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イトケン(G)のブログ一覧

2012年12月11日 イイね!

キャノンボール 1/2

キャノンボール 1/2 昔「キャノンボール」というタイトルの映画があった。クルマ好きの人たちがスーパーカーでアメリカ大陸横断の違法レースをするという内容だ。クルマ好きとしては、なかなか楽しめる内容だったが、公道で長距離のスピードレースをするなんてのは正気の沙汰ではない。あくまで映画の話だ。でも、映画を見て、クルマを使った遊びはしてみたいと思うようになった。

 そこで、地元の幼友達と「オレたち流のキャノンボール」を考えて、実際にやったことがある。

 まず、競うのは目的地までのスピードではなく、走行距離。既定のポイントを巡って、目的地まで最短距離で行けたものが勝者。

 スタート地点は、名古屋市内の某所。ゴールは下呂温泉。ポイントは、愛知県内の5つの市区町村。ポイントとなった地名のところに行って、行った証拠を持ってくる。コンビニのレシートでも駅の切符でも何でもよい。どこのポイントをどの順番で通過して、ゴールにたどり着くのかを、各チームが考えて走りぬき、結果的に最短距離で走れたチームの勝ちである。

 5つの市区町村については、当日くじを引いて決めた。愛知県内の市区町村の名を書いた紙を作っておいて、それを引く。つまり、当日まではどこがポイントかは分からず、事前にコースの組み立てをすることもできないようにした。

 競技時間は、出発は深夜0時、ゴールは13時までの13時間。到着タイムは競わないが、時間内にゴールすることは必須で、制限時間を過ぎた場合は、1分につき距離に1kmの加算をすることにした。

 また、途中でボーリングをして、スコアの数だけ距離数から引くというスペシャルステージも設けた。ボーリングができなかった場合は、スコアが減算されないので、かなりのハンディになる。

 当然のことだが、カーナビは使わない。当時はまだ一人しかナビを持っていなかったので、それに紙を貼って封印した。地図帳だけが頼りである。それから、高速道路も使わないという申し合わせをした。

 ・・・つづく。
Posted at 2012/12/11 21:44:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2012年12月10日 イイね!

リトラクタブルヘッドライト

リトラクタブルヘッドライト 歴代のマツダ・ロードスターの中で、一番好きなのは初代のNAロードスター(ユーノスロードスター)だ。日本の自動車史の中でも、一番美しいボディデザインだと思っている。デビュー当時からレトロモダンな装いだったが、20年以上が経過しても、その魅力は全く色あせていない。それどころか、現代では実現しえないデザインで、その存在感はますます増しているとさえ言える。

 さて、NAロードスターのデザインを完成させている一番のポイントは格納式ヘッドライト、いわゆるリトラクタブルヘッドライトだ。これを採用したことによって、よりシンプルでユニセックスで、モダンな装いが成立している。ところが、フルモデルチェンジしたNB以降のモデルについては、固定式のヘッドライトとなっている。ロードスターに限らず、リトラクタブルヘッドライトは、自動車界から完全に駆逐されてしまって、今や採用している車種は一つもない。

 その理由としては、重量増加を避けるためとか、衝突安全の法規制のためとか、あるいは欧州の常時点灯の義務付けの法規制のためとか、いろいろなことが言われているが、おそらくどれも本当なのだろう。衝突安全と言われてしまうと、黙って引き下がるしかないが、デザインの観点からすれば、まことに残念な話である。

 法規制によって消えたリトラクタブルヘッドライトだが、じつは普及したのも法規制をクリアするためだったとのことだ。アメリカでは、地上から一定以上の高さにヘッドライトを取り付けなければならないという規制があり、ボンネットを低く流麗にしたいスポーツカーは、使う時だけ高い場所にヘッドライトを出すことでその基準をクリアしたとのこと。

 なるほどなぁ。自動車も法律やその他社会条件の変化の中で、その形が変えられてきたのだ。その意味でも、NAロードスターは自動車史をそのデザインに刻んだクルマだと言える。そして、オレたち男の子は、機械式で動くギミックが大好きだ。よし、程度の良いタマが手に入る今のうちに買っておこう。

 それにしても、リトラクタブルヘッドライトって、単語が長すぎる。今回のテキストの中でもずいぶん文字数を使ってしまった。これこそ省略した表記が求められる。リブラとか。ラブラとか。アブラ、カタブラとか。

 っていうか、そういうことは、文章の書きだしの時に考えたらいいのに、オレ。

 そしてまた、オチがまとまらなくなってしまった。
Posted at 2012/12/10 12:29:26 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日記
2012年12月09日 イイね!

