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道内ＪＲ、２月末で車内販売廃止
01/25 05:00

　ＪＲ北海道は２４日、客室乗務員による車内販売を２月２８日で全て廃止すると発表した。同社の車内販売は現在、札幌―函館間の特急「スーパー北斗」６本のみで行っている。売り上げの減少が止まらず、赤字が続いているため、廃止によって収支の改善につなげる。

　同社の車内販売は、コンビニエンスストアの普及などで売り上げ減が顕著になった２０１５年以降、徐々に対象列車を減らしてきた。１７年度の赤字額は１億５３００万円。石北線の特急「オホーツク」「大雪」と宗谷線の特急「サロベツ」の一部で地元の観光協会などが行っている車内販売は継続される。

　また、ＪＲは各駅のみどりの窓口での旅行商品販売も３月３１日で取りやめると発表した。インターネット予約が広まった上、窓口での販売システム更新に数十億の費用が見込まれるため。札幌駅など道内７店ある旅行センター「ツインクルプラザ」での販売は続ける。