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あすかるのブログ一覧

2012年10月22日 イイね!

終わりの始まり(買い替えって選択肢の巻)

 日産ディーラーで、ティーダの価値を知らされて、気落ちするアスカルとオカン。
 8年落ちの傷物コンパクトカーが100万円とは思いませんが、リアルに1桁万円を提示されると凹みます。

 ただ、オカンの乙女心はブルンブルンに揺れているようで、
 「当てられた車は、ゲンが悪いから、買い換えてもええんやろか?」
 なんて、おっしゃいます。
 「買った日産で6万5千円やで。他所やったら、2~3万って言われるんちゃうんか。買い換えるくらい予算あるんかいな?」
 「次は軽にしようって思ってたから、ちょっとは予算があるけど、正直100万とか150万円って言われると厳しいわ」
 「ほな、新車なんか買われへんやん。」
 「けど、これからはハイブリッドとかなんやろ。セレナにも貼ってあったやん。ノートもハイブリッドちゃうけど、なんか燃費いいって言うてるし。ティーダなんか、買い物に行っても10Km/L位しか走らへんし」
 どうも、オカンはサスペンション交換に至る事故を受けた車が、お気に召さない様子。
 それに、意味も分からず流行り言葉の「ハイブリッド」に魅惑されているらしい。

 「ほな、ホンダとトヨタで聞いてきたら?」
 「アスカルも、一緒に来てくれるんやろ?」
 「いや、買うた後はオカンが店と付き合う事になるから、担当営業の印象が大事や。僕が同行したら、本音を見せへんと思う。ホンダのFitハイブリッドと、トヨタのAQUAで見積もりもらってきて。」
 「あんたも一緒ちゃうかったら、舐められるやん」
 「そんな店は、断ったらえぇねん。Fitはハイブリッドの展示車とか試乗車は無いかもしれへんから、無かったらガソリン車を見せてもろて内装やらシートの具合を確認しときや」

 「一人で車を見ても、分からへん」
 とかブチブチ言いながら、オカンはホンダとトヨタへ。
 3時間ほどで、FitとAQUAの見積もりをもらってきます。

 「どないやった?」
 「Fitは、シートが低いわ。見た目はシュッとして格好えぇけど、毎日の乗り降りがしにくいかも」
 「ハイブリッドは、あったん?」
 「いや、置いてないから、普通ので見せてもろた。見積もりは、見せてもらったくらいのグレードと、ハイブリッドの内装が豪華なやつで作ってくれてる。」
 見ると、見積書は13GとハイブリッドのXHセレクションです。
 「オプションは、マットとバイザーだけって言うた?」
 「言うたけど、セールスマンはオバハン一人やから舐めてたんか、後で外してもらってもいいですからね。息子さんと相談してください。って言うて、ようけオプション書いてたわ。」
 どうも、オカンの予想通り、営業に舐めた対応をされたみたいです。
 ホンダ Fit 13Gスマートセレクション 約170万円
         XHセレクション ファインスタイル 約210万円
 「マジか?めちゃ高いな。値引きとかは?」
 「値引きは、どっちも7万円しか出来へんって言うてたけど、買うてくれるんやったら頑張るやって。下取りは、ティーダ見てもらったけど、傷有りで10万円くらいやって。そやから、見積もりから17万円を引いた額が、支払額って言うてはったわ」
 「コーティングやら、ナビっぽいオーディオやら、いらんオプションも付いてるけど、それ抜いてもハイブリッドやったら200万くらいか。ティーダを下取りに入れても190万やで。値引きを20万出してもらって180万か。高いな」
 「でも、Fit買うんやったら、あの店はアカンわ。オバハンや思って馬鹿にしてるもん。アスカルがオデッセイ買うた店がええな」
 「ほな、Fitのハイブリッドにすんの?」
 「いや、それがトヨタで、ホンダとハイブリッドが違うって言われてん」
 「AQUAか?」
 「そう、トヨタのハイブリッドはちゃんとしてるけど、ホンダのやつは簡単なやつでプリウスとかのんと違うって言うねん」
 「そやな、トヨタはモーターがメインでエンジンは補助みたいなもんやけど、ホンダは逆にエンジンがメインでモーターでアシストするだけやからな。まあ、でかい電動チャリみたいな感じやわ」
 「そうそう、トヨタの営業も、そんな事いうねん。ほんならホンダのハイブリッドはアカンってコトやろ?」
 「アカンことないけど、簡単なシステムで安く売るってのがホンダの方式やん。AQUAは逆に高かったやろ?」
 「そやねん、こっちもオプションがいっぱい書いてあるねんけど、高いわ」
トヨタ アクア L 約215万円
 「なかなか、目玉が出そうな値段やな」
 「こっから、特別に3万円値引きするって言うてるわ。それとティーダも5万円しかならへんけど、ホンダが10万円って言うなら合わせるって」
 「ほんでも、200万超えるな。アクアは値引きも渋いって聞くし、追い金は一番高いんちゃうか」
 「車も見せてもろたけど、思ったより狭いわ。ノートの方が広い感じ。それにメーターが真ん中に寄っててスイッチばっかりで分かりにくい。私なんか時代に取り残されてるから、メーターはハンドルの奥にないとアカンねん。」
 それやったら、ハイブリッドなんか選ぶなよ!と心で突っ込みをいれながら、どうもアクアは脱落と判断。
 
