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イトケン(G)のブログ一覧

2015年07月13日 イイね!

ルーフテントのすすめ

ルーフテントのすすめ ルーフテントってのがあるんです。自動車の屋根の上に載せたまま使えるテント。これさえあれば、どんなクルマでも(ロードスターなどのオープンカーは除く)、キャンピングカーのような旅のツールに早変わりという、超魅力的なアイデア商品。いま、ひそかに車中泊ブームで、ルーフテントも注目されているらしい。

 そもそもオレは不自由を楽しむことがキャンプの醍醐味だと思っているので、家を持ち歩くようなキャンピングカーには興味がないんだけれど、設営と撤収はできる限り楽に素早く、そして、快適に過ごしたいとは思っているので、ルーフテントには大いに興味があって、購入を検討したこともあった。

 けれど、重量60kgもの重量物で、一度クルマに載せたら、重くて降ろすのが大変。降ろしたテントを置く場所が大変。クルマに載せっぱにしておくとなると、走行に支障が出そうだし、クルマも痛みそう。それに、安くて20万円位からと、お高い。ということで、買わないまま現在に至っている。

 もし宝くじが当たったら。いや、その時は、いいホテルに泊まりながらの旅をするかな。

 でもね。なんか、魅力的なんだよねぇ、これ。見ていてワクワクする。





 でも、どれぐらいの強度があるんだろうな。

 大人しく寝る夜ばかりじゃないじゃないですか、大人ですから。
Posted at 2015/07/13 11:22:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2015年07月10日 イイね!

スズキ・エブリイ、2000km走行後のインプレッション

スズキ・エブリイ、2000km走行後のインプレッション エブリイ君。スペースユーティリティを超越した居住空間だけでなく、走りもいいんです。「結局、自分のクルマだから良く思えるだけなんじゃね?」と言われそうで、あまり「イイ、イイ」って言うのは、今まで控えていたんだけど。でも、やっぱりイイんだよ。

 先日、フィアット500Sを買いに行ったのに、買うのを躊躇してしまったのには、エブリイの走りがフィアット500Sから乗り換えても遜色なかった、ってのもある。もちろん走りの方向性は違うけれども、これでエブリイ2台分のお値段だと思ったら、ちょっと踏ん切りがつかなかった。

 エブリイ君、新型になって、更に背が高くなって四角くなって、ひょろっとした食パンみたいなボディに、小っちゃくて細いタイヤで、見るからに不安定そうなんだけど。これがどうして、なかなかの直進安定性なのです。ハーシュネスはキツ目だけど、角はしっかりとれていて、乗り心地も悪くない、いや、積極的にイイって言える。ガッチリ、しっとりとした質感の高い乗り味なんす。峠やサーキットを攻められるようなハンドリングではないけれども、ステアリングフィールも剛性感があり、信頼して体を預けることができる。もちろん、高速道路の巡航も楽々。

 そして、R06Aエンジンが素晴らしい。このエンジン、排気音は軽めの音質で、しかも静かなので、エンジンが小さいんじゃないか、50ccぐらいの排気量しかないんじゃないかと思うぐらいの存在感の薄さなんだけど、それは精度の高い仕事を静かにこなしているということ。様々なフリクションが極限まで低減されていて、加速はウルトラスムース。バルサで組んだ模型飛行機みたいに、スーッと加速していく。大排気量の高出力のエンジンでは絶対に作り出すことのできない軽やかさだ。

 このエンジンを、サクサクつながるマニュアルトランスミッションで操るのは、実に気持ちがいい。欲を言えばもう一速欲しいが、軽自動車の商用バンで、さすがにそれは無理というもの。でも、そんな贅沢を言いたくなってしまうほど、パワートレインの出来も良いのです。

 総じて、すごく快適なクルマ。楽チンなクルマです。

 燃費も、高速道路走行15%で、17.1km/L、16.5km/L、17.4km/Lという数値。渋滞の多い街乗りonly+エアコンという一番過酷な乗り方で15.2km/Lだった。調子が良ければ、満タンで550kmも走るんですよ。スゲーよ、エブリイくん。

 ~こんなにすごいお車、きっとお値段も高くなってしまうんでしょうね~

 ご安心ください。パワーウィンドウ、エアコン、リモコンキー、スモークガラス、全部つけて、今回だけの特別価格、お値段なんと119万9880円。今回特別にCDステレオもお付けします。もちろん、金利手数料は一切いただきません。

 ただし、台数に限りがあります。今すぐお電話を。
Posted at 2015/07/10 23:56:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | エブリイ | 日記
2015年07月09日 イイね!

