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イトケン(G)のブログ一覧

2021年04月05日 イイね!

カングーライフ、その後。

カングーライフ、その後。 カングーとの暮らしは、まもなく半年になろうとしている。

 走行距離は7000kmを超えた。今までのクルマとはけた違いのハイペースである。走行性能や使い勝手も今までのクルマとは何もかもが違い、面くらうことが多かったのだけれど、ようやくそれらにも慣れてきた。備忘録的に記したいと思う。

【走りについて】
 納車時には、あまりに運転しにくくてビックリしたのだけれど、半年経過した今、違和感は何もない。クラッチのつなぎは少し修正をしてもらったが、エンジンの吹け上り、パワー感、シフトのつながり感、いずれも新車時とは別物。スムースでパワフルに走ってくれる。下のトルクが太いので、シフトチェンジをさぼったりミスをしても、クルマがしれっと対応してくれる。特に急こう配の峠道では、苦しいそぶりを一切見せずに黙々と走ってくれる。

 ただ、ハイスピードな領域はあまり得意ではない、らしい。MINIは160km/hほど出ていても、ビシッと安定していたらしいが、カングーでは130km/hで挙動がバタつき140km/h以上は怖くて出せないらしい。しらんけど。日本の法定上限で走る限りは、問題ないのだけれど。

【燃費について】
 燃費計は日本やドイツのクルマの表示とは違い「100km走るのに必要な燃料量」が表示される。うちのカングーは100kmあたり8.5~7.5リットルと言ったところだ。つまり11.7km/L~13.3km/Lである。面白いのは、満タン法で計測すると実燃費の方が良いということである。実燃費はおおむね12km/Lほど。先日、奈良の田舎道をのんびり走らせたら15.4km/Lもの高燃費をたたき出した。こんな大きななりをした旅車としては、十分な燃費性能である。

【車中泊について】
 月に1~2回のペースで、車中泊キャンプをしている。自作のフルフラットの床のおかげで、快適なベッドルームと化している。カングーユーザーの多くが試行錯誤してフラット化を試みたり、市販のベッドキットをインストールしたりしているのだが、オレのカングーのフラット化の方法は安くて簡単で快適。ま、オレの方法も他の人の真似がベースなんだけど。なので、他の人にもどんどん教えたい。近隣に住んでる人なら、オレがインストールの施工もしてあげるぞ。もし、興味がある人がいたらいつでもダイレクトメッセージ下さい。
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 カングー車中泊、面白いことに、一泊車中で過ごしても窓がほとんど結露しない。エブリイの時は、目隠しが要らないくらい真っ白に結露していたのだが、カングーはほぼ透明のまま朝を迎える。カーテンが湿気を吸ってくれているからか、カングーの通気性が良いからかのどちらかと思うが、おそらく、通気性が良いからだ。なぜなら、二月の車中泊は頭と耳と顔が痛いくらい寒かったから。

 ともかく、おしゃれな山小屋にこもっているような居心地の良さで、旅が楽しくて仕方がない。奇麗な景色を眺めてインスタントのご飯食べてビール飲んで寝るだけだけど、最高に贅沢な時間だと思う。

【トラブルについて】
 今のところ何もない。3か月点検の時にステアリングとクラッチの微調整はしてもらったけど、持病と言われているオイル漏れもその他のトラブルも何もない。

【総論】
 内装も外装も走りも、あらゆる点で質感は低いのだけれど、カングーをトコトコと走らせているだけで、気持ちがほっこりしてくる。生活もかなり変わった。オレ自身も、こういう道具に感性が合う年齢になったということでもあるのだろう。いいクルマに巡り合えたなぁと思う。

 と、同時に、物足りなさを感じている自分もいる。
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 ~ええっ、なんだそりゃ。

 えっと、やっぱり、走りの質感の高いクルマも欲しい。柄にもなくレクサスISが欲しいなどと思ったりしています。買えんけど。
Posted at 2021/04/05 18:45:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | カングー | 日記
2020年12月17日 イイね!