 「シャランのディーラーで、ポロとかアップってコンパクトカーがあるけど、見積もりしてもらうか?」
 「いや、ホンダもトヨタも行ったけど、予算に合わへんわ。今回は直してティーダにあと3年乗ろうと思って家に着いてん」
 「ほな、買換えは無しやな」
 「200万も、出されへんわ。Fitもアクアも、エアロもアルミホイールも付いてないって言うねんで。ビックリしたわ」
 え?アルミですか?
 エアロは分かります。でも、アルミなんかいらんでしょ?
 「200万もする車で、アルミ無いってどういうこと?格好悪いやん。」
 どうも、オカンの好みが掴みきれていません。
 まあ、ティーダ買うときも「豪華な内装=革シート」のほかに、エアロパーツ一体の外装と専用アルミに納得して200万円を出してましたが、60歳を超えて、まだアルミ信仰があったとは。
 「アルミなんか、オートバックスでタイヤ付き5万円くらいでも売ってるやん」
 「あんな安っぽいデザインは嫌やん。やっぱり純正が一番車に似合ってるわ。目立たへんし」 
 う~ん、意味が分かりません。
 目立たないアルミを求めるオカン。
 付き合いは35年を超えますが、未だにオカンはミステリーです。

 まあ、気の迷いで揺れたティーダ買換えも、見積書&下取り提示額ってリアルな話の前に吹き飛んだみたいでした。


 

Posted at 2012/10/22 00:28:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ
2012年10月20日 イイね!

終わりの始まり(ノートって車の巻)

 ティーダの修理費用は概算でしか分かりませんでしたが、そこで勧められたのがノート。
 まあティーダはカタログ落ちしちゃって、マーチは小さいしキューブは事情があって駄目なんで、日産で買い換えるなら唯一の候補です。
 まあ見るだけならタダなんで、じっくりと展示車&試乗車を見せてもらう事に。

 オカンの感想
 ・ティーダより安っぽい。
 ・ナビなんか要らん。
 ・スイッチが分かりにくい。
 ・運転席はいい感じ。
 ・後ろは狭い気がする。
 ・サイドのデザインが嫌い。
 ・ホンマにリッター25キロも走るんやったら、ハイブリッドみたいやん。
 と、あまり高評価ではありません。

 アスカルの感想としては、
 ・リアシートはリクライニングしない。
 ・フロントシートが小さい。
 ・シート地が廉価な感じ。
 ・スタートボタンが分かりにくい。
 (いずれも、ティーダ アクシスと比べて)
 質感が低い要因は、ダッシュボードをはじめ樹脂部分が硬質だからの印象です。
 また、天井材の起毛が寝てしまっており、これも安っぽく見える原因です。
 装備麺では、革シートはオプションでも選べず、インテリア化粧パネルもピアノブラック調なので木目調のティーダと比べるとモダンですが、木目=高級って古い感性だと安っぽく見えます。
 シートが小ぶりなのは、最近の日産車に共通する特徴です。
 ティーダやティアナのような大きなシートの乗り心地は、非常に良かっただけに残念です。

