABCサスも信頼性イマイチですし、ATの制御もイマイチです。
ATは7Gなので完璧ではないでしょうが、Rクラスはリアのみがエアサスなので、メンテ面ではSやSLよりも楽な気がします。


Rクラスに限らず、2005年前後のV8 5リッタークラスのドイツブランドは全体的に安い気がします。
自税の15%増も目前だし、スポーツグレードではないV8を買う方は少ないんでしょうね。


10年落ち前後のクルマは穴場が結構ありますが、ネオクラは事情が違います。
その代表格は、最近取り上げられることが多い空冷ポルシェ。964と993です。。



実は3~4年くらい前に一度だけ964を買おうかと思ったことがあります。
たしか91年式のティプトロで、走行11万キロの距離の伸びを気にしなくてよい個体!
白ボディ/タンレザーの組み合わせ、17インチカップホイールとローダウンでCarrera RSルックでした。
マフラーも変わっており、いかにも空冷ポルシェな力強いイイ音してました(^^)
この個体は200万くらいだったと思います。

もし、これに乗り換えて今まで乗り続けてたとすると、おそらく距離は17万~18万キロくらいに達している。
そんな個体でも値段がつくどころか、ほぼ買値で売れていたでしょう!

ちょうどいいサンプルがなかったですが、10万キロを超えたマニュアルが500万近いので、おそらく過走行ティプトロでも250~300万はつけるでしょう。
というのも、マイル換算すると18万キロでも11万マイルを超えたあたり。20万マイルでも売り物になる欧米からすると、必ずしも過走行ではないのです。

帆世の予想として、空冷ポルシェ、特に964の相場は今後二極化していくと思います。
低走行やワンオーナーの超極上車は今後もじわじわ値段を上げ、そこでほぼ永久に高値安定。
逆にフツーに年を重ねてきたような個体は行くとこまで行ったら、落ちてくるでしょう。
ただ落ちるといっても、98万円とかにはならないと思います。そうなる前にレストアされ、イイお値段で売られるのです。
急激な円高や突然変異でもない限り、急激に相場が変わることはないでしょうし、そろそろ"そういう年代"のクルマだと思います。


993は"最後の空冷"、964に関してはここに"最後の911らしいカタチをした"が加わるのが大きいと思いますが、いろいろ見てみると、空冷ポルシェ以外にもじわじわと値段が上がっているクルマはあります。

スーパーカー系のブランドを除くと、目立つのはモーターボートのような形をしたBMW Z8。E39 M5のV8を積み、6M/Tしかなかった硬派なクルマですが、ビカモンは当時の新車価格を超えてきます。
アルピナ版のスゥイッチトロニック仕様も出てきたら、同様でしょうね。

ビーエムでいくと、850iのイイ個体は地味に上がっている気がします。
ビーエムのV12クーペ、もしかしたら最初で最後でしょうから。。。
それに、V12の信頼性の問題で激安まで落ちたので、ほぼ絶滅してるのがその理由と思います。

850iと同じ傾向が出ているのが、ベンツ140クーペのイイ個体。
これも上がり始めている印象があります。AMG 7.0や7.2は126ハンマーなどと同様に高値の世界に住んでましたが、ノーマルのイイ個体が上がってきています。
140もV12となると、イイ個体が少ないんでしょうね。。。

ベンツでもR107はもう目に見えて上がっています。
このクルマも3年くらい前にフツーに程度のイイ個体を見た時、250万くらいで売られていて、ワンオーナーの低走行でも400万まではしてなかった気がしますが、今や250万⇒350~400万、400万⇒600万近くまで上がっています。
レストアを受けた個体はこれ以上だったりしているようですね。

ジャガーXJSもビカモンは上がってますね。
シリーズIIIのダブルシックスは元から開きがあったので、大きな動きなしって感じです。


こう見ると、そこそこ希少価値があり、前時代の集大成のようなクルマは上昇傾向にありますね。
どれもレストアしてクラシックになれる素質を持つクルマばかりです。
複雑な電制に頼らず、メカで味わいを出していた世代のクルマというか。

この20年、クルマで最も進化したのは電制・電気系だと思いますが、ここはレストアがビミョーな領域で、90年代後半とかの電制をレストアしたとしても、メカや内外装のレストアほどありがたみがない。10年前のナビを直してもありがたみが薄いのと一緒です。

