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イトケン(G)のブログ一覧

2019年06月24日 イイね!

魅惑の限定車:フィアット・チンクエチェント・マヌアーレ

魅惑の限定車:フィアット・チンクエチェント・マヌアーレ 久しぶりに、フィアット500Sの限定モデルが出た。500Sはすなわちマニュアルトランスミッションのモデルだ。一時期はレギュラーのラインナップとなっていたが、最近は2年に一度ほど、200台ぐらいの限定生産モデルとしてのみ販売されている。

 今回の500Sは、初の赤いボディ。

 うぉう、カッコいい。そして、欲しい。イタリアのクルマの赤って、何が違うのかがわからないけど、カッコいいんだよねぇ。単純に、赤、白、黒って言っても、メーカーによって全然違うのよね。赤が上手なのは、フェラーリとか、アルファロメオとかのイタリア勢。白は、メルセデスやBMWのソリッドの白が、深みがあってきれいだよね。黒はトヨタのクラウンが一番黒い。いままで、赤いクルマを欲しいと思ったことは一度もないけれど、今回のチンクエチェント・マヌアーレはカッコいいぞ。欲しいぞ。欲しくてたまらないぞ。そして、きっとオレに似合うぞ。

 冒頭にも書いた通りチンクエチェント・500Sは、2年に一度の頻度で出てくる。そしてあっという間に売れてしまう。前回は、2017年12月のチンクエチェント・デチベルという名の限定車だった。ヘッドホンで有名なオーディオメーカー「ビーツ」とのコラボモデルで、専用のオーディオを搭載したモデルだった。こいつも欲しかった。欲しくてたまらなかった。きっと、オレに似合った。

 フィアットは、ピンポイントで、一度きりの文字通りの「限定車」を出してくる。これを逃すと、もう同じものは新車では手に入らない。

 ~中古車は?~

 そう思うでしょ。普通なら、しばらくしたら中古車で出てくるじゃないですか。出てこないんですよ、チンクエチェントは。発売されたときに抑えなかったら、もう二度と手に入らない可能性が高い。

 きっとこれ、コレクターがいるよね。

 以前にも書いたけど、チンクエチェントは、ほぼ毎月限定モデルが出てるのよ。今月のモデルは「スーパーイタリアン」でした。
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 まるでディアゴスティーニの雑誌だね。「月間チンクエチェントを集める」とか。そして、実際、集めてる奴いるんじゃねぇかと言うのがオレの説。そのコレクターも1人や2人ではなく、100人の規模でいると思う。そうじゃなきゃ、毎月登場する限定モデルが、中古車市場に出回らないことの説明がつかない。

 というわけで、今回のチンクエチェント・マヌアーレが欲しい人は、
今すぐディーラーに走れ!

 というわけで、オレ、たっぷりフィアットの宣伝をしましたので、一台くらい500Sを分けてくれんかなぁ。
Posted at 2019/06/24 16:04:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | フィアット・アバルト | 日記
2016年07月03日 イイね!

ABARTH 595 COMPETIZIONE(アバルト595コンペティツィオーネ)

ABARTH 595 COMPETIZIONE(アバルト595コンペティツィオーネ) 前回アバルト500に乗ったのは、入ってきたばかりの2009年か、2010年だったと思う。その時の印象は、あまり良くなかった。パンチ力のあるエンジンを載せ、きびきびと走らせるために足回りを固めたはいいけれど、短いホイールベースとトレッド幅のせいで、道路のちょっとした轍(わだち)や凹凸に、始終クルマが揺すぶられ、ヒョコヒョコと落ち着きのないクルマで、このディメンションでは無理があるなと感じた。

 なので、今回のクルマもダメな子だと思っていたんです。あれこれリファインされたとしても、クルマの性格を決めるディメンションはそのままなのでね。

 でも、走りは至極まっとうな、いいクルマになっていました。足回りは締め上げられて乗り味は固いけれど、クルマの挙動は安定している。ハードに攻め込んでもビクともしない。ボディ剛性(感)も高いね。そして、エンジンも元気。ターボラグがあるんだけど、こういうやんちゃさもいいんじゃないの。

 でも、ダメな部分もたくさんある。

 何より、シートがヘン。もともと着座位置がミニバンのように高いのがチンクエチェントの特徴なんだけど、そこに、アバルト595は専用のセミバケットシートを押し込んでいるものだから、不自然なこと極まりない。シート位置は高いまま、お尻の部分だけが妙に潜り込むような姿勢を強いられる。狭い室内空間に、横幅のあるバケットシートを押し込んでいるので、シートバックの角度を調節するダイアルは狭い隙間に配置されることになり、手が届かない。操作するにはドアを開けないといけない。

 そして、やっぱり足元が狭いのよね。今回のクルマは2ペダルだったので、まだマシだったんだけど、マニュアルの3つのペダルを並べるのにはスペースが足りていない。

 見た目だけで選ぶには、あまりに使い勝手が悪いし、運転しにくいし。それに高いし。339万円もするんすよ。それなのに、あちこち軽自動車並みのチープさ。総じてこのクルマを一言でいえば、ヘンなクルマ。

 でも、このクルマを敢えて選んで乗っている人は、カッコいいと思います。

 このクルマに乗るってことは、アバルトに強い思い入れがある人、もしくは、金銭感覚の狂ったお金持ち。どちらの人種もオレには別世界の存在。カッコいいです。憧れます。

 さて、今後のフィアットとアバルト動向についてもいろいろわかりました。

フィアット500S
 500(チンクエチェント)のビックマイナーチェンジ後も、前の顔のままだった500Sも、今年の秋には新しい顔になります。今回試したアバルト500シリーズも、来年には新しい顔になります。


124スパイダー


 アバルト124スパイダーは間もなく日本販売となりますが、フィアット124はラインナップされません。マツダとの競合を避けるためだそうです。アバルト124スパイダーの価格は、あれこれ聞き取った範囲で予想するに、390万円ぐらいだと思います。

 あと、なんか聞きたい事ある?
Posted at 2016/07/03 19:55:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | フィアット・アバルト | 日記
2013年10月07日 イイね!

フィアット・500S 3/3

フィアット・500S 3/3 楽しい500Sなのだが、弱点もないわけではない。

 まず、シートポジションに違和感がある。MINIの深く低く潜り込む着座位置に慣れているから余計そう思うのかもしれないが、500Sは高い椅子にちょこんと腰かける格好になる。シート高を下げようと思ったが、調整しようとすると座面のお尻部分だけが沈むので、調整を諦めた。着座位置が高いので、アイポイントも高くなる。ミニバンタイプの軽自動車ぐらいの視界ではないだろうか。

 あと、足元が窮屈なのだ。ペダル操作は問題なくできるが、左足を置くスペースがすごく狭い。アクセルペダルもすごく小さいので、足が大きい人には運転がしづらいと思う。

 そして、シフトフィーリングがイマイチだった。昔のクルマみたいにグニャグニャしている。ジムニーに近いっすね。シフトノブを触った感覚では、何速に入っているのかわからないし、ギアが入るときもグニャリとした感覚だ。この点はMINIの方が絶対的に良い。

 内装もチープだ。インパネ部分やドアや天井のトリム部分の質感を一言でいうと、100円均一の玩具レベルだ。材質は、安っぽいプラスチックの部分がたくさんある。スズキ・スイフトやトヨタ・プリウスみたいに、シボ加工で上質に見せる努力すらしていない。見た目からしてチープだ。シートやハンドルに本革を奢ってあるので、余計にプラスチック部分が気になる。

 あれこれ気になることも述べましたが、マイナスポイントを差し引いたとしても、フィアット500S、相当に魅力的です。MINI(R56)には大変満足しているので、当面、買い替える予定はないが、自分が欲しいと思えるクルマが市場にあるということは、とてもうれしいことだ。

 ここのところ、オレにとって至極のクルマはMINIだった。クルマの完成度はメルセデスやフォルクスワーゲンが圧倒的に良いが、操る楽しさも含めるとMT車のMINIには及んでいなかったのだ。MINIという頂点から、「あー、そっちもいいねぇ」という感覚で眺めていただけの事であって、自分の基準はMINIだった。

 その基準となるべきMINIのフルモデルチェンジの情報が次々と入ってきているが、おそらく次のMINIは、もうダメです。目が落ち窪んでいるし、あごもしゃくれているし、質感もチープだし。センターメーターは名残だけを残すっていう中途半端な仕上がりだし。リアサスペンションはトーションビーム(チンクもトーションビームだけどね)だし。おまけに、クーパーは三気筒エンジンだし。

 市場から欲しいと思えるクルマが消えてしまうってのは、本当に寂しくて。路頭に迷うような感覚だった。そんなときに、本当によいクルマに出会えました。

 願わくば、あと5年、フルモデルチェンジしないで、今のラインナップのまま売られていてほしいです。よろしくお願いしますっ。
Posted at 2013/10/07 11:50:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | フィアット・アバルト | 日記
2013年10月06日 イイね!

フィアット・500S 2/3

フィアット・500S 2/3 そして、ボディと足回りもしっかりしてるんですね。

 オレはイタリア車はあまり詳しくなくて、イタリア車というとすぐ壊れるイメージがあった。その先入観から、ボディもフニャフニャのペラペラの弱いイメージを持っていた。

 しかし、最近のアルファロメオ・ブレラ、159、スパイダー、MiTo、フィアット・プント等に触れた感覚で言うなら、イタリア車のボディの作りこみはドイツ車に匹敵すると思います。このチンクも、ボディ剛性や、パーツの組み付け剛性が極めて高い。ドアヒンジも鋳物だし。

 足回りも、ドシッとした安定感としっとり感が絶妙です。見た目のサイズ感と、高いアイポイントからは想像がつかないほど、安定しています。そして、ハンドルはスカッと切れる。まさにゴーカートフィーリング。ちなみに、このボディサイズでさらに足を鍛えると、ピョコピョコと挙動が落ち着かなくなる。アバルト500はそれが顕著だった。500Sはそのあたりのバランスがちょうど良いのですね。

 これらもMT車で初めて感じたことだ。2ペダルに試乗したときには、あまりに挙動がギクシャクして、足回りのフィーリングまで神経がいかなかった。MT車で自然に走らせたことで、ボディと足回りの良さがクッキリと見えてきたのだ。

 試乗の後のMINIでは、ハンドリングについてもダルさを感じた。

 でも、さすがにハイウェイでは厳しいんじゃないの?と思ったが、担当者に言わせると、クルージングこそ500Sの真骨頂が楽しめるんですよとのこと。言われてみれば、この豊かなトルクで、このしっかりとしたボディーを高速走行させたらきっと楽しい。今回は80km/h程度までしか速度を上げなかったが、それでも、グランドツアラーとしての素質の一端を垣間見ることができた。

 走りという点では、かなり自分の感覚にピタっときました。ここのところではメルセデスA-classやCLAが気に入っていましたが、いかんせん2ペダルのまどろっこしさがある。あるいはゴルフ7ハイラインはそもそも面白くなかった。トータルで考えると、オレはこっちの方が好きだ。まぁ、マニュアルトランスミッションだということが大きいが。

 あと、気に入ったのがエアコンっすね。オレ、オートエアコンってあまり好きではないんですわ。自分の好きな温度の風を、自分が好きな場所に、好きな風量で出すには、このマニュアルエアコンが一番良いのだ。

 イイ車だな。やー参った。

 ・・・つづく。
Posted at 2013/10/06 20:44:48 | コメント(5) | トラックバック(0) | フィアット・アバルト | 日記
2013年10月05日 イイね!

フィアット・500S 1/3

フィアット・500S 1/3 フィアット500S、ツインエアのMT専用モデルに試乗してきました。「カタログスペック上の最高出力なんかでは、クルマの楽しさは測れない」このクルマに乗ってつくづくそう思いました。

 フィアット500Sは、スペックだけで言えば、尻込みしてしまうほど頼りない数値が示されている。

 総排気量875cc。最高出力85ps。最大トルク14.8kgn。車両重量は軽いとはいえ1010kg。そこそこ普通に走るだろうが、速さとか走行性能とは違う価値観で選ぶクルマだと思っていた。ところが、いい意味で全く裏切られてしまった。速いよこれ。そして、スゲー楽しい。

 二気筒のツインエアエンジンのポップ (ロボタイズドMT)には、一年半前に乗っている。その時も楽しいとは思った。が、しかし、いかんせんトランスミッションは違和感がありすぎ。シフトチェンジのたびに、前につんのめるようにギクシャクする。

 MTで乗ると、この違和感が完全になくなるので、エンジンの良さが、リアルに体感できるのだ。ああ、このエンジン、こんなに良かったのねぇ。上から下まで粘るようなトルク感で、加速が本当に気持ちよいのです。不思議とエンジンの音も静かに感じる。ぶん回した時には、ブハァァァという二気筒特有のエキゾーストを発するが、この音の盛り上がり方も自然で、うるさくない。

 フィアット500Sを試乗した後で、自分のMINIに乗った時に、MINIのエンジンがダルく感じてしまった。

 マニュアルトランスミッションは今どき珍しく、かなりのワイドレイオ。それでも問題なく走れるのは、エンジンのトルクバンドが広いからだ。街中で走る分には3速で事足りる。どこのギアに入れていても、しれっと加速する感覚も懐かしくて新しい。

 時代と共に、マニュアル車も多段化が進み、エンジンもそれに応じた特性に躾られることが多くなった。クルマは的確な操作をドライバーに要求し、ドライバーの意思にレスポンスよく反応することが、ドライビングプレジャーに繋がるという哲学が出来上がりつつあった。

 フィアット500Sの世界観はその対極にある。ラフに扱っても破たんすることなく、淡々と走ることができるし、むしろそういう走り方を楽しむクルマだ。もちろん、本気モードの元気な走りもできる。フィアット500Sは、見た目や音のレトロさだけでなく、走りの哲学という点でも、原点を見せてくれている。

 ・・・つづく。
Posted at 2013/10/05 18:10:36 | コメント(7) | トラックバック(0) | フィアット・アバルト | 日記

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