【お知らせ】
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えー、パイオニア ロンサムカーボーイシリーズのカセットデッキ「FX-K5 2台目」のフロントパネルにちっくと難がありますので修理をいたしました。
写真では分かりにくいですが、フロントパネルが閉まり切りません。よく見ますと少し斜めになっているようで、オープンボタンを押してもパネルがジワーっと開かない状態です。
ちなみにFX-K5の1台目修理情報はこちら↓↓↓↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1376897/car/1010949/3695861/note.aspx
ちなみにFX-K5の2台目のBASS抵抗 取替修理情報はこちら↓↓↓↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1376897/car/1010949/3987339/note.aspx
これを見て真似される場合は、自己責任にてお願いします。
m(_ _)m
あれこれと調べていますと、左下側の付け根が綺麗に留まっていないようです。
ここには金属製の回転軸がありまして、パネル側面に固定されているはずですが、見た感じ外れているようです。。
パネルを開けてカバーを外し、中の回転軸を取り外しいたします。
写真上の銅色の横棒がそれになりまして、この棒でフロントパネル下部を固定しています。
プラスネジで固定されていますので、前側からプラスドライバー手で緩めて取り外しいたしました。
取り外してビックリですが、心棒に歯車が掛かっておらず、あさっての方向を向いておりましたですねー...。
(笑...)
ここは歯車が噛み合う位置へ修正です。
最大の難問がありまして、先ほどの心棒にかかる部分のパネル側が破損をしていまして、軸受け部分に留まらない状態で重症となっていました。
ここが破損するとは珍しいかな!?と思いましたが、以前にヤフ〇クで似たような症状のデッキが出品されていたのを思いだしました。
30年以上も前の製品のため経年劣化もあると思いますが、どうも軟弱な材質(プラスティック)が使われているような気がします!。
代替のパネルなんかは勿論ありませんので、これを修理する以外に復活の道はありません。
そこで当方は、プラ歯車の廃品を溶かしてここへ肉盛りいたしました。
最初、そのままでは溶かした廃プラとパネル側のプラを固定できないと思い、骨になる金属製の極細棒を穴の周囲に何本も刺しておりましたが、それでもなかなか固定できませんでした。
やはり材質が違うため相性はよくないみたいです。
(笑..)
あーだ!こーだ?と試行錯誤しながら、やっとこの形になりました。
溶かして盛った廃プラを、超音波カッターで整形しながら形を整えて行きましたが、かなり時間がかかりましたですねー。
また、バネもなくなっていましたので、似たようなバネを探し出し、これも適当に整形してセットしてみました。
細かい作業の連続ですので、2度とやりたくない作業ですねー...。
(笑...)
ムギ球も1個玉切れをしていましたので、取替いたしました。
ロンサムシリーズは大体12V用のムキ球を使用していますので、ここも同じ球で対応できます。
今回の2台目はあちこちガタが来ていますので、なかなか復活させるには時間がかかりますぜよ・・・。
Posted at 2016/11/21 06:41:21 | |
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