90年代後半から2000年代前半くらいの電制が入り始めた世代にモデルチェンジしたクルマは安いの多いですが、各メーカーの電制化が活発化していた頃で発展途上のものが多く、個人的にはあまりオススメしません。そこまで複雑ではない電制の極上車を安く買い、アシにするのはありだと思いますが。。。
外すと泥沼のニオイがプンプンします。


アメ車はどうだろうか。
全体的に見ると、2005年あたりに出たモデルから、グローバルを見据えたクルマ作りをして、シャキッとしてきた印象が強いです。
コルベットやマスタングを見ても、この世代からゆるさが抜けて、しっかりしてきた印象が強いです。

ただ、同時にグローバルを見だした分、個性が薄れたモデルが多くなってきた印象もあります。アメ車に限った話でもないですが。。。
アメ車の場合、ハマー、エスカレード、ナビゲーターによって牽引されたラグジー系のSUVブームが2000年代前半から本格化し、他のモデルは影に隠れてしまった感じもするので、なおさらです。

中古車価格は、まだこの名残があります。
ハマーはゲレンデと並び、まだ高値安定な気がします。
たまに安いのが出てますが、現車確認すると、「これにこの値段かぁ。。。」ってなることが多い気がします。

SUV系、特にフルサイズのモデルは、なかなか難しいというのが正直なところ。
新車並行はプレミア価格ですし、ユーコンも今の愛車に行き着くまで、程度と金額のバランスが取れている個体がなかなか見つからなかったです。
フルサイズSUVのオススメを聞かれたら、今なら三代目ナビゲーターか三代目エスカレードのディーラー車を押します。
共にモデルチェンジしたばかりで入れ替えが起こる時期ですし、ディーラー車も新並と大して変わらない金額で出ています。
リコール対策が行われているか、などいろいろ考えていくと、(価格差があまりなければ)ディーラー車のほうが楽な気がします。


今回書いてみたような穴場のクルマもありますが、いろいろ見ていくと、全体的には中古車が高い印象を受けます。中古車が高いというより、ここ20年くらいで新車価格がずいぶん上がったといったほうが正確かもしれません。物価自体も上がり、為替の影響もありますが、新車価格の上昇が中古車相場に影響し、中古車としての下げ幅を食っている感じがします。

例えば、今から20年ちょっと前のRVブームの頃は、400万くらいでほとんどのモデルを買えた気がします。それが今はアルファードの一番安いグレードが何とか買えるかって感じで、ランクル200については門前払い。。。

2004年に355F1を買ったときは、6年落ち走行1万キロ台の個体を1,000万くらいから探すことができた。今、同じように6年落ち走行1万キロ台の2009年式あたりのF430を買おうとすると、1,600万コース。。。

コルベットもC4の最後とC5の最初は600万切ってたのに、今やオーバー1000万(>.<)
エスカレードも二代目は700万くらいだったのが、三代目で900万クラスになり、現行は1200万以上!


20年前にはまだ少数派だったABSやエアバッグ、トラコンなどもほとんどのクルマが備え、製造コストが上がっている部分もある。
新車価格を上げる要素がいろいろあるのは分かりますが、価格帯が上がり、憧れを抱き目標にできるクルマが減っているのには寂しさを覚えます。
これに中古車相場も加わり、例えば、10年くらい前はある程度モチベーションを持って目標にできたテスタロッサもいつのまにか遠い世界に行ってしまった感じがします。


自分の場合は、クルマ移動が多く一度に走る距離が多いため、投機的にクルマを買うことは難しいですが、こうした相場の動きには悩まされます。
特に買換え予定がなくても、相場からくるタイミングみたいなものは、やはり意識してしまいます。


長文へのお付き合いありがとうございます(^^)
Posted at 2015/07/25 19:46:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 中古車 | クルマ
2015年07月02日 イイね!

ユーコン振動対策 検討中

ユーコン振動対策 検討中出張にも乗っていくので、8割は高速走行のユーコン。

基本的には高速をゆったり走るには向いてるクルマですが、乗り心地の悪さというか振動が悩みのタネ。
特に高速で100キロくらいから振動が激しくなります。それに、総じてバネ下が重い感じしてます!

