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イトケン(G)のブログ一覧

2019年11月04日 イイね!

CX-30・プロアクティブ・2000ccガソリンエンジンモデル。

CX-30・プロアクティブ・2000ccガソリンエンジンモデル。 このクルマ、だれも新型車だとは思わないよねぇ、これ。街で見かけても「すでに売られているマツダ車のうちのどれかだ」と思う人が、ほとんどだと思う。

 マツダCX-30が発売された時、マツダは血迷ったのだと思った。CX-8(大)、CX-5(中)、CX-3(小)と、それぞれのサイズのSUVをすでにラインナップしているところに、中と小の間のモデルをぶち込んできた。マツダに興味ない人から見たら、大中小とCX-30は間違い探しレベルで同じに見える。

 見た目で新しさや魅力をアピールすることが全くできないなんて、最新であることが商品価値の一つである自動車界においては致命的。

 オマケに、昨今のマツダのクルマからは、人のライフスタイルにマッチするイメージが浮かんでこない。

 消費者にとっては「何のためにクルマを使うのか」用途が最初から決まっている。メーカーはその用途ごとに、適している商品をラインナップしていく。このあたりの商品展開はトヨタが上手だ。キャンプにスノボにアクティブに遊びたいならRV4。おしゃれに都会を駆け抜けたいならCH-R。コンフォートな生活がしたいならならクラウン。快適に軽快にかっこよくカムリなど。

 マツダはデザインを統一した最大の弊害で、モデルごとの商品の特徴や価格帯が全く分からなくなった。メーカー側の「私たちはこのデザインが好き」という気持ちはわかるんだが、「こういうお客さんに使ってほしい」という商品ターゲットがボケてしまっている。何のためのクルマなのかがわからないのだ。

 CX-30はどういう人をターゲットにしているのだろうか。CX-5を買いに来たお客が、「こんなに大きくなくてもいいなぁ」「でもCX-3では小さすぎるなぁ」という時に、「こんなのもありますよ」と奥から出してくる用としか思えない。でもそれでは、もともとマツダを買うつもりだった人のニーズを受け止めただけ。新たな顧客を引き込む訴求力はないよ。

 そんな風に、冷ややかに見ていたのだが、乗ったらよかった。めちゃよかった。走りは、今売られているマツダの中で一番いいんじゃないか。

 CX-30はマツダ3とシャシーを共有するが、実はこいつは久々の新型のシャシー。CX-5は初代の使いまわしだもんね。ゆるさを感じるアテンザ(現在は6)やCX-5と比べると、新シャシーはだいぶしっかりしている。マツダ3よりも車高が高い分、サスペンションのストロークが取れているからか、あるいはタイヤの扁平率が高いからか、どっしり感が増し、乗り心地もしっとりしている。ものすごく上品。オレはマツダ3よりも、CX-30の方が好き。久々に「これ、次に買ってもいいなぁ」と思った。

 魅力的な新型車なのに、まったくそうは見えないところが、返す返す残念。
Posted at 2019/11/04 23:47:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2019年11月01日 イイね!

MINI・COOPER-SD・5DOOR

MINI・COOPER-SD・5DOOR 早いもので、R60・MINI・クロスオーバー、車検です。車検の代車で、MINI・COOPER-SD・5DOORに乗せていただいている。これ、本体価格だけで423万円もする高級車なんですけど。き、嫌いだわぁ。

 見た目が絶望的にカッコ悪い。
 極端で扱いにくい運動性能。
 使いにくいナビ類。
 必要な情報が表示できないインボードコンピューター。
 そして、絶望的にカッコ悪い。

 見た目は好みの問題なので、それは置いといて。価格に見合った走りじゃねぇっすよ。アクセルレスポンスは、踏み込み始めの反応が鈍く、突然、ガーっと加速する。加速はバカっ速い。ラフにアクセルを扱うと、突然怒涛の加速が始まってしまい、のけぞることになる。たまに試乗程度に乗るくらいならこの極端さが面白いと思うけれど、道具として使うならば、扱いにくいことこの上ないと思う。

 ステアリングのフィーリングは、時速60km/hを超えたあたりからドライバーの気持ちと一致し始める。それ以下の速度域ではただ重いだけのステアリング。高速道路ではガシッと安定してくるが、その速度域ではガタガタとボディが揺れ、乗り心地が悪くなる。

 安物感はないけれど、価格に見合った高級感や高性能感は感じられない。こいつに423万円というプライスタグを付けられる神経がわからん。

 このMINIの感覚を体にしみこませてから、もう一度新型マツダ3の試乗に行ってきた。ここんところ、さんざんマツダ3悪口を書きまくっているが、どうやら、オレはマツダ3が好きらしい。

