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本棚の古い蔵書をパラパラめくっているとこんな写真が目についた。
カーグラフィックの1975年9月号でロードテストはアルフェッタGT1.8だった。
エンジンルームの写真にパナソニックのブルーバッテリーCAOSにそっくりのものがあるのを発見して驚いた。
37年前だから当然パナソニック製があるはずもなく、SCAINIと大書してあるのでイタリア製なのだろう。
ちょっとパナソニックの開発者に聞いてみたい。

同車のリア。
テールランプがアメリカの安全基準に対応して大型化されている。
初期型は小さく上品なランプがバンパー上に着いていた。
トランクのＶ形バッチが12気筒エンジン搭載の印。
もう40年近く経つがいつ見ても美しいスタイルだ。
一方、最近のスーパースポーツカーには何故か美しいという表現ができるものがない。
特に歴代牛の名前を車名にしているメーカーのは感心しない。
最近の若者にはどう映るのか聞いてみたい。

画像は最後のジャガーＥタイプのグローブボックスに貼られたプレートだが、わざわざ「Ｅタイプスポーツカー」と表示されていることに注意！
ジャガー社がＥタイプにかけた想い、感情が理解できる。