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1985年あたりのEクラスからだったと思うが、作動中にワイパーアームがM字形に伸縮し窓ガラスの拭き残し面積が大幅に縮小された画期的な方式だとの触れ込みだったが、2モデルの10年程で消滅した。

アイデアとしては秀逸だったが当初から指摘はあり、やはり停車中に作動すると周囲（特に歩行者）に水滴を盛大に撒き散らすので問題にならないうちに変更したとか。

また、伸縮機能のギアが樹脂製なので耐久性が無くバラバラになりワイパーは動くが伸縮しなくなる事例が多発したらしい。
ディーラーで修理するとワイパーの一式交換なので工賃込みで20万円以上になるとの話しを聞いたことがある。

近くで観察すると、正に作動に合わせて車体が揺れるほどの勢いと迫力があった。
ワイパーの作動に迫力や恐怖心を感じたのは初めてだった。

確認していないが、現在は2本式で片側が少しだけ伸縮する方式に改まったらしい。

番組でパンツェッタ ジローラモが「自信がない人、選ぶ眼を持っていない人はメーカーで選ぶ」と言っていた。

知っている人はこれを選ぶということで、オススメのスポーツカーはアウディR8スバイダーだった。

1970年代の悪評が記憶に残っていて、アウディに対する個人的な印象は良くないが、VWグループになり品質はかなり改善されたらしい。