☆　ソニーカセットデッキ　TC-WR900 プチ修理

　ソニーのカセットデッキ　TC-WR900 をプチ修理しました。


　こちらのカセットデッキは以前に調達して保管していましたが、不具合箇所が2箇所ほどありましたので、直してみた次第です。








































































　不良内容としては、右のカセット部分が音がこもりほとんど再生できず聞こえません。またヘッドフォンを接続しての視聴では片側から音が出ず壊れています．．．。




















































　早速、バラして中を見てみます。


　当方脱がせるのは得意なのです．．．。






































































　その前にヘッドの角度がおかしいと思っていまして、少し斜めになっています。


　試しに指で平行に戻してからカセットを再生させて再び中を見ましたが、やはり写真のように戻ってしまいます．．．。



























































　ヘッドの下側のリバース機構に問題があるかと思い調べておりますと、破損した部品が見つかりました．．．。


　ギアが割れていますので、ヘッドがリバースできなくなっているようです．．．。しかもこのような部品は当方ストックがありませーん．．．。























































　そこでどうしたかと言いますと、当方はヘッドがブラブラせず固定さえすれば片道再生だけでもできると思い、隙間に紙を詰めて写真のように固定してあげました．．．。


　応急措置ではないですが、これで再生時は変な音もなく音楽が綺麗に再生できました。


　（笑．．．）





















































　もう1箇所の不具合箇所はヘッドホン用のアンプ部分のようですが、この基盤になります．．．。


　片側だけ不具合のようですので、ハンダクラックではないかと見てみましたが、関係ございませんでした。














































　あーでもない、こうでもないと調べていきますと、どうも8本足のオペアンプ不良の臭いがして来ましたですねー．．．。


　アンプ入り口までは電圧があるのですが、出口には電圧がないようです．．．。


　　困った！？．．．。












　こんなＩＣチップが壊れるのか！？疑問が残る所ですが、材料がありませんので、ここで終了です．．．。


　ロンサムカーボーイ感覚でやっていましたが、今回はちっくとハードルが高かったようですねー。


　（笑．．．）