Dピラー(リヤピラー)用「ボルテックスジェネレータ」のマグネット化作業
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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「ボルテックスジェネレータ」の裏面に付いている黒い両面テープを綺麗に剥がします。
「マグネットシート」に、型取りをして、ハサミとカッターで切ります。
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最後にパーツをしっかり被せて完成です。
※今回は両面テープによる接着方法ですが、半年も経つと、接着が弱くなってきて、剥がれてきますから、接着剤を使って、しっかりと接着するのが一番良いです。
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3パッケージを購入して、同じものを12個作りました。(^^)
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あとはお好きな所に貼り付ければ良いです。
ただし、当然の事ながら、樹脂パーツには取り付けられませんし、曲面したボディには、接地面積が足りないので、高速走行時に落下する危険がありますから、平らな面にだけ貼り付けるのが良いですね。
ちょっとずらすと、ボディに細かなキズを付けてしまうので、マグネットシートの接地面とボディ側は常に綺麗にしておく必要があります。
※ルーフスポイラーの上面にあるボルジェネ×9個は、マグネットでは無く、両面テープで取り付けてあります。
長くマグネットを付けていると、塗装面が悪くなるようです。今のところ、大丈夫ですが、長くつけていない方が良さそうです。
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妻のSHOEIヘルメット「Z-7」にボルジェネを取り付けて、しばらく走ってもらったら、「ヘルメットが軽くなった!!」と言って驚いていました。
見た目は悪いけれど、ちゃんとボルジェネとしての空力効果は果たしていたようです。
ボルジェネ効果を実体験するには、ヘルメットが一番分かりやすいと思います。(^^)
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ボルジェネは、まさにマグロの後ろの背中とお腹にあるノコギリ歯の様なギザギザしたヒレの「小離鰭」(しょうりき)と同じ働きですね。
小離鰭は、黄色の三日月形の小さな突起物の事で、マグロが速く泳ぐ時、体の周りにできる渦を整えて、渦流を抑えて抵抗の発生を防いでいます。つまり、この突起物は水の抵抗を減らす役割をしています。
小離鰭は、マグロの他に、アジ、サンマ、サワラなどにもあります。
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フォレSJのミニカーを使った”なんちゃって風洞実験”では、リヤの後ろに大きな「後流渦」(画像は双子渦)が現れていました。これが「抗力」となり、車を前に進もうとする力を邪魔して、燃費が悪くなったり、高速走行時にリヤが左右に揺られて不安定になります。そこで、この渦を小さくする必要があります。
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風洞実験の画像1
ボルジェネは、細く長く得られるのが特徴です。
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風洞実験の画像2
横方向の双子渦が出来てます。
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風洞実験の画像3
縦方向の渦が出来ていますね。
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カルマン渦による振動は、突起物を加えることで、抑えることが出来ます。
画像にあるのは煙突を想定したもので、それを取り巻いている黄色いのは螺旋階段です。螺旋階段が”突起物”となってカルマン渦を防いでいます。
これが車だと、突起物になる物は「ボルジェネ」になります。
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ボルジェネを逆向きにしたら・・・圧力抵抗を考えると、空気抵抗は増しますが、その後のボルテックス(渦)は起こらないような・・・。(汗)
先が細くて、後ろが太い今のスタイルが良さそうです。(・・;;
「浮力でジャンプ1」という実験で、三角錐の「先が尖った方を上向きにしたもの」と「先が尖った方を下向きにしたもの」で比較すると、「先が尖った方を上向きにしたもの」だと下面に渦ができ、抵抗が大きくなって、あまり高く飛ばなかった様子が分かります。つまり、「先の尖った方」が進行方向になりますので、今の状況で正解です。(^^)
https://www.jsme-fed.org/experiment/2011_6/001.html
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