ルーテシアとトゥインゴとカングー

ルーテシアとトゥインゴとカングー いやー、すんげー残念なクルマだったわ、ルーテシア。何がダメって、パッケージング。デザインのみにこだわって、中に乗る人のことは何も考えていない。それなのに、デザインもたいしておしゃれでも上質でもない。

 フロントウインドウが、やたらと寝ていて、天井がやたらと低くい。サンバイザーが目の前に迫って、頭がぶつかりそう、というか頭を前に出したら触れる。オレ、狭いコクピットって嫌いじゃないんだけど、ルーテシアは、心地よくない。圧迫感極まりない。後部座席もめっちゃ狭くて。乗員の誰もが幸せになれそうにない。日本の軽自動車でも、ルーテシアより圧迫感のあるクルマはないんじゃないかと思う。

 走りは、いい。

 運動性能は、過激すぎるんじゃないかと思うくらい、ギュンギュン、サクサク加速するし、クイクイ曲がる。ステアリングフィールもいい。スイフトスポーツよりも、過激で、スタビリティが高い気がする。けど、コクピットの居心地が悪いので、全然楽しくない。
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 ルーテシアのあと、トゥインゴにも乗ってみたが、やっぱりトゥインゴのほうがオレは好きだ。ルーテシアの後に乗ると、トゥインゴの雑さ、安っぽさを強く感じるが、室内の居心地は、圧倒的にトゥインゴのほうがいい。雑に感じるエンジンフィールも、足回りの挙動も、まさに「味」で、デパートの屋上のゴーカートのような楽しさがある。

 が、しかし。

 オレは、トゥインゴの最大の弱点に気が付いてしまった。

 トゥインゴはエルゴノミクスに適っていないのだ。フットレストがないので、左足を置く場所がなくて、左足を投げ出すと、足が不安定になる。左足を曲げて安定させようとすると、ひざがシフトレバーを押して、マニュアルモードになってしまう。アクセルペダルもかなり中央寄りに配置されているので、体をひねるような、変な運転姿勢になってしまう。15分ほど運転したら腰が痛くなり始めた。

 これはダメだ。

 スイフトの次期車として買う気満々だったのだが、これはダメ。残念だけど却下だ。

 スイフトの次はやっぱりスイフトがいいかなぁ。スイフト、名車だよな。でも、カッコ悪いんだよなぁ。と悶々する。

 なぜルノーの店に行ったかというと、カングーの3か月点検。異常はなかったが、ステアリングのトーと、クラッチのつなぎを調整してもらった。どちらもバッチリ改善とはならなかったので、また別の機会に調節してもらおうと思う。

 ルーテシア、トゥインゴの後にカングーに乗ると、カングーはやっぱりイイ。ルノーってメーカーは、変だわ。
Posted at 2020/12/17 00:39:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2020年11月24日 イイね!

カングーは山小屋の装い

カングーは山小屋の装い カングーへの熱が冷めない。カングーを走らせると、短い距離でもその心地よさに酔いしれてしまうし、駐車している室内でくつろぐのもたまらなく心地よい。旅行はずっと我慢しているが、自宅庭のカングーの室内でゴソゴソするだけで旅行気分に浸れる。

 リアクオータウインドウを木パネルで覆い、物を置くための棚を作った。走行中に荷物が動かないようゴムで固定できるようにした。色の濃いステイン(ワトコのエボニー)で塗装したため重厚感のある家具のようになった。
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 そして、カーテンである。カーテンをつけると途端に部屋っぽくなる。カーテンの取り付けは、10mmの木の丸棒を100均のフックで引っ掛けるという最も簡単な方法で取り付けた。カーテンワイヤーを使ってみたり、曲げられる出窓用のカーテンレールの取り付けを模索したりと、いろいろ試行錯誤したのだが、最も簡単で安価な手法でバッチリ決まった。これ、ホントに簡単なので、皆さんもぜひお試しください。
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 リアウインドウにも同じ方法でカーテンを取り付け、トノボードにクロス(ただのバスタオルだけど)を敷いたら、もう山小屋の風情。リア窓の形が、ノスタルジックで、カーテンとオイルランタンが合うんだな。
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 自宅庭で、焚火して、肉や魚を焼いてビール飲んで。そして、カングーでくつろいで。キャンプ場に行く必要がないくらい居心地がよい。子どもの頃、納屋と母屋の隙間にトタンで部屋を作って秘密基地を作ったことがあるのだけど、完全にその時の気持ちと同じ。いやぁ、楽しいです。
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 カングー、一度は買ったほうがいいよ、マジで。フルフラット化とかカーテンの取り付けとか、オレがやってあげるから。

 おそらく最後と思われる限定車も出たし。
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 皆さんもぜひ。
Posted at 2020/11/24 23:13:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年11月12日 イイね!

