
えー、当方はパイオニアの昔のカセットデッキ「ロンサムシリーズ」でよく遊んでいますが、修理後の試運転中にカセットテープが稀に巻き込まれてグシャグシャになったりして、手持ちのカセットテープが段々と少なくなっております。
まとも(正常)なテープが無くなる前に何とかしたいと思っていましたら、ネットで「MP3内蔵カセットアダプター 」という記事を発見いたしました。
これは良い。
これはカセットテープの形をしたMP3プレーヤーでして、マイクロSDに保存しているMP3形式の音楽を再生させる機能があります。
また、ウォークマンみたいな使用が可能ですし、そのままカセットデッキへ挿入しても音楽再生OKのチョー優れものだそうです。(持ってないので想像...)
素晴らしい...。こんなのが欲しかった。
これがあれば修理後の試運転中に巻き込まれ事故にならずに済みますぜよ...。
素晴らしい...。
ではでは、早速購入したい所ですが、これが残念なことにどのサイトに行っても「sold out」で売ってはおりません。
海外取り寄せも考えたんですが、サイトが大陸でしたし、支払い方法がネックとなり仕方なく諦めました。
そこで、無いものは作るという発想で「MP3カセットアダプター」を自作してみた次第です。
これを真似してチャレンジされる場合は、自己責任にてお願いします。
m(_ _)m
どのように自作したかと言いますと、ネットで似たような記事がありましたので、それを参考にアレンジしてみた次第です。
今回作成するのに必要な材料は、写真のヘッドフォンMP3プレーヤーとカセットアダプターになります。
左のヘッドフォンMP3プレーヤーは、この作成のために纏めて3個(1,897円送料込)も購入してしまいまして、右のカセットアダプターは、中古品店で300円で購入しておりました。
なぜ3個買ったかと言いますと、1個目はだいたい失敗するだろうと思い予備用に。また、もし失敗しなかったとしても1号ちゃん~3号ちゃんまで3個できるのでしたらラッキー程度と思っております。
(笑...)
先ずは、ヘッドフォンMP3プレーヤーを分解いたしまして、中の基盤部分を取り外しいたします。
ゴムカバーを取り外して精密ドライバープラスでネジを取り外しますと分解できます。
左右に伸びている配線はヘッドフォン用配線ですが、不要ですので、チョン切ってOKです。
基盤のアップ写真ですが、銀紙のガムみたいなのが、リチュウムイオンバッテリーでその下の3個のスイッチが操作用です。
また、充電はマイクロUSB端子から行うようになっています。
下の画像では、マイクロSD挿入口がありまして、どれも取り外すことができない部品ばかりです。
続いてオーディオテクニカ製のカセットアダプターを分解いたしますが、表面に5個所プラスビスがありますので、緩めて分解です。
カセットデッキで外部入力させるのに必要なアイテムでして、これがあればカセットデッキ装着車でもIpodやウォークマンから音楽を入力させることができます。
ならば、これをそのまま使えば良いじゃん?と思う方もいるかも知れますが、イヤフォンプラグコードがカセット挿入口からベローンと出てまいりますので、見た目が残念なことになるのです。
今回はかなりハイレベルな自作品にしたいと思っているため、ちょっと勿体ないですがここはドナーちゃんになっていただきます。
君の事は忘れない...。
さーて、画像4の部品をドナーちゃんの中へ放り込みたいですが、なんとも、す・す・スペースが無い...。
基盤やギアだらけで何ともなりません。これは困ったちゃんですがなー!..。
(笑...)しかない...。
何とかなるだろうと甘く考えていましたが、世の中そんなに甘くなく早くも行き詰りました。
だいたい当方はいつも、無計画で行き当たりバッタリの「生活」じゃなくて、「自作」をしておりますので、こんなのしょっちゅうなのです...。
(笑...)
どう見ても入らんぜよ...。
(笑...)
続いて、別のソニーのカセットアダプターを分解してみました。ドナー2号ちゃんになります。
こちらはビス留めではなくて、接着材で固定されておりましたが、精密ドライバー(-)を駆使して何とかこじ開けてみました。
こちらはもうちょっとスペースがありますので、内部パーツも少ないですし流用に適していそうなので、こちらに決定です。
(左側にリバース感知用パーツがありましたが、取り除いております。)
君のことは忘れない...。
(忘れる場合もたまにある!?...(笑..))
ちょっと基盤を仮置きしてみましたが、何とかケース内に収まりそうな雰囲気が出てまいりました。
しかし中身が、ギューギューのカツカツ状態となりそうです...。
ちょっと心配だが、きちんと蓋が閉まるのか!?...。と思っていた通り、残念ながら蓋はやっぱり閉まりません...。
ガム電池に厚さがありこの状態での装着はやはり無理です...。
おまけに、操作スイッチ部が、中側となりこれでは操作ができません。
じゃー、逆にすれば良いじゃん!?と思うかも知れませんが、逆にしますと、今度はマイクロSD挿入口が内側となり抜き差しが全くできなく音楽の更新ができなくなります...。
今回は素晴らしいくらい困ったー!...。
ガックシ...。
そもそも、スイッチ部とマイクロSD挿入口が同じ方向でないため、どちらかが犠牲となるような仕様になっています。
プレーヤー変更も頭をよぎりましたが、今回のために3個も買っとりますぜよ...。
(笑えない...)
続きはパート2へ。
Posted at 2016/07/31 06:54:02 | |
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