レベルアップ

レベルアップ 初めてオレが自由にできたクルマは、三菱ミニキャブ営農仕様という軽トラックだった。4速ミッションで、しかも営農仕様と言うことで、ギア比が違う。ローギアに振ってあるので、一速から4速まであっという間に吹け切ってしまい、巡航速度で流すだけでもスゴイ唸り声を上げながら走るクルマだった。

 それでも、自動車があることで生活は一変した。自分で好きな時に好きなところに行けると言うだけで、楽しくて楽しくて。

 ただ、何もついていない軽トラックで、クルマに関する快適装備についてはゼロだった。ゼロからの出発である。

 軽トラから、ボロボロのアルトに乗り換えた時には、エアコンに感動した。家にもエアコンがなかったので、人生初エアコンである。アルトについていた装備はそれだけだが、オレは一つレベルアップを果たした。

 次のレベルアップは、そのアルトにカーステレオを付けたことだ。クルマの修理工場でもらってきたカセットテープのステレオを自分で取り付けた。スピーカーも、貰ってきたものを、純正の取り付け位置に取りつけた。音は大したことはなかったけれど、運転しながら音楽が聴けること感動をした。

 そんな風に、一つ一つレベルアップするように、一つずつ快適装備を手に入れてきた。そのたびに感動を繰り返してきた。

 オートチョーク。
 集中ドアロック(一つの鍵穴操作で、すべてのドアがロックできる)。
 パワーウィンドウ。
 5速ミッション。
 フォグランプ。
 ハイマウントストップランプ。
 リモコンドアミラー。
 オートアンテナ。(今の人は知らないんじゃないかな)

 リモコンドアロックを手に入れた時も感動したが、今やキーレスエントリーだ。夢の世界の話だと思っていたカーナビも、今や当たり前の装備である。快適装備一つ一つに、初めて手にしたときの感動の思い出がある。

 そして今や、ほとんどすべての快適装備が、オレの乗っている軽貨物エブリイのバンにすらついている。エブリイに乗るたびに贅沢だなぁと思う。

 今、クルマ社会にエントリーする人には、この感動は分かんないんだろうなぁ。ああ、そう思うオレも大人になったんだなぁ。

 そして、現代。アイドリングストップや、自動ブレーキなど、信じられないような装備が搭載されるようになってきた。クルマはどこまで進化するんだろう。そろそろ、飛ぶんじゃないのか。
Posted at 2012/12/09 09:38:25 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記
2012年12月08日 イイね!

マウスピース

マウスピース 歯科医のヨコイ君が何度も強く勧めるので、マウスピースを新調した。それがこれだ。なんでも、オレは歯ぎしりする癖があるらしく、歯がすり減っているらしい。なおかつ、歯グッと食いしばることが多いので、歯に細かいクラックが入っているというのだ。

 クラック?

 「細かーい、クラックがピシピシに入っているので、ピシっといくかもしれないから気を付けてね。」

 気を付けるって、何を?

 「急激な温度差とかだねぇ。熱々のチゲ鍋をハフハフして食べた直後に、かき氷たべるとか。」

 はい。気を付けます。(そんな食べ合わせしねぇよ)

 「それと、君は歯ぎしりをするのでどんどん歯がすり減っちゃうし、いつも歯を食いしばってるでしょ。すごい力が歯に加わっているから、それを逃がすためにも、マウスピース作ったほうがイイんだよ、何度も言ってるけど。」

 このマウスピース、すべての歯の型を取って、かみ合わせに合わせて作り上げる特注品だ。お値段5080円也。さすがにオーダーメードだけあって、ピッタリとハマる。ボクサーのマウスピースみたいだな。なんだか強くなった気がする。

 これ、ボクシングの試合以外でも使ってもいい?

