
えー、以前にロンサムカーボーイカセットデッキ修理用に調達していた、可変抵抗器を改造いたします。
トヨタ純正カセットデッキを調達してからそれをバラして、可変抵抗器を取り出していましたが、そのままではロンサムに使用できず、不燃物となっていましたが、改造すれば取り付けできるのではないかと思い加工をしてみた次第です。
ロンサムは写真の3本足ではなくて、6本足用になっているのです。ちなみに抵抗値は50kΩです。
2個を合体させれば6本足になるのではないかという単純発想のもと、2個イチにして遊んでみたいと思います。
ロンサムカーボーイのノーマル可変抵抗器は、中身の接触子が脱落し壊れて音が出なくなっていたり、バランスが取れないものが多く、修理にとても苦労をいたします。
先ずは、ニッパで側面の棒を切り取ります。
こんな感じに2個ともバラしました。
故障品ではないので、バラすのが勿体ないが、他に使い道もないので、バッサリいたしました。
バラバラにして、使える部品と使えない部品をさび分けいたします。
使える部品を写真のような6本足の形に整えて合体させます。
3本足仕様と言いながら、6本足仕様の可変抵抗器とも互換性があるようで、このまま合体できそうです。
一応、中の再確認です。
こんな感じでしょうかねー...。適当にやっとります...。
ちょっと接触子の出具合が、左右ちっくと違いますぜよ...。
こんなんでいけるのか!?。
あまり深いことは何も考えずに合体完了です。
固定する物がなかったため、適当に針金で写真のように固定いたしました...。
(爆笑...)
やっと6本足仕様の出来上がりです。
足の間隔はロンサム2シリーズ用の可変抵抗器と同じで、この状態で代用ができそうです...。
素晴らしい...。
一応出来上がりましたので、テスターで導通試験をしましたが、片バンクしか抵抗値の変化がありません...。
何でやねん!?...。
再度バラして色々と確認してみますと、やはり接触子の出っ張り具合が不足しており、カーボン抵抗面に当たってないようです。
なので、片バンクは導通不良でした...。
微調整後、再度組み立て直して抵抗計で計測しますと、今度は正常に抵抗値が出ましたので、何とか活用できそうです...。
細かい作業の連続で、ほぼ2時間もこのような作業をやりましたら案の定ヘトヘトになり、晩のビールの美味しいこと。
(笑...)
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2016/06/18 06:44:53