• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

イトケン(G)のブログ一覧

2015年12月29日 イイね!

アルトワークスAGS-其の2

アルトワークスAGS-其の2 アルトワークスのAGSというシングルクラッチのロボタイズドミッションが、思いのほか良かったので加筆します。

 今まで、シングルクラッチのロボタイズドミッションで、良いと思えるクルマに一度も出会ったことがない。(アルファロメオ・ブレラ・セレスピード、フィアット500、フォルクスワーゲンup!、スズキ・エブリイetc..)その構造と特性を理解し、そして覚悟して乗っても、やっぱりその不自然な挙動に、いちいち面喰ってしまう。

 加速の途中で、突然トルクが抜けて、機械が勝手にシフトチェンジをする。そのタイミングでアクセルを抜けば不自然な挙動はある程度回避できるのだが、機械の仕事のタイミングに神経をとがらせていなければならないので、とても煩わしい。シフトをマニュアル操作してやれば、自分のタイミングでシフトできるが、それならいっそ、クラッチペダルが欲しくなる。帯に短したすきに長し。実に中途半端なミッションなのだよ。

 と思っていたら。

 アルトワークスのAGSはすごくお利口でした。最初、AGSだということを忘れていましたもん。シフトタイミングが絶妙でシフトショックもほとんどなく、すばやく繋がるので空走感を感じることもほとんどない。そればかりか、シフトキープやシフトダウンまで、オレの気持ちを読み取っているんじゃないかと思うぐらい自然で。

 ただ、この自然なフィーリングで走れるのは、街中を普通に走る場合のみ。ひとたびスポーツ走行を楽しもうと思うと、たちまちシングルクラッチ・ロボタイズドの悪癖が露呈してくる。

 でも、安心してください。

 スポーツ走行する時だけ、シフトをマニュアル操作してやればいいのです。意のままにクルマをコントロール楽しさはAGSでも充分に堪能できました。

 どっちつかずの中途半端なシングルクラッチ・ロボタイズドが、ちゃんと調教してやれば、イイとこ取りの欲張りなミッションになるのだという良いお手本です。

 ただ、オレは、それでも、やっぱり、

 普通に、マニュアルが好き~、あいっ。(永野)
Posted at 2015/12/29 11:22:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2015年12月27日 イイね!

アルトワークスAGS~スピリットを継ぐもの~

アルトワークスAGS~スピリットを継ぐもの~ ついに復活したアルトワークス。そのステアリングを握ることができた。いやぁ、ホント、すごいクルマでしたよ。

 これ、復活したのは、名前だけではないっすね。15年前のスピリットやイデオロギーが冷凍保存され、そっくりそのまま現代に蘇ったんですよ。それも、「アルトワークスのスピリット」って程度ではなく、当時の自動車メーカーが一様に目指していた走りの方向性とか、当時のクルマ文化そのものが蘇っている。

 そうそう、昔のスポーツカーって、みんなこんなだったわ。

 最近のクルマのセッティングのトレンドは、高いボディ剛性とよく動く足で、加重移動も使いながらがっちり路面を押さえて曲がる、という方向だと思うのだが、アルトワークスはそれを完全に無視。1990年ごろのイデオロギー=「とにかく固い脚で、それを受け止めるボディのためにロールバーを組んで、ハンドルレスポンスを究極まで追求する」をそのまま再現している。メチャクチャ足が固い。さらに、ボディ剛性もムチャクチャ高い。

 まるで、ジムカーナ用にセッティングされた競技車両のよう。

 バケットタイプのレカロで体を固定されて、激しいクルマの挙動を受け止める感覚は、もう懐かしい以外の何物でもない。

 そして、速い。すんげー速い。

 ポルシェとかランエボみたいな異次元の速さではないけれど、風のように加速していく。専用のエンジンチューニング、トランスミッション、軽いボディと、いろいろな要素によってとにかく速いし、スピード感が半端ない。同じ速度でも、感じるスピード感がほかのクルマと全然違う。

 そんなわけで、新型アルトワークス、とても楽しいクルマでした。

 同時に、一抹のむなしさというか、もの悲しさを感じてしまった。これワンレン・ボディコン(※意味は自分で調べてね)をそのまま復刻したようなものだと思うんですよ。40歳代、50歳代の中年が、いまさらボディコンなんて着られないのと同じく、中年のオレには、こんなバッキバキのクルマにはもう乗れない。昔のままの熱いスピリットを目の前に突き付けられると、オレは15年分だけ大人になったことにに気づかされる。

 もうオレは、あの頃のオレではないんだなぁ、と。

 でも、アルトワークス、売れてほしいな。このイデオロギーは伝統文化として、後世に残したいです。そして、やっぱりすごく楽しいクルマなので、多くの若い方にクルマの楽しさを知る教材として、ぜひ乗って欲しいと思います。

 一つだけ、注文を付けるとすると、着座位置が高すぎる。デカいレカロシートを無理無理押し込んだせいか、ノーマルのアルトより座布団一枚、座面が高くなっている気がする。ハイト調整もできないので、ここは要改善です。
Posted at 2015/12/27 23:27:37 | コメント(6) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2015年12月20日 イイね!