エブリイは移動する草庵茶室

エブリイは移動する草庵茶室 旅の途中で美しい景色に出会うと「あー、ここに住みてぇなぁ」って思ったりするじゃないですか。雄大な景色の中で、誰気兼ねすることなくリラックスしてくつろぎたいと思うわけですよ。

 美しい景色を眺める場所ってのは、道端であったり、展望台であったり、レストランのウィンドウビューであったり、ともかくそこは自分のプライベート空間ではなから、短い間、立ち止まって眺めるしかできない。それが旅の醍醐味ではあるんだけれどもね。

 でも、ヤドカリのように自在に自分の部屋を持って行くことができたら、もっと楽しいと思いません?

 エブリイならそれができるんです。

 エブリイの室内は、完全に自分の部屋ですもの。それは、兄弟でカーテンで区切った子ども部屋とか、押し入れの秘密基地、もしくは草庵茶室のような部屋。ワクワク感と、何かから守られているような安心感に包まれた空間なのです。



 美しい景色に出会ったら。もうそこが自分の部屋から続く庭になる。足を投げ出したり、寝転んだり、あるいはそのまま眠ってしまったり。美しい景色の中で、光に包まれ、マイナスイオンを吸い込みながら、誰に気兼ねすることなく、プライベートな時間を過ごすことができる。



 こういう空間を作り出すことができるクルマは、そんなに多くない。普通のクルマのドライバーズシートは、リラックスして景色を堪能する空間にはならないのはもちろんの事、空間に優れたクルマであっても、なかなか、こうはいかない。例えばハイエースの荷室は広すぎるし殺風景すぎて、室内が景色と一体化しない。アルファードやエルグランド、ノア、セレナなどのミニバンは、後部座席もしっかりと乗り物で、部屋のようなくつろぎ空間にはならない。

 この点で、エブリイほど優れたクルマは他にないと思う。

 エブリイの室内を、より完璧なくつろぎ空間にするために、少しだけDIYを施した。
1、100円ショップの吸盤で固定するカーテンを、クオーターウィンドウ(荷室の小窓)に付けた。



2、厚さ1.5cmほどの分厚いパズルクッションを敷き詰め、その上にラゲッジマットを敷いた。後部座席を倒した時の段差も、ほぼ解消。この上に、敷くラゲッジマットも発注中。近々、全面快適な絨毯の床になるのだ。





3、唯一取りつけたメーカーオプションのネットラック。鉄のフレームに「ネット」を張ったラックで、重いものを載せるとネットがたわむので、100円ショップの焼肉用の金網を結束バンドで張り付けた。






 今、キャンピングカーブームじゃないですか。軽トラックや、軽貨物を改造したミニキャンピングカーもある。キャンピングカーはくつろげる空間としては優れているんだけど、要らねぇもんが多すぎる。あんな小っちゃいシンクで料理したり洗い物する?家具調の立派な物入れよりも、エブリイ純正のネットラックの方が、沢山載りますよ。トイレ?クルマの中で?その後始末は誰がするのよ。

 結局、必要なのはくつろぎ空間だけ。だからエブリイで充分です。価格だって、一番安い軽キャンピングカーで200万円ぐらいするでしょ。エブリイ君は半額だもんね。

 どうっすか、ちょっと、これ、エブリイ欲しくなってきたでしょ。今度のエブリイは走りもいいから、移動も楽ちん。日本中の景色のいい場所が、あなたの別荘になるのよ。いいでしょ、いいでしょ。
Posted at 2015/07/09 00:57:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | エブリイ | 日記
2015年07月07日 イイね!

フィアット・500 ビックマイナーチェンジ 後編

フィアット・500 ビックマイナーチェンジ 後編 ロシアの宇宙船ソユーズ。1966年11月に運用が開始されて以来、半世紀、いまだ現役である。アメリカのNASAがスペースシャトルの運用を終了して以来、ロシアのソユーズが、唯一、国際宇宙ステーションへの連絡船として活躍している。

 ソユーズは1966年の初飛行以来、一度もフルモデルチェンジをしていない。基本的な制御のメカニズムは当時のまま。部品も当時と同じ物が使われている。部品が劣化すれば、また、同じ部品を使う。50年間、同じ部品を使い続けているのだ。そのコクピットはレトロを通り越して、骨董品レベル。



 宇宙空間に無事に人や物資を送り届けるという目的を、今のソユーズで充分に果たすことができているのだから、リスクを冒してまで部品や制御システムを変える意味がない、ということだそうだ。仮に些細な部品でも、別のものに変えることで、トラブルが生じるかもしれない。最新のコンピューターで新たに制御をやり直すには、膨大な実験と検証が必要になってくる。50年もの長きにわたって運用実績を積み上げ、不具合は徹底的に洗い出してあるのだから、これほど信頼できるものは他にないだろう。