 注目のエンジンは3気筒1200ccのSC付です。このエンジンにはお金がかかってると営業さんも自慢気味です。
 試乗した印象では、1500ccのティーダにそん色ない走りで、コンプレッサーの音が聞こえる事もなく、注意してないと加給器の存在は分かりません。意図的に消してるんだと思います。(ソニカもシャランもヒィーンって音は良く聞こえますし)
 リアシートの乗り心地は、まあまあ。ティーダよりは落ちますが、新車の角が取れてないだけなのか、車重が軽い特性なのかは分かりません。
 アイドリングストップは、シャランほど緻密なコントロールでは無いみたいで、再始動時も単調な感じでした。
 
 試乗を終えて、ざっくりした見積もりをもらうと、ティーダを現状で下取りして6万5千円、特別お値引きは7万円、合計13万5千円も安く売ってくれるそうです。
 試乗車と同じような装備(X-DIGにオートAC、エアロパッケージ、マットとバイザーとリアトレイ)を付けると、約175万円。ここから13万5千円を引いてくれるので、追い金162万円くらいで、このノートが買えるそうです。
 オカンも、「そんなけ出す車には思えへんわ。アクシスみたいなん、無いんやろか?」
 と、お気に召さない様子。
 取りあえず、メダリストって上級グレードの説明を受けて、ご検討をお願いされちゃいました。
 
 それにしても、傷ついただけでティーダの価値が原付より安いって・・・
 コンパクトカーの宿命かな。

 
 小耳に挟んだ、ティーダ廃止→メダリストに移行した理由。
 嘘か本当か分かりません。雑誌の話とディーラーマンの説明を混ぜたものです。
 ホンダのFitが、あまりにも売れるので、日産も「安くて広くて荷物も積める車が欲しい」と思ったら、ノートになった。
 でも日産のコンパクトカーで、ティーダと旧ノートがあったとき、両方に客が分かれてしまった。
 2000ccクラスのセダン感覚の内装を求める客はティーダを選んで、SUV的な使い方を求める客はノートを選んでいた。また、「ハッチバックのコンパクトカーが欲しい」と来店して、予算に余裕のある方はティーダを、「車は安いのが欲しいけど、マーチじゃ足りない」って方はノートを選びがちだった。(ティーダもノートも指名買いは少なくて、値段で天秤にかけられる状態だった)
 ティーダもノートも、同じプラットフォームで作っていて、日産にしてみれば「2台も作り分けるのってコストかかるし、安く作れるノートだけでいいんじゃね?」って考えた。
 そこで、ティーダ+旧ノート=新ノートにしたけど、さすがにコスト努力の跡が見えちゃう所もあるので、ティーダの代替&上級クラスからのダウンサイジング用にメダリストって上級グレードを入れた。
 ってコトらしいです。

 アスカルは、どうしてもティーダと比べちゃうんでノートが廉価に感じるんですが、元々の位置づけがティーダの下位だったんで、当然なんですよね。(クラウンとマークXみたいな感じ?)
 


 
 
Posted at 2012/10/20 22:51:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ
2012年10月20日 イイね!

終わりの始まり(取りあえず修理だ!の巻)

 取りあえず自走して自宅に戻っているティーダ君。
 いつまでも、このままって訳にもいきません。
 取りあえず、修理したらいくらかかるのやら。
 保険はカバーしてくれるんやろか。
 不安は尽きません。

 見た目のダメージは、
 リアドアから後ろのボディに凹みと傷。
 リアバンパーも変形して傷。止める部分が外れているのか、若干浮いています。
 ホイールは相手のタイヤ&ホイールに押された跡。
 安くても10万円は超える感じです。

 相手の保険会社には、日ごろから入庫させてるディーラーに入れる予定だと伝えていますので、「ディーラーからの連絡を待て」との御指示。
 ディーラーからは「一度、写真を撮りに行きます」と連絡はありましたが、日時については未定とのこと。
 ちょうど週末で、サービスキャンペーンの連絡も来てたので、修理見積もりとキャンペーンの作業をしてもらおうとディーラーに出かけました。
 アスカルが運転しましたが、微妙にまっすぐ走ってない感じがします。
 なんというか、犬走りみたいにリアがずれてる感じです。
 もちろん、気にしなければ支障ないかな?ってレベルですが。