 「基本、ずっと付けてていいよ。いつもくいしばっているだろうから。モノを咬み切る力はないから、食べるのには向かないから、そのときは外してね。」

 これ付けてたら、誰かを咬んでも傷つけないってことだね。貴重な野生動物とかとじゃれ合って、甘噛みするのにピッタリだね。

 「こっちは、動物を傷つけなくても、向こうは甘噛みのつもりで結構な破壊力で咬んでくるから、こっちはダメージ食らうかもしれないけどね。熊とかね、結構強いからね。」

 試しに、マースピースを装着して自分の手を咬んでみた。やさしくソフトな咬まれ心地で、これはなかなか気持ちが良い。野生動物もきっと喜んでくれるはずだ。

 いい感じ。ヨコイっちの指も咬んであげようか?

 「今は、仕事中だから。」

 そんなわけで、今日からマウスピース生活始めます。歯ぎしりする人や、歯を食いしばるスポーツ選手や、力仕事をする人などにもお勧めです。長時間、細かい作業に集中しなければならない外科医にもお勧めです。オペの集中力が上がります。あと、オレに咬んでほしい人は、今度のライブに来てください。
Posted at 2012/12/08 11:05:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2012年12月07日 イイね!

TPP 2

 TPPの問題で、一番クローズアップされているのが農業だ。前回述べた通り、農業以外の問題が山ほどあるので、TPPを農業問題としてとらえると本質を見失うが、今回は農業について書く。

 かつて、将軍徳川・四百万石、加賀・百万石と言われるように、農業生産能力はそのまま国力を示す指標であった。言うまでもなく、人が生きるために必要なのが食料で、それを生産する中心産業が農業である。その農業が強ければ、国が強くなると、当たり前の話だ。

 「国防」「安全保障」という観点から見ても、自国の民の食料をどのように確保するのかは、極めて重要な政策である。戦争の話をすると、戦略上重要なのは、前線で打ち勝つことより敵の補給路を断つということだ。まさに食料があるかないかは勝ち負けそのものに係るのだ。繰り返しになるが、食料を守ることはすなわち国を護ることそのものである。

 だから、オレはそもそも農業に市場原理主義を持ち込むべきではないと考えている。自衛隊や軍隊に経済性や市場原理主義をもとめますか?戦車の動力性能と燃費性能を天秤にかけますか?まぁ、物資調達の際に、相見積をとったりはするかもしれないし、ハイブリッドの戦車も今後は出てくるかもしれないけれど、あくまでも基本的な性能を確保したうえでの話だ。

 農業は「安全保障政策の一つ」として大事にすべきなのだ。どれだけ金をかけたとしても、国家事業として農業産業は守るべきなのだ。

 特に食料自給率。

 今、日本の食料自給率は39%。先進国(この表現方法が嫌いだが)の中では断トツ最下位。韓国も日本と同じぐらい低い水準だったが、盛り返して50%ぐらいまでには戻した(米韓FTAで今後の動向は不明だが)。次に低い国はイタリアだが、それでも日本の倍近くの60%は確保している。国によってばらつきはあるが欧州7か国の平均が80%、フランスに至っては121%。そしてアメリカが130%だ。日本の自給率の低さは、異常だ。

 食料自給率が低いということは、自国の民の命が自国の力のみではで守れないということを意味する。戦争なんかを吹っかけられた時に、日本は食料を止められるだけで自滅してしまうのだ。一発もミサイルを使うことなく、日本をつぶすことが可能なのだ。繰り返すが、お金を使ってでも農業を守るべき。というか、優先的にお金を使うべきなのだ。

 いま、世界規模では食糧難の時代に突入している。今までは「食べ物は、お金を出せば買える」時代だったかもしれないが、これからは「お金があっても、食べ物が買えない」事態も充分起きうる。実質、中国やロシアの小麦の不作が原因で、小麦価格が上昇して困ったことがあった。トウモロコシもバイオ燃料にできるようになってから、世界市場の動きは変わっている。

 TPPに加入すると、日本の食料自給率は13%にまで落ち込むと、農林水産省は試算している。まさに、丸腰の無防備状態になってしまうわけだ。裸でヤマアラシの檻に入るみたいなものだ。

 オレは農業をやっているのでよく分かるが、一度荒れ地にしてしまった農地は元に戻すのは極めて困難だ。今なら、まだなんとか間に合う。TPPなどという、アメリカに国土を売り渡すようなバカなことはやめてほしい。
Posted at 2012/12/07 11:18:19 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記

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