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2022年08月14日 イイね!

ライカの魅力を考えつつ、LEICA M10-Dレビュー。

ライカの魅力を考えつつ、LEICA M10-Dレビュー。はじめて買ったライカは、1990年代学生時代に衝動買いしたライツミノルタCL。コンパクトなライカM互換機の元祖で、当時、AF一眼レフ全盛でEOS-1nを愛用してた自分にとって、大雑把な素通しの光学レンジファインダーで仕上がりを想像しながら撮る感覚は新鮮で懐かしくもあり魅力的でした。→それまでのカメラ遍歴はこちら



レンズも含めてコンパクトで手にすっぽり入るのに40mmf2の写りは巨大なEOS-1nと同等。そんなクラシカルな形のライカに惚れ込んで、その後、中古のライカM6をレモン社で、ノクチルックス50mmもヤフオクで購入。当時どちらもたしか10万円台(汗


その後、EOSは革新的D30→D60→5Dとデジタルに移行して、フィルムはライカと使い分けてM6とCL→M6JとMPに買い換え。

2004年には、世界初のデジタル・ライカM互換機、エプソンR-D1発売。
APS大判CCD搭載で巻き上げレバーがついて、ある意味ライカMよりもライカっぽくて、発売後すぐ購入して10年以上愛用。



LEICA M240購入

2006年に、本家はライカM8でついにデジタル化、そしてフルサイズM9登場。
とはいえ、この頃は子どものサッカーに夢中でカメラから冷めててスルー笑

で、最近やっとライカM240導入。ついにライブビューが搭載され、一眼レフ用レンズも自在に使えて、電池のもちも良くて、ここ一番の撮影もできる。一言でいうと一眼レフのように万能。欠点もあれど概ね満足。



一方であれ?・・・そもそも仕上がりを想像するのが光学レンジファインダー機の醍醐味だったはずなのに、液晶モニターがあるとどうしてもレビューして、何度も撮り直ししてしまう。それってライカの良さを失ってないか?
そんなのデジタルだから当たり前だし割り切ればいいじゃん、とも思うけど、やっぱりシンプルで仕上がりを想像しながら撮るのが楽しいフィルムライカとの溝を感じてしまいます。


それと、いま以前の写真を見返すと、デジタルEOSでなく、フィルムライカで撮った写真のほうが好きな写真が多い。AFが瞬時に合って1度のシャッターで数十枚撮れてしまうデジカメと、1日フィルム1本36枚撮るのがやっとのフィルムカメラ。もちろん数撃てば当たるんだけど、それって撮影じゃ無いようなモヤモヤ感。。それに、ライカで良いなと感じた瞬間の1枚1枚を大切に撮ったほうが、必然的に好きな写真が撮れる気がします。気のせいかな?
LEICA MP, NOCTILUX-M50mm f1.0




そしてM10-D購入

ずっとモヤモヤしつつ、M240をフィルムライカ化したり、もういちどフィルムライカに戻ろうかなと思ってた矢先、ふらっと入ったお店でライカM10-DというM10から派生した限定スペシャルモデルを発見して衝動買い汗。

実はこれ、以前も何度か見かけて買いそうになったことあったものの、グッと我慢したこと数回。。やっぱり次これしか無いなーと思いつつ最近は滅多に売りに出てることがなく高騰しつつあったので。。。



背面液晶を潔く撤去。

するとどうなるか、背面液晶でのライブビューはもちろん撮影した写真も見れないし、各種設定はおろか画像を消すことすらできない。


その代わりに、仕上がりを想像しながら撮って、帰って仕上がりを見るまでワクワクできる。本来のフィルムライカと同じく、想像力を豊かにしてくれます。



巻き上げレバーはM10-Dではサムレスト。密かにこれがM10-D最大の魅力で、これがあるだけでホッとする笑。数年後のM11、M11-Dでも継続して標準装備してほしいくらい気に入ってる。




-------------------

M10-D review

で、使用レビュー、まさにフィルムライカ感覚。だったらフィルムライカ使えばいいじゃんて思うけど、今フィルム高騰しててですね笑。。
いつも撮影目的のために出かけるわけじゃないし、家族でお出掛けして遊ぶついでにふらっと数枚撮ることが多い。そんな時にM10-Dだとライブビューが無く仕上がりも見れないので、ボケ味を確認しつつきっちりした撮影は出来ないんだけど、別にきっちり撮れてなくてもいいじゃん、どんな風に撮れてるか?を想像しながらラフに撮るのがほんとうに楽しい。


旅先で撮影を楽しむ時、その仕上がりをいちいち旅先で確認してしまうというのはあまりにも勿体ない。そして一眼レフだとついついレビュー確認しつつ何枚も撮ってしまうけど、ライカだと1-2枚撮るだけ。その分じっくり旅を楽しめるし、見れないからこそ1枚ずつ丁寧に撮る。そして、帰るまでは写真を見ないことで、その旅も写真もより思い出深いものになっているはずです。


仕上がりを見ながらキレイに撮れるのが当たり前の時代に、想像力を働かせて1枚1枚を大切に撮るのが愉しいからこそ、デジタル全盛の今でもフィルムカメラに拘る人が多いんでしょうね。


ライカM10-D用ケース選び
ライカM10-DとリコーGR3x


こちら新宿の三角ピアノ。素晴らしいピアノでした。きれいに響くから周りに気を遣って抑えて弾いても気持ちいいし、何よりグランドピアノの低音はアップライトと別モノです。



Posted at 2022/08/13 06:23:49 | コメント(4) | トラックバック(0) | カメラ・写真趣味 | 日記

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「@すぎすぎすぎ さん、室内物干し?それともニャンコ専用ロフトですか?どうやって登るのか想像つかないんですけど身体能力凄いので思いがけずどこでも上りますよねー😅」
何シテル?   06/23 21:58
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