
ユーコンは定期メンテに出してきたので、久々の代車生活です!
代車も26台目。ここのショップでは10台目ですが、毎回違うのが来ます(^^)
今回もマニアックなのが来るかなって思っていたら、期待に反して?超優等生が来ました 笑
2001年式のゴルフ。3世代目ですかね。
テンロクの"E"というグレードのようです。
ゴルフかぁって思いながら乗ってみると、これが感心するくらい良くできてます!
さすがに、どの世代もベンチマークされるだけのことはあるなぁって思います(^^)
この年式の代車なんで内装とかハッキリボロいですが、走り出すと印象が変わります。
スペック的には101馬力/14.8kgmで、車重1250キロ。4速オートマ。
どう考えても走らなそうなスペックですが、都内を走り出すとキビキビ走ります!
そう言えば、数年前まで友達がこれの年式違いに乗っていて、ちょっと運転したことあったの思い出しました。そん時の個体も想像以上に元気に走った印象があります。合わせて、いろいろ思い出しましたが(--)
なんか国産の国内専売車のような走りします。90年代のドイツ車だとクルマの動きが全体に重たい感じで、軽快感がないクルマが多かったですが、このゴルフはタウンスピードで国産的な軽快さを感じます。日本仕様のチューンなんですかね。このクラスの国産車から乗り換えても、あまり違和感を感じないのでは?と思います。ステアリング、ペダルは重めですけどね。でも正確!!
そして、高速に乗ると国産の国内専売車とは明確に違いが出てきます。ステアリングの座りもいいですし、安定感、フラットライドはさすがドイツ車です。コンパクトなんで、メルセデスSクラスのような動く部屋感とは違いますが、矢のような突進感を感じます。
安定していて怖さはないものの、スピード感はそれなりにあります。
その原因はエンジン回転数。130キロで4000回転超えてます!
日本仕様のギア比なんですかね。。。なんか国産的な回転数です。
今のは低燃費志向で多段なんで、時代的なモノも大いにあると思いますが。
そのまま踏み続けていくと、180キロを越えたあたりで、そろそろ頭打ちかな?って感じになります。180くらいまでは日常的に使えると思うので、日常使いで問題ないといえば問題ないですが。。。
コーナーも安定してますが、フロントから流れると思うものの、リアもわりと早く流れるかな?って挙動を感じます。流れるまで踏んでないですが、ちょいと挙動が掴みづらいかもしれません。制限速度より大分上の話ですが (^^;
ゴルフというクルマは年代問わず、じっくり乗ったことがなかったですが、今回乗ってみて完成度の高さに結構驚きました! 実用車としてどこにも不満を感じない仕上がりのクルマです。逆に言うと、秀でた特徴もないですが、これはこれで良いのでしょう。これが400万とかって言われると、良くて当たり前な気になりますが、当時のデータを見ると、229万円!!
この値段でこの基本性能の高さなら、全然リーズナブルに感じます。
そして、ベンツにも言えることですが、特にFUNなクルマを目指してるわけではないのに、運転していて意外と楽しい! ちゃんとクルマを動かしている感覚というか不思議です。経験上、こーゆークルマは眠くならないです。
しかし、こーゆークルマに乗ると、いろいろと考えさせられる。
移動手段としてはゴルフでいいじゃないか、と思う自分も正直いる (--;;
これまで乗ってきた愛車と比べて、総合的に楽なのは間違いなくゴルフです。
反面、昔ほどではないにせよ、クルマ好きとしてこれ一台でいいのか??
と問いかける自分もいます。クルマは自己満足であり、対外的なステータスでもある。誰もが乗りこなせて、楽に維持できて、毎日見かけるようなクルマではやはり満たされないものがある。誰か乗せた時の「おおっ!」みたいのがないと寂しい。
そーゆークルマは往々にして、維持費の高さだったり、走りのクセだったり、気遣いだったり、サイズだったり、ハッキリ言うと不便さや大変さのマイナスがある。でも、マイナスを補うプラスもあるし、マイナスもある意味エンターテインメント。普段はあまりマイナスと感じてなくても、たまに優等生なクルマに乗ると、マイナスが意外と疲れに繋がっていることに気付くのです。
そうすると、ゴルフをもっと速くして、ハンドリングも走りの性能も更に引き上げて、荷室も少し広いほうが、なんて言って、Golf R Variantになる。乗ったことないですが、かなりの高次元で良くできたクルマなのだと思います。一回乗ってしまったら、ヘンにクルマに戻れなそうです。。。
でもでも、じゃあ、Golf R Variantにしましょう!!
とならないあたりが面倒なところ。。。
クルマ買うときは右脳しか働かないんで、結局、こーゆーのに行くのだと思います↓
バランス悪いんでウデも要求するし、めったに見かけないですし(^^)
そして、Viperの生産中止に合わせて、北米では相場が上昇傾向にあるようです。
これもかなり欲しい1台です!
どう考えても優等生ではないですね、、、すばらしき劣等生です!!
優等生は人生をつまらなくするものでしかないので、もう卒業しましたし!!
すばらしき劣等生こそ大人だし、大人の乗り物でしょう!!
ユーコンのハイチューンも薦められましたが、スーチャー・インタークーラーと合わせてA/Tオイルクーラー、ブレンボやると軽く200万超えます。。。
これはこれで面白そうですけどね! 4輪バーンアウト発進できそうです(^^)
今は気を遣いすぎるクルマを欲しいとも思いませんが、全く気を遣わないクルマも欲しくないという面倒なところにいます。。。
RAM SRT10は、アメ車としてはGMC Typhoon以来のすばらしき劣等生でしょうね!
あ! F150 SVT Lightningなんてのもありましたね(^^)