1026のブログ一覧

今回のスキャンダルは遂に世界的規模に発展したので各社の思惑を推測してみた。

ベンツとBMW
同様の部品やソフトを使っているので消費者からの疑念を晴らすのに必死。
短期的にはディーゼル車販売は下がるかもしれないが多分大丈夫のはずだが同様の事例が発覚したら致命的事態になるかも。

トヨタ
エコ&クリーン路線の対抗路線が自滅したので内心は喜んでいるはず。
ただし政治的な要因で（現社長就任直後に）アメリカでのトヨタ叩きは忘れていないので表面的には慎重なはず。
HVがヨーロッパでの運転形態にも適合するかは要注意点だと思う。
水素自動車はインフラ整備がEVより大変だと思うが選択肢があるのが有利なのは確か。

日産
EVが航続距離の短いことは自身が良く知っているので良くも悪くも影響は少ないと思う。
それよりも頼りにしていた中国経済の崩壊と経済制裁で低迷しているロシアが気になるはず。
双方からさっさと引き上げないと更に重症になると思う。

鈴木
まさにスキャンダル発覚直前の絶妙のタイミングで縁切りをして共倒れを回避したのはさすが鈴木会長の慧眼。

マツダ
折角日本国内でもディーゼル車人気が盛り上がって来たのに水を刺されたのはお気の毒。
一部にディーゼルエンジンが壊れるなどの悪評があるのがちょっと心配。

ホンダ
自身の新車リコールスキャンダルで窮地だが創業者を思い出して全社一丸で取り組めば回復可能なはず。
そういう意味では宗一郎伝説はまだ生きているし、こういう機会にこそ伝説を活用するべきと思う。

以上は私の限られた知識と勝手な推測なので間違いや勘違いはご容赦下さい。