暴走族OBら「旧車會」で摘発増…10年で5倍

暴走族OBら「旧車會」で摘発増…10年で5倍読売新聞 12月20日(日)9時38分配信
(写真と記事は関係ありません。)

 暴走族OBらが旧式オートバイを暴走族風に改造し、集団走行する動きが増えている。

 「旧車會(きゅうしゃかい)」と呼ばれ、成人男女が主にネットを通じて集まる。交通法規を守る団体がある一方、蛇行運転や爆音をとどろかせて走る団体もあり、取り締まり件数は最近約10年間に5倍に達した。団体数は同時期に倍増しており、警察庁は取り締まり強化を打ち出している。

 今年10月の正午過ぎ、関東にある有料道路のサービスエリア(SA)。背もたれが長く、ピンクやオレンジの派手な色のオートバイに乗った人たちの集団が排気音を上げる。そろいの迷彩色のつなぎ服などを着込み、ナンバープレートは「札幌」「袖ヶ浦」「八王子」「静岡」などで、その数150台余り。うち一人は「デカイ旧車會やるって」というソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の書き込みを見て参加したという。

 SAで働く男性従業員は「見た目とうるさい音で客が怖がり入ってこない。いい大人が何をしているのか」と困り顔。SA利用者の男性ドライバーも「休憩所なのに騒音で休めない」と眉根を寄せる。

***** 引用ここまで。 *****

 そして、以下にオレの過去のテキストを張り付ける。10年前の記事なのだが、10年たっても、まったく進歩していない大人たち。一体どうなっているんだか。

旧車会。
2005/07/21
 
 旧車会という集団が社会問題になっている。
 もともと旧車会という言葉は、古いカスタムバイクを楽しむマニアな人の集団を意味していたのだが、最近は全然違う使われ方をしている。

 暴走族を卒業したはずの人が、やんちゃだった昔を懐かしんで、暴走族時代の装いで改造バイクを持ち寄って再び集まり、集団暴走行為をする。この集団を旧車会と呼ぶらしい。困ったことに、旧車会という集団は全国に急増中だとか。

 分かりやすく言うと、いい年こいた大人で構成された暴走族だ。

 わざわざ旧車会などと別名を付けて、暴走族と区別する必要なんかないんじゃないのか。双子の兄弟のどっちがアニキでどっちが弟かって言うぐらいどうでもいい区別だ。結局何歳になっても社会適合できず、反社会行動を集団で行うことによってしか自己実現できない、ゲスヤローの集団だ。

 最近、我が家の近所でも、爆音を立てて暴走する集団が増えてきたような気がする。もう、くたばれ。馬鹿。せっかく坊ちゃんが寝付いたところに、爆音が近づいてくると、殺意すら覚える。もう、コイツ等、シめちゃってもいいっすか。

 暴走族などという、勇ましい言葉で呼ぶのではなく、恥ずかしい言葉で呼んで、くだらない事をやる気を奪っちゃおう、というムーブメントがある。暴走ではなく「珍走」と呼ぼう、というムーブメントだ。暴走族ではなく珍走団だ。珍走という言葉に言い換えただけで、なんだか物凄く間抜けでカッコ悪くなる。

 公用語として、珍走団という言葉が定着すれば、暴走族、あ、いや、珍走団も減ると思う。短い期間に、看護婦を看護師に言い換えることが出来た日本社会なのだから、珍走団を定着させることもさほど難しくないと思う。

 しかし、オレの本音を言わせていただくなら、珍走団でもぬるい。「うんこズ」「チンカス集団」。これぐらいの汚い言葉を用いてもかまわないのではないか。「ゲロ臭バカ」とか。

 「埼玉県警は、県内で、集団ビチクソ走行やゲロ臭行為を繰り返した、うんこズの一斉検挙に踏み切りました。」

 放送業界も、社会正義を貫く為に、これぐらいの言葉を公共の電波に乗せるぐらいの革命をすべきだ。ビチクソのビの部分は、唾しぶきを飛ばしながらしかめっ面で発音して欲しい。

 滝川クリステルがこのニュース原稿を読んだら、視聴率上がるだろうな。
 うわぁ、言わせてみたいなぁ。これはマニアでなくとも見逃せない。
Posted at 2015/12/20 22:50:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2015年12月13日 イイね!

