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ウェーバーキャブレターで思い出したが、1964年の日本グランプリに参加するために、プリンス自動車が開発したのがスカイライン2000GTだが、当時相当高価だったウェーバーキャブレター（一基15万円とか）を三基も装備して話題になったものだ。
翌年、このモデルはキャブレターもそのまま発売されたが利益はあったのだろうか？
確か車輌価格は90万円程だったはずだから、キャブレターの価格だけで半分だ！

これが名前の由来である赤いヘッドカバーのエンジン。
Ｖ型12気筒をフロントに置き、ウェーバーキャブレターのファンネルが輝き、これぞ由緒正しいフェラーリの姿、形ではないだろうか。
そういえば、最近のF1エンジンの気筒数や排気量を知らないわ。

テスタロッサと聞いて水平対抗12気筒のミッドシップエンジンの車体を思い浮かべるといけないので写真を表示する。
これは1961年型。
この時代のレーシングスポーツカーはスタイルも美しい。
写真を眺めていても飽きない！

（前から続く）
筆者は1960年のル マンにフェラーリ250テスタロッサで優勝していて、写真はその時のドライバー交代（オリビエ ジャンドビアンと）のものだが服装に注目してもらいたい。
なんと普通の半袖シャツだ！

有名なモータージャーナリストだったポール フレールの「ハイスピード ドライビング」の1975年版（第10刷）
最近、「新ハイスピード ドライビング」という名前で新装改刷された。
本書はサーキットの狼にも引用されたのでご存知の方も多いと思う。