粉雪Σ(ﾟДﾟ;)のブログ一覧

せっかくGibson B-25のビンテージが4本あるので
昨日購入したCustomShop製の1960s B-25がどの年代をベースにしているか自分なりに考察してみたいと思います。
(素人なので間違っていたらゴメンナサイ)


タイトルの写真手前から順に
2018年製　1960s B-25, カスタムショップ製
1970-72年製　B-25, 60年代後期-70年代過渡期
1969年製　B-25, 60年代後期-70年代過渡期
1967年製　B-25, 60年代後期spec
1963年製　B-25, 60年代前期spec
(1967年製　J-50)
(1949年製　L-50)
(1969年製　C-L Classic)




・ネック角度/ナット幅
63年と同じっぽいのでヘッド角は17度、ナット幅は44mmのレギュラーネック(ワイドネック)のようです。
角度がついているためテンションは強め、レギュラーネックなのでパワフルな傾向になるはず。。。
ちなみに実測44mmだとレスポールよりも太いのでちょっと握りにくいです。(多分慣れの問題)





・ピックガード
厚みのあるラージピックガードなので65年後期～69年あたりの仕様と思われます。
厚手で大きいピックガードはトップ割れに対してそれ自体が補強になると個人的に思ってます。
あと、スモールピックガードとは違いこの60年代Gibsonならではの形状なのがお気に入り！



・ブリッジ
ウッドブリッジでアッパーベリーなので65年後期～68年あたりの仕様と思われます。
個人的には69年のウッドでダウンベリーの見た目が好き。



・カラー
サンバーストのカラーは67年以降だったかな？？
基本ナチュラルカラー派ですがアコギに関してはサンバーストも激渋で良き！


・そのほか
　- フレットが細いのでおそらくどの年代にも該当せず現行品のパーツを流用していると思われます。
　- ペグは大体どの年代もクルーソンの白ボタンなので特に考察していません。(67年?の一部で銀ボタンは存在しますが、、、)
　- サドルとナットは消耗品でビンテージでもよく交換されるパーツなのでどの年代の特徴か切り分けできませんでした。
　- アジャスタブルサドルのネジがブラックなのは元からなのか交換されたのか不明。(これはこれでサンバーストと合って良き！)
　- ブレーシングは全てXブレーシングですが、中までじっくり観察していません。



結論：
　ネックは62年～65年前期の60年代前期スペック
　ボディは67年～68年あたりの60年代後期スペック
　フレットだけ惜しい！！もう少し仕様をビンテージに寄せてほしかったなぁ。。。
　(前オーナーもあまり弾き込んでなかったのか、)購入して1日しか経ってないのでまだ全然鳴りませんが面白い買い物ができてよかったです。



ちなみに主に、
『ギブソン・アコースティック・プレイヤーズ・ブック』で勉強しました。
そして、雑誌に掲載されている年のB-25は全て網羅(12弦除く)。