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買い物も、荷物運びも、介護の送迎も、旅行の車内泊も、趣味のドライブもこれ一台でできる万能車らしい。

これは万能ネギか万能薬か、はたまた万能鍋か！

運転して楽しいのか？
このスタイルが本当にカッコイイと思えるのか？
所有する満足感はあるのか？
これでサーキットのスポーツ走行ができるのか？

確かに便利なんだろうが、夢も楽しみもない単なる道具だな。
もしこの車を購入しても、掃除機、洗濯機の購入と同じで感激も嬉しさも感じない。
我が家にはこんな家庭電化製品車は要らないな～💦

自動車会社の社内でどういう分析がされているのかは知らないが、こういう「なんでも出来ます（でも満足には何も出来ない）万能車」が支持されるのは、アンケートの質問に問題があるのではないか。

荷物はたくさん積めた方が良いですか？
定員は多い方が良いですか？
と質問すれば、そりゃ「はい」に丸するだろさ！

アンケート結果を参考に技術者は一生懸命仕事をして、「ユーザーの多彩なご要望に対応できる車」を開発した結果が似たり寄ったりの不格好な多用途万能車になるのだろう。

しばらく前からエンジンの馬力表示がキロワット（kw）になったらしい。
昔はSAEのネットとグロス、DIN、英国式、仏国式などたくさんあった。

今でも良くわからないが、一応の目安にはしていた。

ユーザーの購入時の基準も、当初はエンジン排気量（初代サニーとカローラの時代）から馬力、ボディの外寸、駆動方式、乗車定員人数など紆余曲折を経て、現在は燃費になった。

今後は充電時間や走行可能距離が基準になるのかもしれない。