F54MINIクラブマン・COOPER~似て非なるもの~

F54MINIクラブマン・COOPER~似て非なるもの~ これは何かの間違いだと思ったね。

 なんじゃこりゃ。メッチャいい。チグハグでお行儀の悪いF56MINI(3ドアハッチバック)クーパーとは、全く別物。

 F56ハッチバックのクーパーで、まずガッカリだったのが3気筒エンジンのガサツな音と振動なのだが、F54クラブマンは、いきなり静かで振動もほとんどない。踏み込めば、独特の音がするけど、これはこれで乗り味のアクセントとして許容範囲、いや、もうこれ、オレ好きかも。

 そして、ボディの挙動がいいんだなぁ。現行のラインナップで、一番ボディ剛性が高いんじゃないかと思うぐらいガッチリしていて、ドシッとフラットな乗り心地。そして、ステアリングの応答性がスッキリ素直。動きにまったく無駄がなく、意のままに動く。これレクサスISと同じぐらいの上品さと素直さです。この点もF56とは別物だねぇ。

 よく見たら、内装デザインも違うのよ。メーターやセンターメーター風インパネはF56と同じパーツなのだけど、ダッシュボードやセンターコンソールなど、全然別のデザインで、これがまた、高級感があるんだなぁ。

 久々に、ホンモノの高級品に触れた満足感。

 ってか、何だこれ。なんでこんなにF56と違うのよ。エンジンマウントを違うのを使っているの?遮音材もふんだんに奢ってる?

 ~実はこれ、F56とはシャシーが違うんです。~

 えええええっ。

 ~デザインはそっくりなんですけど、F56とは何から何まで違う設計なんです。エンジンは同じの載せてるけど、別のクルマなんですよ。~

 えええええっ。

 中身が同じなのに、全然別のクルマを装っているのはよくあるじゃないですか。例えば、RV4とヴァンガードと新型ハリアーとか、デミオとCX-3とか。エスクードとSX4とか。逆パターンは初めての経験だねぇ。

 人間では時々いるけどねぇ。見た目同一、中身別人。
左:ミスタービーン。カルロス・ゴーン(1954年3月9日 - )フランスの自動車会社ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)、日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)。

右:アントワーヌ・マリー・ジャン=バティスト・ロジェ・ド・サン=テグジュペリ(1900年6月29日 - 1944年7月31日)フランスの作家、操縦士。
Posted at 2015/12/13 14:48:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | MINI | 日記
2015年12月08日 イイね!

みつばちハチラー

みつばちハチラー ハスラーがマイナーチェンジした。ハスラーデビュー当時は「好きになれない」と言っていたオレだが、ゴメン、訂正します。オレ、今はハスラーが好きです。カッコ悪いとか不細工言って、すまなかった。

 今回のマイナーチェンジで新色が追加された。その中でも、この黒と黄色のツートンが超かわいい。フィアット500にも、かつてポップビーというミツバチカラーの限定車があったが、このハスラーも、ミツバチっぽくてイイね。

 オレは、ハチラーだぞ。近づくと、刺すぞ。

 ところで、蜂はなぜ黄色と黒なのか知ってます?

 それは、一番目立つ色の組み合わせだからなんだそうです。黄色は彩度、明度ともに強い色で、黒とストライプで組み合わせることで、より目立つようになる。自分を目立たなくして身を守る生き物が多いのだけれど、蜂はあえて目立ちやすい体の色や模様を持つことにより、自身に手を出すと危険が及ぶぞと警告を発し、自身の安全を確保するものと考えられているのだそうだ。

 そして、アシナガバチやスズメバチなど、複数種で共通した派手な模様を持っている場合、これらをミュラー擬態というんだそう。複数種が同じ姿をすることで、敵に覚えてもらうモデルの数が少なくなり、敵が痛い目をする体験の確率も相対的に高められるからとのこと。

 さらに、ここにチャッカリと便乗する組もいる。毒なんて持っていないのに、ハチと同じカラーにして敵をビビらせるっていう奴ら。アブとかね。これをベイツ型擬態(標識的擬態)という。大事なことなので、もう一度言います。

 これをベイツ型擬態と言います。

 ~なるほどね。勉強になりました。~

 人間にも同じ方法で、身を守っている種がいるよね。本当は気が弱いのに、怖い人みたいな恰好をして、肩で風を切って歩いたり群れている人。ヒョロヒョロのよわっちい奴とか、ぶくぶくのデブが、黒塗りのでっかいセダンをベタベタにして乗ってたり。

 これをベンツ型擬態という。

 あー、なんか、ヤバい空気になってきたな。オレ、デブに刺されるかもしれん。言っとくけど、オレも刺すからね。ハチラーだから。
Posted at 2015/12/08 14:33:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「騙されやすい件 http://cvw.jp/b/129992/48428172/
何シテル?   05/13 15:23
細々と・・・ クルマのブログはじめました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/12 >>

  123 45
67 89101112
13141516171819
20212223242526
2728 293031  

リンク・クリップ

トゥインゴS ~売れないだろうな、このクルマ~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/10/03 10:29:24
ルノー・カングー~これは、船です~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/30 21:38:33
教育問題 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/07/12 10:58:14

愛車一覧

シトロエン ベルランゴ シトロエン ベルランゴ
二台目のフランス車。 初めてシトロエン。 二台目のフルゴネット。
ミニ MINI ミニ MINI
5台目のMINI。 3台目のR56クーパー。 2代目のクリスタル。
日産 ノート e-POWER 日産 ノート e-POWER
初めての日産。 初めてのハイブリッド車。 初めての電気自動車。
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
 悪路走破性に特化した骨太で堅牢なクルマです。街を流すだけでも独特の世界観が楽しめます。 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation