CUSCO スタビライザー  

クスコ(CUSCO)製のリアスタビライザー(22φ)です．
純正リアスタビライザー(20φ)からの交換，フロントは純正スタビライザー(20φ)のままでのその他足回りは純正で，タワーバーの装着等無い状態でのレビューになります．
ブッシュはそのまま使用しました．スタビリンクは純正のままでいいと思いますが，購入したものにはリンクも付属していましたのでそちらを使用しています．

～スタビライザーについて聞いたこと～
友人曰く，リアスタビライザーの強化はオーバーステア傾向に，フロントスタビライザーの強化はアンダーステア傾向になるとのこと．また，スタビライザーはただ太くすればいいというわけではなく，足回りのパーツと合わせて強度を調節するほうが良いそうです．その点ではこのCUSCOのリアスタビライザーは強度調節ができるので便利かと．
スタビライザーは車高調などと比べ，限界域での挙動がピーキーになるそうです．バネではなく結局は棒だからだそうだ．言い換えれば限界域の挙動をつかみやすくなり，これ以上は無理っ！っていう度合いを感じやすくなるということ．

インプレッサの場合，スタビライザーを強化しても22φ程度なのに対して例えばシルビア(S15)のフロントスタビライザーは純正で27φ，CUSCOのもので30φと極太です．このことから，インプレッサはスタビライザーによる車体への貢献度が低いのかな・・・と少し思いました．どうなのでしょうか疑問です．


～装着レビュー～
この製品は中実構造となっており，重みを感じます．特徴はバネレートが3段階(純正比：134％，148％，185％)に調節できることだと思います．
交換後の感想ですが，しっかりとリアの挙動を制御してくれて，コーナーの侵入から出口にかけて後ろから押し出してくれているように感じました．ロールの低減もしっかりと感じられます．
高速道のレーンチェンジでもビシッと決まります．おすすめのパーツです．
今回は私は134％の強度(一番下の強度)で装着しました．何かあればまたいつでも強度を調節できるので便利ですね．
ただ，一つ難点が．このCUSCO製スタビライザーは，整備手帳の方に写真で説明を入れましたが，スタビブッシュの固定する金具のネジ穴が1つしかないです．なんででしょうか・・・？一応そのまま使っています．
個人的には総合的におすすめなパーツです．

～流用情報～
主にCUSCO製品で調べましたが他社のものも同様かと思います．その辺はご自身で・・・
あくまでポン付けできるもののみ(品番が一緒)記載します．

●リアスタビライザー(22φ)
GDA：A～G型→666 311 BJ22
GDB①：A～B型，spec C含む→666 311 BJ22
GDB②：C～G型，spec C含む→669 311 BJ22
以上より，私のようにGDAの人はGDB①のAもしくはB型のリアスタビライザーなら流用(というより同じ商品)できます．逆も然り．C～G型では品番が違うためポン付けはできないのかな・・・．何が理由かまでは調べていません．
●フロントスタビライザー
フロントスタビライザーはCUSCOでは21φと22φの二種類が出ており，どちらであってもGDAとGDBで品番が同じです．
21φ→667 311 A21
22φ→667 311 A22


また，リアスタビライザーが22φは太いという方は，STIから出ているものであれば21φの製品があります．
http://www.sti.jp/parts/gdf_impreza/cat2.html
他社のものはあまり調べていないため，詳しくは知りません．


よろしければ整備記録も参考にしてください．


関連情報URL：http://www.cusco.co.jp/catalog/cat_suspensionparts/sway_bar.html