 ディーラーに着いて、担当の営業さんに用件を伝えると、
 「修理見積もりは、すぐに整備担当を呼びます。ただ、サービスキャンペーンの件は、すいません。今日は予約でいっぱいなので、後日ということで・・・」
 見ると、リフトもいっぱいで、結構混んでます。
 じゃあ見積もりだけでもと思って店内で待っていると、
 「アスカルさん、終わりました。」
 え?早すぎないかい?
 ティーダに戻ると、整備の方が説明してくれました。
 「見たところ、後ろの板金と、リアバンパー、ホイールが交換ですかね。これで20万円前後はいっちゃいます。アクシスのバンパーもホイールも高いですからね。ホイールは横から力がかかってるみたいなんで、場合によってはサスペンションも変形しているのかもしれません」
 「来るときも、まっすぐ走らなかった気がしたんですが」
 「その辺りは、詳しく点検しないと分からないんです」
 「今日は、そこまでの見積もりは出ないんですか?」
 「最終的には、保険会社の了承があって、修理費が決まります。バンパーやホイールは外してみないと損傷具合も分からないんですが、今それをしても修理しないと無駄になる作業なんです。それに過失割合が決まってからでないと、修理内容が変わることもありますし」
 要は、バンパーやら外してみて、インナーボディやサスペンションに損傷があるかは、保険会社の査定員と一緒に見るルールらしいです。
 ティーダを元通りにするのに、外装だけで20万円~、サスペンションとかも交換だと30万円コース、フレーム修正を伴うようなら、最悪全損になるかもって事でした。
 なんせ専用部品が高いらしい。
 自爆事故なら、確実に中古品探すパターンです。

 気落ちするアスカル親子に、営業さんは優しく新型ノートを勧めてきます。
 「出たばっかりの新型です。でも値引きはしっかり頑張りますよ!」
 ノートの印象は、また別に。

 
 数日後に、「過失割合は10:0でいきます」と相手の保険会社から連絡がありました。
 今のところは修理対応で考えていること、買い替えも勧められるが、資金がないから難しい事を伝えて、本格的な修理費見積もりをお願いしておきました。

 さぁ、修理費はいくらになることやら・・・
Posted at 2012/10/20 22:16:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ
2012年10月20日 イイね!

終わりの始まり(保険屋との対決の巻)

 オカンの気分を害している両保険。
 アスカルが交渉する事になりましたが、まずは相手の会社です。

 とはいえ、所属も部署も不明で、分かっているのは会社名と苗字だけ。
 手がかりが無いので、とりあえずは本社?の代表にかけてみます。
 「すいません、そちらに○○さんっておられますか?」
 「どのようなご用件でしょうか?」
 「実は、事故の件でそちらの○○さんって方が連絡するようにと留守電に残してあったんですが、連絡先を言ってくれてないので、どこに連絡してよいものやら・・・」
 「申し訳ありませんが、こちらでは分かりかねます。事故対応でしたら担当から再度連絡を入れるはずですので、お待ちいただけますか?」
 「はぁ・・・」
 オカンが電話に出ても、喧嘩になるだけやしなぁと思い、地元の支社にかけてみる事に。
 支社代表に電話し、同じように「○○さんって方から事故の件で連絡するように・・・」と言うと、ビンゴ!この支社の別部署にいるそうです。
 でも、電話番号を告げられ、こちらから掛けるように言われます。
 「アスカルだったら、この会社には加入しないな」と思いつつ、案内された電話にダイヤルします。
 
 「○○さんに電話するように言われたんですが。×日に□□で事故のあったアスカルです」
 「はい、○○です。ご連絡ありがとうございます。昨日も電話させていただきましたが・・・」
 「あのね、そちらからの用件で電話してきておいて、留守番電話に「連絡をするように」って言ったり、しかも肝心の連絡先を言わずに切るって、何を考えてるの?」
 「???」
 「2回とも不在だったから留守番電話にメッセージ入れるのはいいけど、こっちは連絡先が分からんから会社名と苗字だけだと連絡できひんやん。本社にかけて、支社にかけて、やっと番号分かったら、自分で掛けてくれって言われたねんで。」
 「申し訳ありませんでした。」
 ここまできて、やっと気付いたみたいです。
 最近は電話番号が表示されるのが当たり前になっちゃったからですかね。
 電話の向こうの女性は、何でアスカルが声を大きくなったのか分からなかったかもしれません。

 「アスカルさまは、携帯から掛けておられますので、こちらから掛けなおします」
 と告げられ、いったん電話は切られます。
 料金に配慮したのか?怒ってる相手方をクールダウンさせる時間をとったのか?切られた理由は不明でしたが、その後も携帯からかけるとコールバックしてくるので、おそらくは携帯通話料対策なんでしょう。
 
 初回の応対で、オカンは気分を害している事。
 事故の件は、こちらは物損で考えている事。
 オカンと警察から聞いた事故の状況。
 示談に向けた話はオカンは興奮気味なので、アスカルが替わりにする事を伝えます。
 最後に、修理の手続きについて確認した後、いつから手配可能かを聞くと、
 「今回の事故で、アスカルさまはご自身の過失について、どのようにお考えですか?」
 と聞かれました。
 「青信号で交差点に入ったら、信号無視してアクセルとブレーキを踏み間違えたっていう老人の車にぶつけられたって事故で、防ぐ方法があるなら教えてよ」
 と逆に聞いてみます。
 「では、アスカルさまは10:0で相手にすべて過失があるとお考えですね」
 と、過失割合について珍しく10:0を出してきました。
 「そうなると思ってるけど」
 「それでは、こちらのご契約者の○○さまにも、状況をお聞きして過失割合について検討いたします」
 おいおい、事故から何日経ってると思ってるねん。
 状況や自身の過失についてくらい契約者に聞いとけよ!と心の突っ込みをいれつつ、過失割合については早急に提示してほしい、こちらが持ち出しで修理する事は想定していないの2点を念押ししして、1回目は終わりました。


 次はこちらの素敵な共済担当です。
 昼ごはんは外食しようと、お目当てのお店の前まで移動しながら電話しました。
 「アスカルといいますが、担当の××さん、おられますか?」
 「はい、××です」
 「昨日、事故の件で家に来てもらったとき、オカンに事故が10:0やから共済は関与しないって言い残して帰ったそうやね」
 「はい、10:0の事故では示談の代行ができませんから」
 「誰が10:0って決めたん?」
 「いや、お母さんの話を聞くと10:0になるし、お母さんも10:0やって言われてたので・・・」
 「それを決めるんは、相手とウチやろ。実際は保険屋さん同士やんか。それとも、勝手に決めてもええんか?」
 「いや、それは困りますが」
 「ほな、誰が10:0って決めたんや?」
 「お母さんの話を聞いたら・・・」
 「オカンの話を聞いて、アンタが10:0と思っただけやんか。それで、後の交渉は自分でしろって言うて帰ったんかいな。ウチのオカンなんか素人やぞ。相手の保険屋に丸め込まれて、1:9や2:8で示談書にサインしたらどないするねん?相手の車の修理費の1~2割やらポールとかの修理費の請求書をそっちに回したら、払うてくれうんかい?歳もいってる相手やから6日経ってから身体が痛いって人身扱いにされても、治療費やら慰謝料出せるんやな?」
 「いや、そういう場合は連絡を下さいと言ってまして・・・」
 「オカンは、そんなん聞いてないって言うてるぞ。なんせ関係ないから自分で対応しろって言われたって、怒ってるわ。他の保険も、全部他社に変えようかと言い出してるで。」
 「説明したつもりなんですが・・・」
 「オカンは聞いてないって言うてるし、家族としてはそれを信じるわ。100歩譲って説明してたとしても、理解してない説明なんか意味が無いわ。これからは書いた紙でも渡してもらえるか?」
 「すいません・・・」
 「ほんで、本題やけど今後はどないすんの?完全にウチで交渉しろってことかいな」
 「10:0なら、そうしていただくルールですので」
 「そやから、誰が10:0って決めるねん。それが決まってから、××さんは交渉代理できないのでテーブルから降りるってのが筋とちゃうの?」
 「でも、アスカルさんは10:0の主張ですよね。だったら交渉の余地は無いじゃないですか」
 「うちの10:0は実質の話や。示談書は9:1でも相手が自腹で1を払うっていうなら、それでも構わへんねん。それやったら共済から1を出すって話やねんで」
 「はぁ」
 「それで構へんの?勝手に話を進めるで」
 「相手は何て言ってるんですか?」
 「それも知らんと10:0ですねって言うてんの?しっかりしてよ。」
 「すいません」
 「相手の会社は、契約者に過失の確認するって言うテルわ。こっちは修理を早くしたいから、過失割合について、相手の主張する線を早く教えてくれって言うテル。回答が10:0やったら、降りてもらっていいけど」
 「じゃあ、回答待ちって事ですね。」
 「そやな。相手の主張が分かったら、連絡するわ」
 「ありがとうございます。お母さんにも謝ったほうがいいですか」
 「どうでもいいけど、オカンはかなり立腹してたわ」
 「分かりました。後で誤っておきます」

