イトケン(G)のブログ一覧

　きっと誰でも経験があるバッテリー上がり。ヘッドライトやルームライトの消し忘れで、バッテリーの電気がなくなってしまって、クルマが動かないってやつ。その時の、クルマのエンジンを始動する応急処置方法として、「ジャンピングスタート」というテクニックがある。

　別のクルマのバッテリーから、電気を分けてもらう方法ね。

　ごっついケーブルでクルマのバッテリー同士を繋いで、バッテリーが上がってしまったクルマのセルモーターを回すという荒業。詳しい接続の手順は自分で調べていただくこととして、一般的に認識されている大まかな手順は次の通り。

　ケーブルを繋いだら、「供給する側のクルマ(上げるほう)」のエンジンをかけて、アクセルをあおって回転数を上げてから、「供給される側(助けてもらう方)」のクルマのセルモーターを回す、というもの。

　ネットで調べても、たいていこの手順が出てくる。

　しかし。今どきのクルマは、これやったらダメなんだってさ。

　今どきのクルマには、バッテリーの電圧をチェックするコンピューターがついていて、バッテリーの充電具合によって、オルタネーター(発電機)をコントロールするようになっているらしいのだ。

　バッテリー上がりのクルマにケーブル繋いでエンジンをかけると、このコンピューターが自車のバッテリー残量が少なくなっていると判断して、オルタネーターをフル稼働させてしまうらしいのだ。結果、オルタネーターやバッテリーが壊れてしまうとのこと。

　「バッテリー上がりのクルマに電気を分けたタイミングで、偶然、自分のクルマのバッテリーが悪くなったっていう人が多いんだけど、それ、違うからね」ととあるメカニックが言っていた。「間違ったレスキュー方法で、壊しただけだから」

　～なるほどぉぉぉぉぉっ。

　ミイラ取りがミイラになったって、こういうことを言うんだぜ。

　～なるほどぉぉぉぉぉっ。

　旅は道連れ、世は情け。

　～なるほどぉぉぉぉぉっ。

　なら、バッテリー上がりのクルマのレスキューはどうしたらいいか。答えは簡単で、レスキューする際にエンジンをかけなきゃいいだけとのこと。一回セルモーターを回してクルマを始動させるだけだから、エンジンかけて回転を上げて電圧を高めるなんてこと、しなくてもいいんだそうな。

　～もし、それでエンジンがかからなかったら？

　その時は、JAFを呼べばいいのだ。

　～なるほどぉぉぉぉぉっ。

　転ばぬ先のJAF。

　～なるほどぉぉぉぉぉっ。

　JAFは寝て待て。

　～なるほどぉぉぉぉぉっ。

　JAFからぼたもち。

　～そ、それは違うよね。

11月14日からのロサンゼルスモーターショーで発表されるとの報道だったので、事前プレスはないと踏んでいたところに、不意打ちで出た。

　F60・MINI COUNTRYMAN。日本名クロスオーバー。

　うわー、なんかカッコいいなぁ。

　シェコダ・イエティみたいな、北欧の香りがする。プラグインハイブリッドなど、スペックが気になる人もいるかと思いますが、今日は、その素敵な姿をご紹介いたします。

　アメリカが、世界中からクラシックカーの名車をかき集めるための25年ルールは、1960年代の後半に作られたものだが、2015年12月、アメリカ連邦議会は「第二の25年ルール」とも言える内容を含む法律を成立させた。
　具体的な内容は次の通り。

　小規模の自動車製造会社が、
　25年以上前に製造されたクルマのレプリカを、
　数量限定で製造できる。

　もちろん、排気ガスは現在の基準に適合させる必要があるが、それ以外は、昔のままのクルマを作ってもいいとのこと。これによって、映画バックトゥーザフューチャーの中でタイムマシーンに改造されていた名車「デロリアン」が、2017年にも復活するとの報道がある。っていうか、たぶん、デロリアンを復活させるために作った法律だと思う。

　たぶんデブな議員の誰かが、超が付くほどデロリアン好きだったんすよ。そんで、新車のデロリアンに乗りたいとか、わがまま言ったんすよ。そんで、できちゃったんすよ。第二の25年ルール。

　チクショー。いいなぁ、うらやましすぎる。日本にも、そういう「マニアックでわがままで、ひとこと言えば法律が作れちゃうぐらいの権力を持った国会議員」いないすかね。わがままなだけな議員ならたくさんいるのにね。

　25年ルールで復活させてほしいクルマ。

　ユーノス・ロードスターだなぁ。

　日本の自動車史上、最もキュートでエレガントでカッコよくて、楽しいクルマだった。

　あと、Z32フェアレディZだなぁ。

　日本の自動車史上、最も美しいクルマだと思う。

　25年ルールが日本でもできたら、光岡自動車あたりが、レプリカ制作を担当すればいい。25年ルールさえ作ってくれたら、R32・スカイラインGT-Rとか、ボロボロの軽トラックとか、ただで譲ってやるよ。

