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2020年04月24日 イイね!

クルマの値付け🙄

クルマの値付け🙄気づいてみたら、みんカラに記事を書くのは今年初めて (・・?)

未だTurbo RSは入院中なのです。どうもヘッドガスケットの交換は避けられなそうで、やることにしました (・_・;
エンジンの上側オーバーホールみたいな世界で3桁万円の出費を意味します。時間感覚も金銭感覚もクラシックカーの感覚に近いクルマですね。

結構な入院率なので、フツーに考えたら、自分の使い方に合うクルマとは言えないですね。じゃあ、乗り換えというのは簡単ですが、、、そこまで欲しいと思えるクルマがあまりない。。。

このTurbo RSまでは昔から欲しかったクルマを手に入れる、という感覚でしたが、もうなかなかそういう気持ちにさせてくれるクルマがいないのです。昔から憧れたり欲しかったクルマは一通り制覇した感があり、Bentley Continental Tはまだ買ってないものの、Turbo RSを知った今、クルマ的には大きく変わらないので、使い方という意味では乗り換え対象にはできません。

しかし、クルマを見ていて、欲しいと思ったり、真剣に見てしまうのは、Bentley Continental T や Bentley Brooklands(クーペの方)だったりします。例えば、ある日突然、大金に恵まれて世界中のどのクルマも買えるようになったとしても、この2台は購入候補から外れることはないでしょう。1月16日にMulsanneの生産終了が発表され、今月であの6 3/4Lエンジンも終焉してしまうので、余計にそう感じる部分も大きいと思います。Hummer H2、F355、Corvette C4などの過去所有車も自分にとってはそういうクルマでした。

もう1つクルマを買う上で気になるのは価格、というか、値付けです。昔からの思い入れが強いクルマは価格を目標として捉えることができますが、使い方とか左脳的な理由でクルマを選ぶとすると、どこまで払う気になるかという点に目がいってしまいます。そういう目線で見ると、今のクルマはどれもこれも高いと感じます。新車も中古車も買ってもいいと思える値付けがされたクルマがホントに少ない。。。


結構昔の話ですが、銀座のとあるビルの上のBarで久しぶりに響を頼もうとすると、「お客様、よろしいですか??」との問いかけ。お店の人が持ってきたメニューには、帆世の知る響をはるかに超える値段が書かれていたのです‼️
普段からウイスキーはほとんど飲まないので和製ウイスキーの価格上昇など知らず、バーなんでメニューなんて見たことなかったですが、そのメニューにはビックリ価格のジャパニーズウイスキーが羅列されていたのです😨

響は好きですが、さすがにそこまで払ってまで飲みたくない。。。
ウイスキーのことは分かりませんが、ワインやシャンパーニュだと、2,000円の味、5,000円の味、10,000円の味、30,000円の味、、、みたいな感覚があります。自分の中のデファクト・スタンダードと言っても良いかもしれませんが、コスパを感じるのはこうした感覚にあてはめての話です。

クルマについても、同じようなデファクト・スタンダードが確立されています。300万のクルマ感、1,000万のクルマ感、2,000万のクルマ感みたいな感覚です。例えば、1,000万のクルマ感というとそこまで古くないスーパーカーが買える価格という感覚。Diabloや512TRなんかがクラシックになる前に1,000万以下で買える時代も見てきているので、例えて言うなら、今、Murcielagoが980万とかで買えるイメージです。しかし、現実のMurcielagoは初期モンであっても、1,000万より2,000万に近いのです。たしかに物価も上がってますが、これは20年前の年収1,000万が今の年収2,000万です、と言われてるようなもので、素直に納得できるものでもありません。いいなと思っても、自分の感覚とかけ離れた値付けだと、欲しい気持ちが萎えてきてしまいます。。。

そう考えていくと、欲しいと思えるのはRolls RoyceエンジンのBentleyと一部のスーパーなクルマだけなのです。スーパーなクルマというのは、スーパーカーのみならず、スーパー仕立てのSUVやサルーンも含みます。

Continental TとBrooklandsを除き、コストまで考えるとだいぶ絞られます。Turbo RSもまだ数ヶ月入院ですし、このご時世なので今後の相場変動を見てからにしようと思いますが、今年買おうかと思うクルマについて。


1台目。
候補の中では、Turbo RSと一番変わり映えしないクルマかもしれません。
Bentley Arnage Tです。



今の売値でいうと、ロールスベントレーの中では一番底値だと思います。が、しかし、SZ系もそうですが、自分のような乗り方をすると、5年も経たずに購入時の車両価格以上の金額が維持費で吹っ飛ぶクルマと考える必要があります。ウワサによると、Rolls Royceエンジン搭載のArnageはSZ系以上にメンテが厄介なクルマのようで。。。

メンテ面ではMulsanneの方が楽な気もしますが、5,575mmの全長が使い方的に辛いのと、あの顔が未だ好きではありません。。。 しかし、最後のRolls Royceエンジン搭載車という意味では、環境が許せば、買うべきはMulsanneなのかもしれません。

では、何故、SZ系よりも新しく、伝統のエンジンも進化してるはずのArnageの方がメンテが厄介なのか?? その理由はこのクルマの生い立ちにあります。Arnageが最後のロールスベントレー純血モデルではありますが、デビュー時、このクルマに積まれていたのはBMW製V8ツインターボ。SeraphもBMW製V12。当初、あの6 3/4Lエンジンはディスコンの予定だったのです。それをBentleyブランドとクルー工場を取得したVWの"粋な計らい"で復活させたのです。当初はシングルターボのレッドレーベルでしたが、Arnage Rでツインターボ化されて、ハイパワー版として2002年に登場したのがArnage Tでデビュー時は457馬力、0-100km/h加速5.7秒、最高速270km/hでした。2006年登場の最終型では502馬力まで上がり、A/Tも6段になり、最高速も288km/hまで引き上げられました。あの6 3/4Lエンジンを搭載している点がArnageの最大の魅力であると同時に最大の問題でもあるのです。ロールスベントレー最後の純血モデルなんで、このエンジンが載っていた方が自然と感じるものの、現実には計画されてなかったデカイエンジンを無理矢理載せているわけで、その代償が"整備性の悪さ"という形で出てきてしまっているのです。端的に言って「整備性の悪いクルマ = お金のかかるクルマ」ということです。何をするにも手間がかかるし、無理して載せている分、クルマへ負担もかかる。Arnageを知る人がArnageを積極的に勧めないのは、こういうことなのだと思います。

Turbo RSよりも走りは良くなっていて、そういう意味での満足度は高そうですが、Turbo RS(SZ系)ほど濃くないクルマに、SZ系以上のランニングコストを払うのは、少し微妙な気持ちにもなります。走りではArnage Tのほうが上ですが、内装の皮の厚みとか、いろいろお金かかってる感はSZ系のほうが上な感じがします。同じ使い方をしたら、Arnageのほうが先に皮がシワシワになりそうです。。。

世の中落ち着いたら候補個体に試乗してみて、気に入ったらTurbo RSと入れ替えることを考えようかと思っています。


2台目。
ある意味、これが本命かもしれません。
Audi R8です。



R8はスーパーカーなのか、という点では色々な議論が生まれそうですが、そこがこのクルマの良さでもあり、難しさでもあると思ってます。例えば、長年スーパーカーに憧れて、やっと手に入れられるとなった時に選ぶべきはこのクルマではないでしょう。そういうケースではもっとDesirableなスーパーカーブランドのクルマを買うのが正解と思います。しかし、ある程度フツーに乗れるけど、スーパーカーの形をした乗り物が欲しい人にはかなりいい選択だと思います。スーパーカーの多くは"所有すること"が目的になってくると思いますが、R8に関しては"ガンガン乗ること"を目的にできるクルマだと感じます。355F1を所有して良さと同時に大変さも知ったので、乗ることを考えると、スーパーカーし過ぎてないスーパーカーに魅力を感じるのです。室内も結構広々してますし、程よい✨✨

そして、相場的にもスーパーカーし過ぎてないのが魅力です。R8の中古を買うとなると、以下の3種類のどれかな気がします。

#1 500〜600万くらいの初期モンのいい個体
#2 1,000万以内の初代後期低走行モノ (2014年〜の7速Sトロモデル)
#3 1,500万以下の現行初期モデル

以前はパールホワイトのスパイダーかマニュアルの個体と思ってましたが、考えが変わってきましたね。スタイリング的には断然スパイダーなんですが、シート後ろのスペースがなくなるので現実的には辛いかな、と。スタイリングは好きですが、クーペ以上に実用性がなく、セカンドカーでないとツライレベルなんで、だったら、スーパーカーブランド❓って気持ちになります。そして、マニュアルはやはりセミオートマと比べると結構高く、そこまでの差分を払ってまでマニュアルにこだわらなくてもいいかなって気がしています。

R8にもクラッチ交換3万キロで70万という都市伝説があり、ある意味、事実だと思うものの、ある意味ウソです。ミッション周りは年次改良でどんどん良くなってるみたいで、シングルクラッチのRトロニックでも、改良を受けた年次のものは10万キロとか持つみたいです。そして、交換と言っても、FerrariやLamborghiniほどに構えるほどの金額ではないでしょう。それなりの金額ではありますが、二桁万円で収まります。R8は結構年次改良が入っているので、新しくなるほどに維持費はかからなくなってきています。そこを踏まえると、初期モンは600万くらいがラインかと。長く乗るのであれば、最初から後期モンか現行モデルを買った方がトータルでは安くつくと思いますが、どーせ距離乗るし、R8が600万以下で買えるというのは魅力だと思います。なかなかこの価格で、こーゆー感じのクルマはありません。かつては、Ferrari 348と初代NSXが近いポジションにいましたが、今はR8とEvoraくらいしかいません。スパルタンはAlfa 4Cも近いかな。4Cも相場が少し崩れたら欲しいクルマです。現行モデルを1,500万以下としたのは、もう少し頑張ると長距離用Mclarenである570GTも射程圏内に入ってくるからです。市販車として細かい部分の完成度を見てしまうと、R8のほうが全然良くできてますが、Mclarenもスーパーカーとしては結構値落ちが激しいので、中古で買うにはおいしいモデルだと思います。現行R8もMclarenも相場が下降傾向に見えるので、慌てて買わなくてもいいかなって感じのクルマではあります。

