コロ衛門のブログ一覧

今日の目標は、龍飛崎。それから一気に高速で南下し、盛岡で
わんこそば。そしてもうひと踏ん張りで仙台まで走る計画だ。

黒石までお山のコースを走って、浪岡まで高速で。
浪岡で給油し、そこから一路龍飛崎を目指す。

海に出たー。


竜泊ラインの登りは圧巻のひとこと。

ぐんぐん高度をあげながら、急カーブが連続するのは非常に
楽しい作業だ。




白神爺さんも、奥入瀬も竜泊ラインもロードスターのために
作られたような道だと言われていたが、まさにその通りだと
頷いてしまった。







でも、この道のすごさは眺敢台という名の展望台から。
走ってきた道がぐねぐねと曲がって眼下に広がる光景はヨーロッパの
ステルビオ峠みたいだ、行ったことないけど。





気持ちイイ!!
奥入瀬にと龍飛崎、一日に二回も気持ちいい思いをしていいのだろうか？

このタイトなコーナーを走り抜けても、手直ししたフェンダーと
7JゼロのTE37は干渉することなく、スムーズな走行ができた。

そして少し走ると龍飛崎に到着。



海の向こうには北海道が見える絶景が広がる。
灯台の周りは観光客だらけ。

さっさと退散し、今度は竜泊ラインを折り返す。

すごい坂!!


また海岸線まで下りてきた。


太陽はそろそろ夕方に向けて傾きかけてきた。
先を急がなきゃ!!

つづく。

翌朝は、昨日汚れた車体の下部を軽く清掃朝5：３０には奥入瀬渓流に。
文句なしに空気が美味しい。
クルマの撮影もいいけど、目に美しい景色を焼き付けとかなきゃ。
朝食の時間に一旦ホテルに戻り、それから9時ごろまで奥入瀬渓流にいた。
この頃は木漏れ日が差し、また違った表情を見せる奥入瀬渓流。
ウォーキングする人もチラホラ。

ワタシの写真も文章も拙いブログを見られても、奥入瀬渓流の
100万分の１も伝わらないと思うが、今回の旅のメインである
奥入瀬渓流特集としたい。


道路と川がほぼ同じ高さ




クラシックなポジションランプで






うねる道路を走ります。


こんな滝があちこちに。

日が差すとまた違った美しい光景が。
森は一気に彩りを増す。


今回の一番のお気に入り
こちらは未来的なデイライトで演出。


一日中いても飽きないだろう。


でも、9時半ごろ、奥入瀬渓流を後にして
走り出した。

残りの画像はそのうちフォトギャラリーにて
ご紹介するちもりです。

また東北道を北上する。

13:00、花巻で1000キロ突破。
あとちょっと!!

お腹が減ってきたので、前沢牛を食べるか、冷麺を食べるか
悩んだが冷麺が勝ったので矢巾PAに入り、冷麺を堪能する。

この麺の歯ざわりとコシはやっぱり本場。関西では味わえない!!
ついでにロードスターのオイルも少し補充。
あ、牛タン串も食べました。



また東北道を北上する。
14:50　湯瀬PA付近で1100キロ。
疲れているが、テンションは上がっているので
苦にはならない。

ついに小坂ICの表示を捉えた。

15：20、小坂ICを出た!!。

料金所にはハチ公がいるの、わかるかなー。
ここはハチ公の故郷だそうです。


目指すは発荷峠展望台。
気は焦るが、こういう時こそ冷静に。

展望台につくと、白いNAが。
おお、7年前にすれ違った白神爺さんのNAだ。
隣に停めてさっそくご挨拶。
名前に爺なんてつけておられるが、ずっとお若い。



十和田湖を近くに見下ろすこの展望台を案内してくださった後、
奥入瀬渓流を案内していただけるとのこと。

翌日しか行けないと思っていたし、白神爺さんに案内してもらえる
なんて願ったり叶ったりだ。

緑の中を白神爺さんのNAのテールを追う。
至福の時間だ。


さらに緑が深くなってきたところから、奥入瀬渓流に突入する。


時刻は16時すぎ、日はあるが、森の中はほのかに暗く、路面は
濡れている。


クルマをところどころで停めて、滝などの見所を案内して
いただけた。



一人じゃスルーしちゃうだろう。

広場に停めて少しおしゃべりした後、周りも薄暗くなってきたので
お別れした。
白神爺さん、ありがとうございました!!

