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人生初の新車はレオーネクーペ1400GSRだが、購入時にわがままを言ってタイヤをミシュランXAS（155/70の13インチ？）に交換してもらった。

当時のミシュランはマニア垂涎の一品でかなり自慢できた。
後はヘッドライトをハロゲンに替え、ハンドルはナルディかモモあたりに替えればかなりのマニアだった。
（ローダウンスプリングは販売していたが、信頼性の点で忠告されたので止めた）

画像は昭和49（1974）年6月号のカーグラフィック誌の広告だが、当時としてはかなり高額だった。
現在の価格にすれば4〜5万円程度か。

今から思えば車体とタイヤの相性は悪く、かなり硬い乗り心地になり失敗だったと思う。
（サスペンションが外国製ラジアルタイヤ装着を予定していなかったと思う。）
だがミシュラン伝説の長寿命は生きており、7万キロで売却するまで溝は残っていて充分使用可能だった。
雨中のグリップはさすがで安心して高速道路が走れた。

XASはトレッドパターンが非対称のアシンメトリー（現在では珍しくないが）のためこの名前になったらしい。
余談だが、ピレリのCN36も当時は好評だったが冷間とウェットのグリップはXASが遥かに上だった。

ミシュランは日産のゴーン社長が最初に就職した会社で、フランスのエリート校エコール ポリテクニークを卒業し、1978年に入社した。

27歳でフランス国内の工場長に就任後、31歳でブラジル・ミシュラン社の社長を経て、35歳で北アメリカ・ミシュラン社の社長・経営最高責任者（CEO）に抜擢されるなど順調にキャリアを重ねていった。

その後ユニロイヤル部門の再建を成功させた事などが評価され、1996年に、フランスのルノー上級副社長を務めた。

現在の役職は、日産の社長兼経営最高責任者（CEO）及びルノーの取締役会長兼CEOである（凄い！名刺を見たい）

欧米の本当のエリートの出世の早さには驚くが、それだけの実績があるからだろう。

ご存知のグルメガイドだが、ビバンダムが箸を持っているので日本版らしい。

下の影絵が、上野の西郷像、東京タワー、国会議事堂、新宿の高層ビル群なので東京版だと思う。

最近のビバンダムはかなりアニメ化されているが、初代はこんな妖怪風だった。

路面のゴミはなんでも飲み込む（パンクしない）との意味で、右手のグラス内は小石やゴミらしい。

たまたま見た世界の巨大工場スペシャルでミシュランを取り上げていた。

40年程前にはベテランメカニックから、（当時の）ミシュランとカンパニョーロの組み合わせならバランスウェイトはほとんど必要ないと聞いたことがある。

画像はチーフテストドライバーがポルシェ パナメーラで、テストコースを250キロで走行中のシーンだが、ハンドルと肩の距離及び上体の角度に注目してもらいたい。

かなりハンドルに近く、上体が起きているが、これが正しい運転姿勢だと思う。

2012.8.23訂正
ディスカバリーチャンネルではなくナショナルジオグラフィックチャンネルだった。