クラッチペダルの深さを変える
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
GVBインプレッサのクラッチペダルは奥まで踏むと深くて、クラッチがつながるところは手前に感じていました。そのくせブレーキペダルは手前にあるので、シートをブレーキペダルで合わせるとクラッチペダルを奥まで踏みづらい。
クラッチペダルをいちばん奥まで踏まずに1cmぐらい余裕を残してシフトチェンジしていましたが、この悪い癖が付いてしまうとクラッチを完全に切らずにシフトチェンジしそう。ですので、このクラッチペダルのストロークを1cm短くしようと考えました。
2
運転席の下に潜ってみました。クラッチペダルを踏むと、クラッチペダルのアームが白いストッパーにぶつかることで深さを決めているようです。
このストッパーを引っこ抜いて取り外します。
3
ストッパーはプラスチックっぽい素材です。直径16mm、厚さは5mmです。
直径16mmでもっと分厚いものと交換すれば、クラッチペダルのストロークが短くなりますね。
4
ホームセンターで良さそうなものを探してきました。
棚に使うゴム脚で、直径16mm、高さ12mm。ゴムならクラッチペダルのアームと接触してもガキンガキンという音がしないでしょう。
固定用のボルトは、M4のキャップボルトを選びました。
5
ゴム脚にキャップボルトをハメてみました。
ゴム脚の中にボルトの頭が入ってしまいますが、キャップボルトなのでアレーンキーでボルトの締め付けも問題ありません。
6
反対側。運転席下に潜って作業するので、もうちょっと長いボルトにしても良かったかも…。
7
ストッパーをゴム脚に取り替えて、アレーンキーでキャップボルトを締め付けて固定します。
クラッチペダルを奥まで踏んでストロークを確認します。「おおっ!」と感じるぐらい浅くなりました!
クラッチペダルを奥まで踏んだ状態から、半クラッチの位置までクラッチペダルのストロークがあることを念入りに確認します。
クラッチペダルの奥のストロークが短くなり、クラッチペダルが手前でつながるって感覚がなくなりました。
8
エンジンを掛けるときにクラッチペダルを奥まで踏んでも掛からない場合は、このクラッチスタートスイッチの位置を変更します。わたしの場合は、変更せずともエンジンが掛かりました。
この作業の注意点を書いておきます。
クルマの個体差やクラッチの減り具合によると思うんですが、クラッチペダルが奥でつながる場合は、クラッチペダルのストロークを短くするとクラッチが切れないので、クラッチが傷みます。特に、信号待ちでニュートラルに入れずに、クラッチペダルを踏みっぱなしにする癖がある場合は、浅くし過ぎるとクラッチがじゃんじゃん減るんじゃないかな~と思います。
あと、クラッチペダルを踏むときは、しっかり奥まで踏むこと。クラッチペダルのストロークを短くしたぶん余裕がなくなったので、クラッチペダルを奥まで踏まないとクラッチを切れません。
クラッチがどのへんでつながるのか、クラッチペダルの深さがどのぐらいなのか、作業する場合はよーく確認したほうがいいと思います。
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