新型カングー公式プレスきました

新型カングー公式プレスきました 以前からチラ見せされてきたデザインのままだけど、いいね、これ。次に乗るクルマもカングーでいいな。デザインも、シトロエン・ベルランゴ、プジョー・リフターよりも、新型カングーのほうが洗練されているよね。デザイン的な技巧を凝らしていなくて、道具としての使いやすさを追求しているカングーのほうが、圧倒的に好き。ただ、これはフランス車ではなく、ドイツ車の世界観だよね。今や、VWやメルセデス、BMWが忘れてしまったた道具としての世界観。

 しかし、価格がかなり上がってしまうよう。カングーはお安く売ってほしい。ベルランゴ・リフターよりも、20万円くらい安くしてくれたら、もう敵なしで売れまくると思う。

 カングーバンが日本にも導入されますように。そしてMTが設定されますように。

 カミサマお願い。
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Posted at 2020/11/12 22:44:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | カングー | 日記
2020年11月12日 イイね!

カングーに乗って一か月後のインプレッション~最高です~

カングーに乗って一か月後のインプレッション~最高です~ カングー納車後、一か月が経過した。走行距離はもうすぐで2000km。感想を一言で言うと「楽しすぎる」。クルマの走りも、室内空間も、クルマを使った遊びも、そしてライフスタイルに合うようにクルマを改造することも、どこを切り取っても今までのカーライフとは別次元の楽しさにあふれている。

 みんな、一度カングーを買ったほうが良いよ。マジで。

 まず、オレはクルマを改造するということ自体が、はじめてに近い。と言うのも、メーカーがセッティングした成がベストな状態で、シロウトが手を加える事が好ましいことだとは思っていなくて。だから、最初からすべてにおいて満足したクルマを買うようにしていた。ドレスアップもそう。見た目が好きなクルマを買っているので、そこから手を加えたいと思わない。

 カングーについても、エンジンや足回りのメカニズムへの改造や、ドレスアップという一般的なカスタマイズはするつもりはないのだが、キャンプやロードバイク遠征のための道具としての最適化を図るための工作を施している。ベッドキットや棚を作ったり、カーテンを付けたり。クルマの改造と言うより、新居で家具をそろえている感覚に近い。これが楽しくて楽しくて、もうたまらない。
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 先日、自転車遠征をした時のリポートをしたが、遊びのツールとしてのポテンシャルも最強である。ベッドキットを施したおかげで、キャンプのベースしての快適さは最高。空間の広さや使い勝手では、やっぱりエブリイの方が優れていると思うんだけど、カングーにはまるでロッヂに籠っているかのような居心地の良さがあるそして、目的地までの移動の快適さは、言うまでもなくカングーに軍配が上がる。したがって、同じ遊びをしても、その質が格段に向上したように感じられる。

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 走りもいいんだ。楽しいんだ。

 納車当初は、あまりの乗りにくさに「うわー、失敗したかも」と思ったのだけれど、2000kmほどを走行し、各部に当たりが付いてきて、印象が一変した。カングー、めっちゃ乗りやすいです。

 まず、エンジン。最初は重りでも入っているように回らず、トルクの出方も唐突で、1速、2速のあたりはギクシャクしまくっていたのだけれど、1000kmほどを走ったら、回転がなめらかになり、トルクも下から発生するようになった。ギクシャクしていた1速から2速の繋ぎも、何の違和感もなくなった。

 そして、足回り。最初は、道路の凹凸をすべて拾って、ガタガタと揺れっぱなしだったのだが、ふんわりなめらかな乗り心地になった。すごく快適で気持ちいい。大きなわだちや段差では、クルマ全体が揺さぶられるけれども、これはトーションビームである以上避けられないもの。全体的には、及第点以上の快適さだ。

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 燃費は、100kmあたりのガソリン消費量が7.5L~8.0L、これは13.3km/L~12.5km/Lと言うことで、決して良いとは言えないが悪くないと思う。

 一台のクルマで、ここまで生活が変わるのは初めての体験。控えめに言って最高である。給料は減るし行動も制限されるし、外出先では常に神経をピリピリとがらせなければならない現在。かつて経験したことのないストレス社会の中で、オレは、カングーのおかげで癒しの空間を手に入れることができた。なんと幸運なのだろうと思う。

 カングーライフお勧めです。皆さんもぜひ。

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Posted at 2020/11/12 12:40:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | カングー | 日記

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