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イトケン(G)のブログ一覧

2012年09月09日 イイね!

MINIグッズ

MINIグッズ MINIのメールマガジンを購読しているのだが、毎回と言っていいほど、キャンペーンの情報と、「試乗すればこれプレゼントしますっ」っていう販促グッズの情報が載っている。この販促グッズが、どれもこれもMINIオーナーの物欲をくすぐるもので困る。

 そもそも販促グッズは、新たなお客さんを呼び込むためのもの。最終的には、新たな客にクルマを売るのが目的だ。すでに車を買っちゃった人にプレゼントするものではないってことは重々承知しているのだが、いちいち欲しくなってしまう。

 ってか、MINIの販促グッズを一番喜ぶのはMINIオーナーではないのか。

 例えば「MINIにしよっかなぁ、フィアット500にしよっかなぁ、アウディーA1もいいなぁ」と迷っている段階の人がディーラーに訪れたとする。そこでMINIグッズをもらったとしても、そんなに喜ばないと思うんですよ。「あ、なんかもらった、ラッキー」みたいな程度の事。家に帰ったら、その辺に放り出して、挙句捨てられてしまうかもしれない。

 しかし、これがMINIが好きで好きでたまらないMINIオーナーだったとしたら、もう大変です。「ワッチョーイ、なにこれっ超カワイイー、もう超感激ぃ、超うれしいー」と狂喜乱舞するに違いないのだ。そして、そのグッズは大事にコレクションされる。

 つまり、商品ターゲットと実際の需要に大きく差があるのだ。販促グッズとしての宿命かもしれないが、しかし、グッズたちもそれではかわいそうだ。どうせなら大事にしてくれる人のもとへもらわれていった方がいいに違いない。

 と、無茶な理屈をこねまわして、販促グッズを救出にいって来ました。いただいてきたのが、この水筒。敷いてあるランチョンマットもいただきました。あと、その他諸々、今まで集めたグッズもついでに。ちなみに、このクリップはこんな風に使ってます。


 わがままを言うオレに、いつも優しく接してくれてありがとう。いつも、我慢しようと思うんだけど、えっと、えっと、やっぱり欲しくて、えっと、えっと、でも、これで最後にしますので(自信はないけど)、ゆるしてね。次もMINIを買うので、大目に見てね。

 ハッ、そういうことか。

 まんまと販促品の本来目的を遂行されつつあるってことか。そういうことなら、また、もらいに行ってもいいかな。


MINIのお弁当箱

Posted at 2012/09/09 00:13:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | MINI | 日記
2012年09月07日 イイね!

途中で気が変わっちゃった話

途中で気が変わっちゃった話 家から車で30分ほど走った所に、全国的に有名な心霊スポットがある。ひっそりとした山道を走っていると、その道沿いに、その建物は突然姿を現す。崖のような斜面にへばりつくように、灰色のコンクリートの建物がそびえ立っている。

 建物の正体は旅館の跡。アクセスのための交通手段もなく、風光明媚でも、観光資源があるわけでもない山の中に、「なんで、旅館を建てたの?」と突っ込みを入れるまでもなく、倒産して廃墟となってしまったらしい。

 鉄筋コンクリートの三階建てで、当時は結構立派な建物だったろうと思うのだが、廃墟となると、その不気味さがかえって強調される。心霊を信じていないオレでも、思わず尻込みしたくなるほどの威圧感だ。

 外観もさることながら、中に入るともっとブキミで、ホラー映画の数十倍はおどろおどろしい。壁紙がズルズルと剥がれ、コンクリートの下地や鉄骨がむき出しになっている。床は、畳や板がグズグス腐って抜けていて、天井や壁から配線やら配管が血管のように垂れ下がっている。それらすべてにチリや埃がへばりついて、真っ黒になっている。廃墟全体が、何かの生き物の死体、干からびたミイラのようになっているのだ。

 圧倒的な迫力の建物に魅了され、すっかりオレはこの心霊スポットにハマった。暇さえあれば、足繁く通い、探検を繰り返した。

 ある夜、中学時代からの友人のヨシタカと二人で、いつものようにそこに行くと、その日は先客がいた。男女10人ぐらいの集団で、どうやら肝試しをしているようだ。オレ達はかまわず中に入った。ジッポーライターの灯りで足元を確認しながら、奥に進んでいく。

 すると、突然、暗闇の中から何者かに抱きつかれた。

 ま、さすがのオレもビビッた。

 抱きついてきたのは、肝試しをしていた連中の一人と思われるヤンキー風のニーチャン。肝試しのために一人で中に入ったはいいが、あまりの怖さに、へたり込んでしまって、動けなくなってしまったらしい。

 「スミマセン。一緒に出口まで行ってもらってもいいですか。」

 ったく、しょうがないな。度胸もないのに入ってくるなよ。女ならまだしも、野郎と手をつないで暗闇を歩く趣味は、オレにはないんだけどね。でもまぁ、オレも親切な男ですから。困った時はお互い様です。世の中助け合いです。オレは彼のエスコートを快く引き受けた。