 オカンには、謝罪の電話があったみたいです。
 オカンの話では、見た感じで年齢はアスカルより一回りくらい上みたいです。
 
 実際、自分に過失がある事故を起こしたときに、この担当だったら示談交渉で揉めるかもな・・・と不安に思ったアスカルでした。

 なんか、この日は怒ってばかりですが、本音では「保険屋って、こんなレベルなのか」とガッカリしてました。
 また、昼の電話が長引いてしまい、お目当ての店には入れず駅前の立ち蕎麦になったのも、残念な出来事でした(泣)



Posted at 2012/10/20 01:11:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ
2012年10月20日 イイね!

終わりの始まり(頼りになる保険屋さん?の巻)

 不本意ながらも、初めての事故に遭ったオカンとティーダ君。
 とりあえずは現場から2kmほどの距離を自走して自宅に戻りました。
 
 現場検証している間に、自分の保険会社には事故の一報を入れます。
 ホントはオカンが電話してましたが、「小さい声で聞き取れないから、途中で切った」そうな。
 結果的に、アスカルの電話が事故の第一報になります。

 連絡先は全国共通の番号なので、おそらくは集約コールセンターでしょう。
 事故の概況等、慣れた感じで説明を求められ、15分ほどで終わりです。
 
 地元の事故担当からは、休み明けに連絡があるとの事でした。
 相手からも任意保険に加入していると言われ、とりあえずは人身か物損か不明なまま初日は終わります。
 オカンはかなり動揺しており、「車なんか乗りたくない。怖い」などと言い出す始末。
 相手が高齢だった事もあり、人身だったら面倒だなぁ・・・と思いながら地元の秋祭りに参加するアスカルでした。

 翌日、相手より連絡。
 「検査の結果、身体に異常ありませんでした。この度は迷惑をかけてしまい、申し訳なかった」
 とりあえずは、物損事故になることで決まりそう。
 また、相手も自身の過失を認めてるので、ちょっと安心です。
 高齢ドライバーの中には、自分の非を一切認めない方もおられるって聞いてたので、心配してました。

 休み明けの平日、双方の保険会社より連絡が入るも、肝心のオカンが外出中。
 相手の保険会社は、某大手損保さん。
 1回目は午前中に留守番電話に「再度連絡します」と伝言メッセージ。
 2回目は夕方に「ご不在のようですので、○○まで連絡願います」とだけメッセージ。
 オカンの家電、着信記録が残ってないんで、電話番号を言ってもらわないと掛け直せないんですけどね。
 これにはオカンも憤慨。
 「迷惑を掛けた相手に「電話を掛け直せ」って伝言いれといて、連絡先を告げないなんか、会社としてあり得へん!!」
 
 また、ティーダの損保(共済)からも連絡があり、こちらは被害状況を直接見に来る事に。
 応対するオカンに、当たった部分の写真を撮りながら
 「相手が信号無視で、当たってきたんですね」
 「アクセルとブレーキを踏み間違えたって言ってるんですか」
 と確認し、
 「ティーダは車両保険に入っていないので、こちらからは保険は出ません。話をきいた感じでは10:0で相手が悪いと思います。だから、うちは関与できません。あとはアスカルさん(のオカン)で相手と話をして、直してもらってください」
 と断言し、
 「もし、困った事があったら、ここに電話してもらったらいいです」
 と名刺を置いて帰りました。(とオカンに聞きました)
 「事故のときに代わりに交渉してくれるんが、保険ちゃうん?これやったら、何のために保険に入ってんのか、分からへんわ。」
 こちらの対応も、いたくご不満な様子。生命保険や火災保険もやめて会社を変えようかという勢いです。

 そんな出来事(愚痴)をオカンから言われ、保険会社との示談交渉はアスカルが代行する事に・・・

 片や、超有名な損保会社の、初期対応です。
 もう一方は、地方部ではかなりシェアの高い、某組織の共済担当者の対応です。
 
 事故相手は良識ありそうですが、肝心の保険会社がどうなんだろ・・・
 違う不安でいっぱいになりました。


 
Posted at 2012/10/20 00:10:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | ティーダ | クルマ

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