 オレ、以前、マツダ3は「ピンとこない」とか「そそられない」などと書いたじゃないですか。「すべてのことが万遍なく仕上がっていて、個性がなくてつまらない」と書きました。でも、ちぐはぐなMINIと比較すると、体になじむ感が半端ない。落ち着くわぁ。おばあちゃんちみたいに落ち着くわぁ。

 ごめんなさい。マツダ3。

 挙句の果てに、「カッコよすぎて誰にも似合わない」とか言っちゃって、ごめん。こんな不細工なクルマに乗るくらいなら、マツダ3がカッコよすぎることくらい我慢できる。

 おっと、今日はマツダ3の話ではなく、不細工MINIの話をしたいんだった。走りは、マツダ3のほうがバランス取れているし、さらに言うと、スイフトスポーツのほうが神がかり的に良い。走りのクォリティやポテンシャルはスイフトスポーツの方が勝っていると思う。これら、不細工MINIの半額で買えるんだもんね。

 このMINIの見た目がオシャレでカッコよいってんだったら、まだ許せるんだけど。とにかく、絶望的にカッコ悪い。結局、見た目だけの問題。
Posted at 2019/11/01 12:58:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2019年06月28日 イイね!

マツダ3~良いクルマだけれど、そそられん~

マツダ3~良いクルマだけれど、そそられん~ あー、もう、良いクルマです。それ以上何も言うことがない。乗ったのは1.5Lガソリン。リニアな加速感(早くはない)、なめらかな走行フィール、切れ味の良いステアリング、居心地の良い上質な内装。すべての評価項目が、高いレベルでバランスよくまとまっている。次世代技術のSKYACTIV-Xも気になるけれど、今買えるモデルも、買って間違いないですよ。

 文句なしに良いクルマなんだけど、なんか、こう、いまいちピンとこないんだよなぁ。昔、「トヨタのクルマはすべてが80点で、つまらない」っていう評論家がいたじゃないですか。マツダ3にも同じようなことを感じちゃったんですね。ただ、こっちの場合はすべての項目が160点ぐらいですけど。ホントに、良いクルマなんだけれども。

 それで、ピンとくるってのはどういうことかと言うと、

 仕事でクタクタになって、トボトボと駐車場まで歩いてきたとき、オレを待っていてくれる愛車の姿を見ただけで、ホッと気が緩んで笑顔になる、ってことです。

 帰り道、ついつい遠回りしてしまうってことです。

 レストランで、駐車場が見える席に座って、景色の中に自分のクルマを入れておきたいってことです。

 家のリビングでも、つい、窓のカーテンの隙間から、愛車の姿をチラ見してしまうってことです。

 携帯の待ち受け画面も、愛車ってことです。

 ってなことを考えていたら、若かりし頃の恋の感情がよみがえってきた。「さっき別れたばかりなのに、もう会いたい」っていう、なんとも困ったアレです。オレくらいのクルマのヘンタイになると、クルマに対しても似たような感情を抱けるクルマじゃないとダメなんすわ。

 マツダ3は人間に例えるなら、オカンです。何でもできるし、間に合うし、優しいけれど、四六時中一緒にいたいとは思わん、ってやつ。恋焦がれるクルマにはならんね。

 今オレが恋焦がれているのは、フィアット・チンクエチェント・マヌアーレ、スズキ・ジムニーシエラ、MINI・F56・COOPER3ドア、ユーノス・ロードスターだなぁ。今乗っているR60・クロスオーバーも、相変わらず可愛くてたまらんので、まだまだ買い替える事にはならないけれどもね。
Posted at 2019/06/28 15:35:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2019年01月31日 イイね!

元祖ホンダ・バモスに乗る

元祖ホンダ・バモスに乗る じゃーん。元祖ホンダ・バモスです。

 知人が、新車で購入し、現在まで維持管理しているものです。すげぇなぁ。1970年から1973年のわずか3年しか製造されなかったモデルで、すでに約50年が経過している。製造台数は計2500台程度とのことで、現存するこのクルマは超超レアものだと思います。

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 ここ10年近くは、故障して動かなかったために、車検も通さずに、コツコツとガレージで直してきたとのこと。実は、オレも、部品調達に貢献しているのです。ブレーキのマスターシリンダーを、ネットで探し当てた。

 そして、ついに、めでたく修理が完了し、車検を通し、堂々と公道を走れるようになったのです。わーい、パチパチパチ。

 公道走れるバモスって、ひょっとして、日本で、いや世界でこいつだけなんじゃねぇの?

