[CBR250Four] DENSO イリジウムプラグIUH27への交換(低温始動性 改善狙い)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
過去に実施したDIY作業を備忘録としてアップします(ブログには上げていましたが、整備手帳には未登録だったため、改めて編集して載せます)。
# この記事のアップ:2020年11月03日
今回は点火プラグの交換です。手元の記録によると、前回のプラグ交換は2003年3月頃(こちら →
https://star.ap.teacup.com/kazponpo/5.html )でしたので、車載のプラグは実に約14年間・4万kmの永きに渡って活躍してくれていたことになります(驚)。
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標準プラグではなくイリジウムプラグを選択する主な狙いは2つ。
(1)低温始動性の改善
(2)アイドル安定性の確保
材質のイリジウム化に伴って電極が細径化されていることから、印加電圧に対する放電エネルギーの高効率化(→ 着火性改善)を期待してのことです。
作業準備として、左右のフェアリングサイドカバーを取り外します。
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ラジエターは、上側が支えられた状態のままで下側を固定しているM6ボルトを取り外し、下部をフロント側にスイング(揺動)させて作業スペースを稼ぎます。
# 4気筒ですので、奥まで手と工具
# が入るようにするためです。
ついでに水温センサのコネクタも取り外しておいた方が無難です。
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プラグキャップを外し、車載工具(MC14型CBR250Fourに付属)のプラグレンチを用いて順次、点火プラグを取り外していきます。
ひとつ前の工程で、ラジエターを車両前方に追いやった理由は、画像に示す通り、具体的にはラジファンとの干渉を避けるためです。
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奥の気筒も、どんどん点火プラグを取り外していきます。
取り外した点火プラグは、気筒順に並べて(or マーキングして)状態を観察します。具体的には、プラグギャップ(電極間のスキマ)、デポジットの付着状況、摩耗状態、ガイシの割れ有無、気筒間での差違有無…などになります。
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中央のプラグの締め付けは、車両左側からだけでなく、車両右側から工具を入れた方が都合良く回転できる場合があります。
画像は、カムカバーの右側からカムギヤ室をまたいで点火プラグの締結を行っているショットです。
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4本の点火プラグを規定トルクで締結し、プラグキャップを被せ、水温センサのコネクタを接続したら、エンジンの始動確認です。
画像は、無事に始動したときの様子です。煙のように白く見えるものは,排ガス中に含まれる水蒸気などになります。
その後、必要に応じて試運転などを行って、問題無いことの念押し確認ができれば、ラジエターやフェアリングサイドカバーを元通りに復元させて、一連の作業は終了になります。
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