 が、やっぱり途中で気が変わった。

 オレは、ヨシタカと目配せをし、パチッとライターの炎を消し、若者の手を振り払って走って逃げた。建物の間取りは頭に入っている。オレ達は明かりがなくても、すばやく動けるのだ。

 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ。」

 背後から、若者の断末魔の叫び声が聞こえた。

 それから、もう20年近くの月日が流れた。今でも近くを通ると思い出すのが、若者の叫び声だ。あの時の若者は、無事に帰れたのかな。多分、チビッたろうな。

 ゴメンね。
Posted at 2012/09/07 09:17:45 | コメント(15) | トラックバック(0) | 日記
2012年09月04日 イイね!

大切なこと

大切なこと 勝ち負けの結果も大事だが、それ以上に努力すること、頑張ることの方が大事である。精一杯努力する姿に、人は共感し感動を覚え励まされるのである。何かとそんなシーンを目撃することが多かった夏であるが、実はオレにもそんな武勇伝がある。

 中学3年の夏、毎年恒例の水泳大会での話である。

 オレが通っていた中学は何かと大会で競わせることが好きで、体育大会や合唱コンクールそして水泳大会と、いずれもかなり本格的なイベントを開催していた。水泳大会も、クラスの全員が何かの競技に出場しないと成立しないほど競技種目も多く、そして、ほとんどの競技が開校以来のベスト記録が残っていて、新記録にチャレンジすることも大会の醍醐味であった。

 ただ、オレは運動は苦手で、運動系の競技大会では完全に脇役。スポーツが得意な生徒を目立たせるためだけの役回りだった。

 さて水泳大会なのだが、一番の花形競技は100m自由形。大会の中で一番長い距離を泳ぐ競技で、その選手には水泳部の部員がなるというのが慣例であった。というか、水泳部員じゃなけりゃ勝負にならない。うちのクラスも水泳部員のヨシタカという男が選手に選ばれた。

 ヨシタカは水泳部の中でも泳力が高く、優勝も期待されたのだが、彼は「バタフライ50mでの新記録に自分の名を刻みたいから、100m自由形は辞退したい」などと言いだした。100m自由形は最も過酷な競技である。水泳部の彼が辞退してしまったら、誰もやる人はいない。100m自由形を押し付けあって、クラス会は大騒ぎになった。

 ええい、うるさい。お前らがそんなにいやなら、オレがやってやるわ。

 そう手を挙げたのが、吹奏楽部長のオレだった。

 冒頭にも述べたがオレは運動が苦手だ。水泳だって、普通に溺れずに前に進むことができる程度の事。そんなオレが屈強な水泳部員で固められた競技に出ればどうなるか、それは火を見るよりも明らかだった。

 最初の25mは何とか食らいついたつもりだが、徐々に周りには誰もいなくなっていく。最後のターンを折り返した段階では、他の選手は全員ゴールをしていた。誰もいないプールを、300人ほどの全学年の生徒が見守る中、ヨタヨタと泳ぐ。情けないやら悔しいやら。身も心もボロボロになってやっとの思いでゴールした。

 ゴールと同時にスゴイ拍手と歓声に迎えられたのだが、オレは只々恥ずかしいだけであった。

 そのことを長い間忘れていたのだが、20年ほど経ったある日、ヨシタカがその話を持ち出し記憶の箱が空いた。負けを覚悟で懸命に泳ぐ姿は、多くの生徒の心を打ったのだということも、またヨシタカも涙が出そうになるほど感動したことも、20年を経て自ら知ることになった。

 我ながら、イイ話だ。感動した。えらいぞ、オレ。

 精一杯努力する姿に、人は共感し感動を覚え励まされる。それが大切なことなのだ。

 でも、エコカー減税については、それではダメだと思うんだけど。

 JC08モードで11km/lしか走らないレクサスLS600hが50万円以上ものエコカー減税が受けられるのに、14.8km/l走るジムニーは減税を受けられない。「体の大きさの割に頑張ったっ」とか、「大飯食らいなのに、よく我慢したっ」という、努力に対するご褒美みたいなことになっている。

 エコカー減税は、自動車を排気量や重量でランク分けして、それぞれのランクでクリアする基準を設けている。その結果、上記のような矛盾も発生するし、さらには、同じ車種でもノーマルでは補助対象外なのに、オプションを付けまくってクルマを重くするとエコカー補助金の対象になる、という変なことも起こる。

 燃費性能については、「頑張ったかどうか」ではなく、絶対性能を評価すべきじゃないのか、と思うのだがいかがだろうか。
Posted at 2012/09/04 23:08:23 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日記
2012年09月03日 イイね!

