【遺構】小倉鉄道東小倉駅と親子３代の思い出

先日会社を退職される方がいましたので、昔話を聞いていた所～。
上司　「昔はね～、東小倉駅で勤務していてね～。」
おいら「へ～、じゃぁ夜勤が多かったでしょう？」
上司　「そう!夜勤明けはなかなか寝付けないから駅前の角打ちに行っていたよ」
おいら「じゃぁ、そこの婆ちゃんや孫に酒をついで貰っていたでしょ？」
上司　「おぉ！そうだった！！夏休みの時期は孫の坊主が店番していたなぁ。なんで知ってると？」
おいら「だって、その坊主が僕ですからｗｗｗｗｗ」
上司　「え～～～～～～っ！！！」
小さい頃は、祖母の家にファミコンが設置されていたので、ドラクエをするため店番で夜勤明けのおっちゃんを相手していたblueです

さてそんな東小倉駅ですが貨物駅として長く栄えましたが、北九州貨物ターミナル駅開業以降、貨物列車の発着は無くなっています。ですが、昔は石油関連や東京製綱の専用線が配備され、現在でも北に貨物線、南側に荷役線、貨物線、旅客線が通っているいる広大な駅です。

歴史は古く1904年に富野信号所として開業し、小倉鉄道としては日田線の東小倉駅として旅客輸送もしていました。
そしてその当時の名残が今も国道3号線の上富野１丁目のバス停付近に残っています

こちらがかつてのホームへと続く階段跡です。レール造りのフェンスと「工」杭が時代を語ります。

母は祖母に手を取られ、この階段を下りたと話していました。
また旅客終了後は左奥にある「鉄道購買部」へと続く階段としても利用されていたとのことです。

祖母、祖父。そして母、自分。
親子三代で縁がある東小倉駅です。

フォトギャラリーはこちら

さて次回は東小倉駅の引込み線♪まだ紹介していない物件が３０個くらいあるんですよね・・。貯めすぎたｗ