 変える必要がなければ、変えない。

 今回、フィアットが選択したことにも、ソユーズと同じ崇高さを感じる。世界中で愛されているこんなにもキュートなクルマ、わざわざ変える必要なんてない。「時間が経ったら、モデルチェンジしなくちゃ」という強迫概念を、よくぞ打ち破ってくれた。

 かと言って技術の向上の努力を放棄したわけではない。今回、1800カ所もの手直しを行ったとのこと。そこまでやるとすると、フルモデルチェンジの方が楽ちんだったんじゃないかと思うんだけど、あえて手間暇のかかるマイナーアップデートを選択した。

 偉いっ。もう、色んなメーカーに爪の垢を煎じて飲ましたい。20年前からほとんど進化していないクルマを、目新しく見せるためだけのモデルチェンジを繰り返している日本メーカーとか、MINIをデブで不細工な子にしてしまったBMWとか。BMWとか。BMWとか。BMWとか。

 結局、愛情の問題だと思うんですよ。フィアットにとってチンクエチェントは、メーカーの歴史のアイコンでありアイデンティティの一部。だから、ホントに大事育てている。

 BMWにとってMINIは血のつながりのないよその子。だから、もうその場の思いつきで、やりたい放題。BMWの本家のバッヂを付けたクルマでは絶対にやらないことをMINIで試している。ああ、可愛そうなMINI。って、MINIの話をしているんじゃなかった。

 今回のフィアット500のマイナーチェンジに、オレ、感動してしまって。んで、500Sに会いに行ってきました。ここだけの話、オレ、やっぱりモデルチェンジの前の現行型(もうすぐ旧型)のデザインのほうが好き。んで、もう、今のうちに買っちゃおうかと思って。

 久しぶりに乗ったら、やっぱりイイ。ポロポロと言うカワイイエンジン音、どの回転域からでも力が出る扱いやすさ、路面をしなやかにいなしながらも、どっしりとした安定感のハンドリング。とっても魅力的なんだけど。

 でも、勇気が出なかった。

 あ、ちがうわ。お金がなかった。
Posted at 2015/07/07 12:54:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2015年07月06日 イイね!

フィアット・500 ビックマイナーチェンジ 前編

フィアット・500 ビックマイナーチェンジ 前編 変える必要がなければ変えない。この当たり前のことが、自動車業界ではなかなか通用しないのである。強迫観念に駆られているかのように、発売から年数が経過したら変えてしまう。人気があって売れ続けているモデルが、必要のないモデルチェンジで台無しになってしまうと言う大参事を何度も見てきた。

 自動車産業におけるカンブリア紀とも呼べる1960年代から1990年代にかけては、次々と新しいテクノロジーが開発され、設計技術も日進月歩していた。クルマは、モデルチェンジを重ねるごとに、確実に良いモノになって、どんどん魅力的になって行ったし、今見たら笑ってしまうような姿かたちをしたクルマ、およそ意味のない不思議な機能を持ったクルマなど、様々なアイデアが市販車に盛り込まれ、市場で試され、ふるいにかけられていった。

 そうした時代にあってはモデルチェンジの作業は必要不可欠だったろうと思う。でも、2000年代に至るまでに、もう自動車の基本技術は完成してしまったと思うのだ。

 自動車の基本は、タイヤを回して前に進むということ。タイヤを動かして、進路を変えるということ。それを受け止める、サスペンション、ボディ、その性能を決めるジオメトリの黄金比率は、もう、様々なことを試し尽くして、正解ができていると思う。

 もちろんハイブリッドや燃料電池などの新しいパワートレインも次々と出ているし、内燃機関もまだまだ効率を追求する余地がある。自動停止装置など安全に関するデバイスも、どんどんイイものが出てくるが、それらは枝葉の部分。自動車の本質部分ではない。つまり、自動車の姿かたちは、機能的な理由では変える必要がないところに到達しているのだ。

 それでも、なぜ変えるかと言えば、人々が飽きるからに他ならない。デザインは、テクノロジーとは別次元で進化をしていくから、時代について行けないデザインは受け入れられなくなる。さらにさらに言えば、時代を超えて魅力的なデザインさえ手に入れることができれば、モデルチェンジは必要がなくなるのだ。

 フィアット500は、まさにその境地に達している。一か月も前から、モデルチェンジを予告し、大々的な発表を行ったフィアット500チンクエチェント。フルモデルチェンジの噂もあったが、ベールを取ってみれば、マイナーチェンジ。知らない人が見たら、どっちがどっちか見分けがつかないだろう。

 よくぞ、「変えない」という、勇気ある決断をしてくれた。

・・・後編へ。
Posted at 2015/07/06 20:18:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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