日本品質

日本品質 前回のレトロ缶を撮影した時に、とある缶の上部に茶色い染み出しがあるのを発見した。その缶の隣にあった缶も、手で触るとベタベタする。缶が腐食して破損したようである。そのまま放置すれば大変なことになるので、中身を捨てて洗浄することにした。

 まず、プルタブを取り外す。

 ああ、この作業は懐かしいな。プルタブを持て余したり、リング部分を指輪にして遊んだことを思いだす。時々、プルタブがはずれ切らないのに、リングが取れてしまって、めっちゃ小さな隙間から飲み物を飲まなければならない事故も発生したりして。今のようなバラバラにならないプルトップが導入されてから、どれぐらい経ったのだろう。あれから僕たちは何かを信じてこれたかな。

 そんなセンチメンタリズムが一瞬よぎったが、あれ?

 缶を逆さにしても中身が出てこない。

 2、3滴、オレンジ色のしずくが落ちただけで、それっきり。これは中を覗かなくても、ナニがドウなっているかはわかる。長い歳月の間に、飲み物は、すっかり固まってしまったのだ。軽くゆすってみるとタプタプした感覚が手に伝わってくる。そして、強くゆすると、中からクラッシュゼリーのようなブヅブツのゲル状のものが、ボトリ、ボトリと落ちてくる。

 ゲル状に固まってはいるが、色は鮮やかなオレンジ色で、これは飲み物であった時の状態を保っていると思われる。これはただ固まっただけで、案外、食品としてはセーフなんじゃないのかと思い、顔を近づけてみて、ぶっ飛んだ。

 オ゛ヴエ゛ッ。クサいっ。

 何だこのクサさは。バカヤローか。

 どんな臭いかというと、カンガルーの毛皮が腐った匂い。これはもう、殺傷能力がある。弱った小動物なら確実に死に至らしめる、というか、オレの命もヤバい。

 中身がある程度出てしまったら、今度は強烈な鉄の腐食臭が立ち込めてきた。オ゛ヴエ゛ッ。ヤバい。これは本当にヤバい。

 えっと、この缶ジュースは、どこか外国のものです。USAとかGUAMとかKOREAの文字が書かれているので、どこかそのあたりの国のものです。

 ガブ飲みオフ会で、皆さんに飲んでいただくドリンクは、すべて日本の一流ブランド品です。日本品質のドリンク缶では、このような危険性は一切ありませんのでご心配なく。

Posted at 2012/09/03 12:51:37 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2012年09月02日 イイね!

ガブ飲みオフ

ガブ飲みオフ わらしべジムニーキャンペーン、残念ながら応募者ゼロでした。まぁ、薄々そんな予感はありましたが。

 もう、これ飲んじゃおうかな。

 2007年にABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』において、「37年間一度も開封されなかったボンカレー」という代物が登場した。

 徳島県にある大塚食品の研究所に持ち込まれ、サンプル採取も行っている。大塚食品曰く、恐らく、世界に現存する最古にして唯一のボンカレーであったとのこと。この依頼の探偵であったカンニング竹山は「漢方薬のような臭いだ」と感想を述べ、安全性を考慮し試食は行わなかった。

 なお、後に行った検査では一切の雑菌類が発見されなかったことから、ボンカレーのレトルトパッケージは40年近くも条件次第では無菌状態を保てることが証明された。のちにこの発見は、日本テレビ『世界一受けたい授業』においても紹介されている。(ウィキペディアより)

 37年もののボンカレーが大丈夫なら、せいぜい20年もののアクエリアスやファンタなら、全然問題ないと思う。せっかくですので、皆さんも一緒に飲みません?そんなオフ会がしてみたいです。

レトロドリンク、ガブ飲みオフ
 【場 所】:日本の真ん中に位置する「美濃加茂サービスエリア」。
 【時 間】:集まりやすい早朝6時。
 【持ち物】:着替え、タオル、保険証、プレゼント交換用のプレゼント。
 【内 容】:レトロドリンクをガブ飲みする。


 皆さんが集合したら、朝日に向かって横一列に並んでいただき、合図とともに、片手を腰に当てて、一気にガブ飲みしていただきます。その際、口元から飲み物をダラダラ垂らしながら野性的に飲んでください。オレはカメラ係として、皆さんの雄姿を写真におさめます。

 その後、汚れた衣服については各自着替えたのち、30分ほどは歓談しながら体調に変化が出ないことを確認します。その際、時間つぶしのため、プレゼント交換を行います。

 万が一、体調不良を訴える者が出た場合については、速やかに救急隊に連絡し、救急隊が到着するまでの間は、サービスエリアに設置されているAEDなども活用して参加者全員で救護に当たります。

 救急車を見送ったのち、流れ解散です。

ってな感じですけど、いかがですか?参加者が20名に達したら、本当に実施したいと思います。ぜひ、ふるってご参加を!!
Posted at 2012/09/02 00:04:03 | コメント(19) | トラックバック(0) | 日記

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