
えー、パイオニアロンサムカーボーイシリーズのカセットデッキ「FX-K5」2台目のBASS抵抗にガリ音が出ますので修理をいたしました。
簡単に直るだろうと思い、接点復活材を塗布しましたが、全く変化がありませんでしたので、小手先修理を止めて部品交換をいたします。
ちなみにFX-K5の1台目修理情報はこちら↓↓↓↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1376897/car/1010949/3695861/note.aspx
これを見て真似される場合は、自己責任にてお願いします。
m(_ _)m
上カバーを取り外して、フロントパネルを手前にズラしますとターゲット全体が見えます。
ここにはスライド式の可変抵抗器が3個ありまして、左からバランス・BASS・TRUBLEとなっていまして、赤印がそれになります。
KP-005やKP-007シリーズは回転式の可変抵抗器が使われていますが、FXシリーズはスライド式に統一されているようです。
ハンダ吸い取り線を活用してハンダを吸い取り、あーだ!?こーだ!?とこねくり回しながら、やっと可変抵抗器の取り出し完了です。
ハァー!、なかなか本体から抜き取れないので、壊れるかと思いましたよー...。
(笑...)
さて、材料の調達ですが、同じ可変抵抗器を持ってないですので、手っ取り早く同じFXシリーズより調達いたします。
手持ちのFX-K7より同じ部分のスライド式可変抵抗器を取り外しいたします。
FX-K7はFX-K5より上位機種ですので、部品流用は勿体ない気もしますが、FX-K7はなかなか修理に時間がかかりそうですので、ここは部品を借用いたしたいと思います。
FX-K7、決して君のことは忘れない!?...。
(笑...)
可変抵抗器のサイズも足の位置もドンピシャで見事キレイに収まりました。
当方は、KPシリーズの回転式が調節しやすいと思いますが、何故かFXシリーズはスライド式に変更されております。
デザインにでも関係があるのでしょうかねー!?...。
FX-K7はそのままでは困りますので、一度FX-K5より取り外しした可変抵抗器を挿入しておきます。
簡単に作業完了かと思いましたら、点検中に黄色い配線が断線していることに気が付きました...。
この頃の配線が銅電線でないため断線の危険性があります。
作業前には配線の接続先が分かるように撮影しておきたいところです。
今回は、躯体が2個ありますので、1個がちゃがまって(壊れて)も、カンニングできますので、そんなに心配はしておりません。
可変抵抗器の取り換えが完了しましたら、ツマミを取り付けして、パネルを元に戻して終了です。
ここの部品は、FX-K5とFX-K7は同じ部品を使用していますので、入れ替わっても特に問題ナッシングです...。
さて、動作確認ですが、音楽を再生させてツマミを左右に移動させましたが、見事ガリ音が消えて、すこぶる調子良さそうです。
素晴らしい...。
来月、大阪へ行きますので、この可変抵抗器を探して来て、FX-K7にご馳走してあげないといけないですねー!?...。
売っておればの話ですが!?。
(笑...)
Posted at 2016/11/14 06:42:33 | |
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