十和田湖畔のホテルまで、時々撮影しながら戻った。


本日の走行は1210キロ。
一日に走った最長記録だった。

長い文、いわゆる長文です。

一念発起して、東北へ行ってきました。

箕面のお山で仲間と話していると、奥入瀬渓流行きたいねーと
いう話になりました。ジブンの年齢的にもムリが効くのもあと少しかも
しれないし、奥入瀬渓流もしばらくしたら、乗鞍スカイラインのように
一般車の締め出しをされちゃうかもしれないとか話していると勝手に
盛り上がってしまい、行ってみることに。

今回は東北グランドツーリングと呼ぶこととした。
やはり東北の大自然を堪能したり道中の長距離との闘いなど、関西から
行くならグランドツーリングと呼んでも差し支えはないでしょう。
持っているクルマの中でGTカーといえば、550バルケッタ。
コイツで行けば、ラクショーかもしれないけど、傘レベルの幌が心配。
C36で行ってもラクショーだろうけど、前にW124で行ったので
今回ベンツはパス。
ということで、一番小さいクルマ、NAロードスターで行くことにした。

オイルの消費の激しくなったエンジン、最近壊れたエアコンの
コンプレッサーなど不安要素もあるけど、ドライバーとクルマの
ガマン大会や～ということで4リットルのオイル缶を積み、
出発することにした。

東北、特に青森に行くにあたっては、絶対に会いたい人がいた。
それは7年前に1000円高速で行った奥入瀬渓流で、ワタシの
W124とすれ違った、白神爺さんに再会することだ。
メッセージを入れると、非常に仕事が忙しい時期ながら
お会いいただけるとのこと。

約束の時間は翌日の15:00に十和田湖近くの展望台。
最寄の東北自動車道　小坂ICをナビにセットすると、
1,130キロ、所要時間が15時間と出てきて、目まいがした。

仕事を終えて帰宅して、一息してから22:30出発。
ふた息つくと行きたくなるので、このタイミングが大事。

すぐに高速に乗ってひたすら北を目指す。
1時間ちょっとで米原JCT通過。

1:00　鯖江で200キロ。まだまだイケる。

1:50　金沢で300キロ。ねむー。

金沢過ぎて、まだ新潟まで150キロとかの標識を
見ると、やる気が失せる。

眠気と戦いながら、ガムを噛みつつ、ただ淡々と走り続ける。
曇り止めに窓を少し開けていたので、風が入ってきて
いい眠気覚ましになる。
4:40　米山で500キロ突破。

500キロを超えたので安心して大積PAで40分休憩。

磐越道に入るとテンションが上がりはじめた。
新潟の北陸道と変わらない単調な道だが、福島が近いとなると
高揚してくる。

7:30、約700キロ走破して磐梯山SA着。
ほぼ予定通り。

SAで喜多方ラーメンを食べる。これこれ、7年前も食べたなぁ。
本格的な店で食べたことがないので、これでも十分に旨い。


雲の上から磐梯山？が顔を出していた。

その後もどんどん走り、郡山JCTに到達。
左に曲がり、いよいよ東北自動車道に入った。
まだまだ残りの距離はあるが、気が楽になってきた。


9:40　蔵王PA付近で800キロ。
あまり休憩を挟まなかったので、ゴール予想時間が2時間近く
早まっている。
ここで悪い虫が騒ぎ、今まで見たこともない、中尊寺金色堂を
見たくなった。中尊寺PAの看板を見たら、ムズムズして中尊寺で
降りてしまった。そんな中尊寺で950キロ。

そんなに混んでもなく、ラッキーとクルマを駐車場に入れて
金色堂を目指すが、想定外だったのは参道が急坂で、結構奥に
金色堂があったこと。
写真撮影は禁止だったけど、まばゆい金色堂に感銘を受けた。

金色堂はこの建物の中にあります。

中尊寺内では神楽が奉納されていた。


中尊寺の駐車場で。

広い田んぼ、新幹線の高架。

東北に来たんだと実感。

次回に続きます