　おーい、誰か、おらんか、「マニアックでわがままで、ひとこと言えば法律が作れちゃうぐらいの権力を持った国会議員」。

　※コメント欄にて、復活希望のお車のご注文を承ります。

　アメリカには25年ルールってのがあるらしいのよ。

　これは自動車の輸入に関するルールでございます。アメリカにも、当然のごとく輸入車に関する安全基準や燃費基準があり、合致できないクルマは輸入できない。ところが、製造から25年経過したクルマには、上記の規定は適応除外となり、一切の制限なく輸入できるというもの。これは世界中のクラシック名車をかき集めるための、ご都合主義のアメリカルールであるが、こいつのおかげで、今、日本の中古車市場が大変なことになっている。

　今から25年前といえば、1991年。

　1988年、1989年と、日産がR32・スカイラインGT-R、Z32・フェアレディZ、S13・シルビア、180SXと、立て続けに高性能スポーツカーを発売した。トヨタは70スープラ、その後1993年には80スープラ、マツダはアンフィニRX7・FD3S、三菱はGTO、FTO、エクリプス、ホンダはNSXと、カッコよくて魅力的で高性能なスポーツカーが次々と世に出てきている。1991年は、いわば高性能スポーツカー黎明期にあたるのだ。

　いま、25年を超えたスポーツカーが次々と海を渡り始めており、これに伴ってこれらの中古車価格が高騰し始めているのだ。

　スポーツカーそのものが作られなくなった昨今、日本においても、生粋のスポーツカーに乗るなら、これら90年代スポーツカーに中古で乗るしか選択肢はなく、根強い人気と適正な車両価格で安定した市場が維持されていたのだが、こいつのせいで、おかしくなりつつある。

　欲しいスポーツカーを買い置きするなら、今のうちですよ!!

　25年ルールで海外に流出しているのが、もう一つある。それが「軽トラ」。アメリカ人はこんな小さなトラック見たことがないらしく、小さくてかわいいのに便利ということで、ボロボロの軽トラが、海を渡って飛ぶように売れているとのこと。「ランボルギーニヤ、フェラーリヨリモ、目立ツンダヨ、コイツハ」とデブなオーナーが自慢げに語り、その言葉通り、行く先々でデブなアメリカ人に質問攻めにあっている姿がテレビで紹介されていた。

　その優れた悪路走破性から、荷台にライフルを乗せたハンティングビークルとしても活躍しているとのこと。「ニホンノ、ケイトラハ、ドコニデモ、ハシッテユケルシ、音モ静カダカラ、獲物ノスグ近クマデ、近寄ルコトガデキルンダ」って、デブなハンターがしゃべっていました。

　高性能スポーツカー、軽トラ、など25年経っても魅力的なクルマをアメリカに売りつけて大儲けするなら、今ですよ!!

　オレ、ドアバイザー(サイドバイザー)って要らないと思う。

　サイドウィンドウの上のところにくっついている、ダークグレーのアクリルのフードみたいなヤツね。今まで気にしたことなかったけれど、町中のクルマをチェックしてみるとその装着率の高さにビックリ。ほとんどの国産車が装着している。イトケン調べでは、装着率95％ぐらいですわ。

　あれ、何の疑問も持たずに、当たり前に買わされてるんだろうなぁ。ほら、新車を買うときってさ、付属品っつって、普通にドアバイザーとフロアマットが付いた状態の見積もりじゃないすか。あえて「いりません」って言わないと自動でくっついてきちゃう。

　なので、買う方も「なきゃ困る物かな」って思い込んでるんじゃないか。あるいは、付いてて当たり前って思ってて、「付けない」という選択肢があることすら知らない人も多いんじゃないか。

　～え、それ、ナシでもいいんすか？!～

　いいよう。オレ一度も付けたことないけど、一度も困ったことないよ。そもそも、それ、何のために付けるのよ。

　あん？夏場、炎天下に駐車するときに、少し窓を開けて、熱気を逃がすことができるって？　そんなことしても、暑いのは暑い。ほとんど何も変わらんわい。

　あん？雨の日も窓を少し開けて換気ができるって？　　雨の日に、どうしても換気しなきゃならないってシチュエーションが思いつかんわい。エアコンの外気導入でいいでしょうが。

　あん？雨の日にもタバコが吸えるって？ タバコぐらい、パーキングエリアで吸いいや。ってか、タバコ、止めぇや、体に悪いで。

　そもそも、そんなんくっつけたら、カッコ悪いじゃんね。カタログの写真のクルマにバイザーくっついてるか？CD値が、空力がって言ってても、バイザーくっつけたら、もう、台無し。燃費にも響いてるんじゃないの？高速走行時には風切り音の原因にもなりそうだし。

　それに、結構いい値段しまっせ。平均でだいたい3万円ぐらい。そんで、契約交渉の営業マンの最後の切り札で「付属品の金額はサービスさせていただきます」とか言われちゃって、なんか、得した気分でくっつけちゃって。必要のないものが、ほとんどの日本車にくっついていて、誰もそれを疑問に思わないクルマ社会。

　いや違うな。疑問を持たせないように上手にごまかされて、押し売りされているだけなんだ。

　要る要る詐欺なんだ。

　みんな、騙されてますよっ。