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 完成したとの連絡が入り、早速見に行ってきました。今まで、ガレージの中でしか見ていなかったが、太陽の下に持ってくると、輝きが増すね。塗装もフルオリジナルなんすよ。ナンバーも当時の古めかしいのが付いている。ラジオも純正。ナビとか、ETCとか、カップホルダーとか、そういう生活感のあるものも一切付けていない。

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 早速、キーを預かりイグニッションを回すが、案の定、一筋縄にはいかず、なかなかエンジンがかからない。チョークを引いたり、アクセルをあおったり、いろいろ試して、ようやくエンジンが回り始める。ドゥルドゥルドゥルという、ビート感のあるいい音なんだ、これ。

 エンジンが暖まるまでアクセルをあおり続けないと、ストールする。息切れしそうなエンジンと対話し続ける事、約5分。ようやく、アクセルから足を離してもエンジンが回り続けてくれるようになる。

 そして、激しく重いクラッチを踏み込んで、ギアを入れて、恐る恐るクラッチを繋ぐと、ガガン、ガンと唐突に動き出す。んで、シンクロがついていないトランスミッションなんで、回転が合わないと、すぐにガリガリいう。

 うわー、怖いー。

 怖いんで、もう、運転するのをやめました。オーナー氏に運転席に座ってもらって、オレは助手席で、再度試乗スタート。オーナーは、ブワーンとアクセルを煽って、クラッチをガツンと繋ぐ。クルマは、グワン、グォーーーンと、うなりをあげて走り出した。

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 音も、振動も、超生々しい。「ゴーカート感覚」などという生易しいものではないね。地面からの突き上げ、音、ダイレクトな加速感。乗り味は遊園地のゴーカートそのもの。刺激はゴーカートの3倍。解放感はNDロードスターの7倍。そして楽しさは、200倍。

 やっべぇよ、超楽しいよ。

 クルマが楽しいのはもちろんのこと、こういうクルマと人生を歩めるってのが、楽しいんだろうなぁと、心からうらやましくなった。そして、こんな風に生きたいなという、明確な目標ができた。このバモスのように、一つのクルマと人生を共にして、骨までしゃぶりつくすクルマ人生。

 そのクルマは、何だっていいと思うんですんが、どうせならおもちゃ的な楽しいクルマのほうがいいよね。ジムニーとか。

 ってか、ジムニーしかないよね。

 もう、ジムニー買っちゃう?

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Posted at 2019/01/31 17:33:16 | コメント(6) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2018年09月01日 イイね!

フォルクスワーゲン・ポロ・ハイライン~こいつもメチャいい~

フォルクスワーゲン・ポロ・ハイライン~こいつもメチャいい~ ついに、ポロも六代目なんだね。はい、これ、メッチャいいクルマでした。こないだのMINIの時と同じコメントになっちゃうんだけど、「今まで乗ったフォルクスワーゲンの中で、一番よかった」です。

 フォルクスワーゲンのクルマは、乗り込んだ際のシートの座り心地に感動する。今も昔も、高いクルマも安いクルマも、総じてシートがよい。たぶん、レカロ社が作っているんだと思うんだけど、なぜフォルクスワーゲンのシートだけがこんなに良いのか。

 そして、インテリアデザインがとっても素敵。シンプルで、豪華素材を使っているわけでもないのに、「イイモノ」感がプンプンする。清潔感あふれる、モダン空間。とても居心地が良いし、見慣れた街の風景が、映画のフィルム越しの様に情緒的に見えてくる。

 走りもいいねぇ、これ。フォルクスワーゲンの1000cc3気筒は、以前「UP!」で試したことがあったが、こいつはガサガサとしたふけ上がり、軽自動車の様なサウンド、お世辞にも良いエンジンとは言えなかった。

 しかし、新型ポロのエンジンったら、まったく別モノでした。調べていないのでわからないけれど、UP!とは違うエンジンなのかもしれんね。3気筒特有の軽薄な音は全くしません。太くて頼もしい排気音が心地よく鳴っている。そして、トルクがきっちり下から湧き出してくるので、ものすごく楽ちん。オレが以前乗っていた1.4シングルターボのゴルフよりもパワフルに感じる。

 乾式のDSGは、もはや無段変速かと思うくらいの滑らかさとダイレクト感。自分の気持ちがそのままタイヤに伝わっているような生々しさだ。

 ステアリングへの反応もきびきび。ボディの挙動がすがすがしくて気持ちいい。ラフな操作にもぐいぐいついてくる懐の深さ。ボディがきっと軽いんだろうなと思ったら、割と重いのよ、1,160kgもある。

 んで、ここ重要。「ポロ、楽しいわ」

 「福祉用具のやさしさのパサート」や、「まったく欲しくならないゴルフ」に欠けている、一番重要な要素「楽しさ」がポロには体現されていて、冒頭述べた通り「フォルクスワーゲンの中で、一番」のクルマだと思える。

 では、先日べた褒めしたMINIと比較してどうか。うん、それはMINIの方が味が濃いね。ボディの挙動も、エンジンのパワーも、MINIの方が過激です。オレはキャラクターが立ったMINIの方が好きだけれど、世の中一般的にはポロの方が好まれるんだろうなぁ。カッコいいしなぁ。ポロに乗っていると、頭がよさそうに見えるんだよなぁ。
Posted at 2018/09/01 20:40:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記

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