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メーカーにとっては車名は重要だと思うが、稀にまさかと驚愕する車名を聞くこともある。

1970年代後半のことだが、国産某メーカーが何かの間違いか、担当者が狂ったのかは知らないが外国の有名な車名を付けて販売した。
まあ、スポーツカーにGTOと付けたのはポンティアックの前列もあるからまだましだが、新発売の2ドア車にラムダと付けた！
クラシックカーファンならラムダはランチァしか考えられない。
初めてモノコックボディを採用して自動車史上、高名な由緒ある名前をよくもおめおめと採用したものだ！
確か、同車に革張りシートを採用した際もBMWやベンツの革張りシートと並べて自慢していた。
中国メーカーがギャランやランサーなどの車名で販売したらどう思うだろうか。
その車は欧州に輸出され、流石に恥じたかサッポロという名前で販売された。
なかなかスタイリッシュなデザイン（もしかしたらスカリオーネか？）だっただけに残念だった。
画像は英国で販売されたそのコルト サッポロの広告。