そして、いざ買うとなると、どうしてもGallardoあたりが見え隠れして、結果的にGallardoを選ぶことになるのかもしれません。


そして、3台目。
数字よりも官能性を売りにするブランドのクルマですが、皮肉にも数字を並べると、このクルマが1位でしょう。
Alfa Romeo Stelvio Quadrifoglio。



1年ちょい落ち、走行数千キロ、510馬力、600Nm、最高速283km/h、0-100km/h加速3.8秒、デビュー時ニュル最速が700万円台✨✨
なかなか他にはないんじゃないでしょうか。しかも、それが数字だけのつまらないクルマではない‼️

でも、最初に目をつけたのは、StelvioではなくGiuliaのQuadrifoglioなのです。なんと、いつの間にか600万円台まで落ちてます‼️ Giuliaのほうがデビューが早いですが、ゆっても1年の違いで、一番初期のものでも2017年の終わりなんで、まだ2年ちょい落ち。年間200万くらいのDepreciation、値落ちということになります。Giulia Quadrifoglioは仲間のクルマともかぶるので、候補にしてこなかったのですが、今の時代では珍しいくらいのお得感を感じます✨
というのも、いいクルマなんで✨✨ GiuliaはSuperとVeloceは乗りましたが、Quadrofoglioは仲間のクルマを見た程度で乗れてないので未知数ではありますが、その仲間というのがイスラエル某社の元CEOで休日にはレースなんかもしてる男。クルマを操れる男。彼の言葉とSuperとVeloceの試乗経験から、Quadrofoglioもかなりいいクルマなのだと推測します。難点があるとすると、正規物は右ハンドルのみという点。ブレーキフィールとかは右より左のほうが良かったので少し気になります。おそらく、イメージとブランド力の問題での相場形成なので、これはお買い得だと思います。

Giuliaではなく、Stelvioを選ぶのは四駆なのと周りにStelvio Quadrifoglioは一台もいないからです。そして、直4同士の印象ではStelvioの方が完成度が高い印象があるからです。考え方によっては、日本で乗るクルマとしてかなりバランスが取れた一台のようにも感じます。0-100km/h加速3.8秒。データ上、これより加速力があるSUVはLamborghini UrusとJeep Grand Cherokee Trackhawkの2台。ともに0.3秒とかの話です。素人が乗る限り、0.3秒の差なんてあってないようなもんだし、Stelvio QVは車幅が1,955mmなので一番狭い。都内や京都市内とか、すり抜けが必要なシチュエーションが多い場合、踏めるかどうかは車幅が効いてきます。そういう意味で、オールマイティに一番速いのはStelvio QVな気がします。実際問題、溜池から八重洲に向かうルートとか、空いてる車線に瞬時に移動する必要があるし、高低差やコーナーもあるので、意外と都内の道を走るにも加速力もブレーキ性能もコーナリング性能も求められるのです。そして、ある程度視点が高い方がこうしたシーンでは走りやすいし、都内では無敵の速さのクルマの一台と感じます。最高速についてはStelvio QVより速いSUVも結構ありますが、現実的に考えた時、最高速まで出してみるのは所有期間でせいぜい2、3回でしょう。220〜230キロくらいまでは比較的出せるかもしれませんが、それ以上の速度域はかなり条件を選び、出せる機会もだいぶ限られてくる気がします。なので、自分的には230キロくらいまでの加速力は重視しますが、最高速の数値はさほど重要な数値ではない気がします。どちらにしろ、データ上一番ではないだけで、相当速いクルマですからね✨

視覚や難点がなく、満足度は高いと思う反面、これからも相場が落ちちゃうだろうし、よりすごいのが出たら新型コンプレックスのようなものを感じてしまいそうな点が難しさです。


これ以外にも10台くらいは見ているクルマがあるのですが、今回はこの3台で。クルマ自体の購入は価格的な旨味がないとそそられないのですが、維持費はあまり気にしてないかもしれません。実際、欲しくなるクルマは維持費がかかるのが多いですし、改造費も含めたらお金かかるクルマばかりです。それとメンテ代については、価格に性能が比例すると感じてる部分もあり、いろいろこだわっている部分もあります。先日、代車のCrestaのオイル交換に行ってビックリしたのですが、見積もりが3,000円台。最初はオイル1Lの値段かと思いきや、5.5Lのオイル、工賃も含めた総額です。自分の感覚と桁1つ違います。おそらくクルマの維持費を電気代を節約できる家電みたいな感覚で見る人達とは維持費の感覚は違うでしょうね。

ま、維持費に目つぶってる分、欲しいクルマの販売価格に旨味がないとそそられないのかもしれません。
Posted at 2020/04/24 14:50:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | Bentley | クルマ

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「Turbo RS委託販売中です http://cvw.jp/b/1275714/46940475/
何シテル?   05/07 13:58
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