原因は22インチのホイールと305/40R22タイヤ。

26インチもフツーな時代で、22インチと聞くと小さく感じますが、そこは鋳造モノ、結構な重量です。
おそらくホイールだけで25キロ近く、タイヤと合わせると45キロ以上かもしれません。

タイヤはインドネシアのATRなので、振動の原因はコイツな気がします!
ハブガタも疑ってましたが、しばらく乗っていろいろ試すうちにタイヤが一番怪しい気がしてきました。

そこで、まずタイヤを調べてみましたが、しらべてビックリ ヽ(*'0'*)ツ
なんと、53lb(24.04kg)もあります!!

ホイールと合わせて、バネ下50kg近いかもしれません。。。
そりゃ、厳しいです Σ(・口・)
純正だと30kg台後半、40kgまではないでしょうから、約10キロ増し!


305/40R22タイヤ、軽くはないはずですが、そこまで重たいものなのか?
参考までに国産銘柄を調べていくと↓

Yokohama Parada Spec-X : 41.7lb (18.91kg)
Toyo Proxes ST-II : 44lb (19.96kg)
Falken ZIEX S/T5 : 45lb (20.41kg)

1本あたり3~4キロの差ではあるものの、バネ下重量は車重換算で10倍なんて言われてるので、ATRは120キロ以上重いことになります。

試しに別のアジアンタイヤの同サイズを調べてみると↓

Nexen Roadian HP : 45.7lb (20.73kg)

ATRほどでないにしろ、少し重めであることがわかります。
いずれにしても、ATRは重すぎですね。。。
劣化の早さとロードノイズはダメですが、重さでもダメなんですね。。。
ゴム質がきっとゴミなのです。。。


そして、ハンドルを目いっぱい切った際に、何故か左側だけインナーハウスにあたるので、タイヤ交換と同時にサイズを落とそうと思っています。
径が若干小さい285/40R22がターゲット。
調べた中で一番軽いYokohama Parada Spec-Xのこのサイズだと、37.6lb(17.06kg)です。
タイヤ交換だけで1本あたり7キロ近い軽量化が可能になります。

ここまで軽くなると、体感で分かるレベルでクルマが軽くなった感じになり、加減速が良くなるはずです。
ランクル80に乗ってた時に、325サイズのBFGオールテレーンから305/50のToyo Proxes ST-IIに変え、1本あたり10キロくらいの軽量化をしましたが、体感で分かるくらい良くなりました。燃費は対して変わらなかったですが。。。


タイヤを調べる前は鍛造ホイールにしないとダメかな、と思っていたものの、ここまでタイヤで差が出るとなると考えてしまいます。
やはり、鍛造モノは高いです(>.<)
22インチでも1本15万くらいは用意しないと買えません。

それでいて、期待できる軽量化は鋳造比で15%~20%くらい。
鋳造でも25キロまではないと思いますので、1本あたり3~4キロといったところ。
今回のケースだと、タイヤによる差の半分くらいになってしまいます。。。

鍛造と言っても、ディッシュ面のみが鍛造であったり、いろいろと種類があり、一意に軽量命にはなっていません。

であれば、軽めの鋳造モノにしたほうが良いかな、と言うのが本音。
1本5万クラスでも、20キロ前後のものがあるので。。。
20キロとしても、285/40タイヤと合わせて40キロを切るので、純正に近いとこまでもっていけます!


今履いているAlloy Technologiesのホイールのデザインも気に入っているので、タイヤだけでいいかなって思いもありますが、ホイールもいろいろ見ています。

ラグジュアリーとスポーティーの中間的に見えるデザインが多いですかね。

1つ目はBlack RhinoのPondora。

あまり聞いたことないブランドですが、あのTSWのSUV向けサブブランドなので、信用できるものと思っています。
こちらは、22 x 9.5Jで45lb(20.41kg)です。

2つ目はBoss Motorsportsの330です。

22 x 9Jでちょっと細いですが、その分軽くて40lb(18.14kg)です。
これと285タイヤの組み合わせだと、純正よりも軽くなるかもしれないですね(^^)

こんな感じも、雰囲気が変わって面白いかな、と思っています↓

KMC KM690です。こちらは44.95lb(20.39kg)です。


ホイールを履き替えたいとも思うものの、今のホイールがクルマをカッコ良く見せてる部分もあるので、悩ましいです!

も少しいろいろと調べながら、しばらく悩みます(^^)
Posted at 2015/07/02 19:44:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | Yukon | クルマ

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