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新車で乗ってみたかった車の二台目。

昭和48（1973）年のロータスヨーロッパ スペシャル（最終型）

スーパーカー世代ではないので漫画の影響はないが、この車には今でも大いに興味はある。
当時のカーグラフィック誌ではベタ誉めだった。
45年程前、友人のホンダN360に乗っている時に環七で白い初期型を目撃し、レーシングカーが普通の道を走ってる！ように見えて驚いた記憶がある。
多分、CG誌の長期テスト車だったのだろう。

新車はかなり高価で、アルファロメオの2000GTVやポルシェ914より高額だった。

もし新車同様の車体があり、ホンダのエンジンにでも載せ換える事が出来れば理想的なセカンドカーになると思う。

バッテリーやシートフレーム購入で会員になっていたSABから着た案内を何気なく眺めていたら、モービル1AWP（5W-40）が半額（8千円が4千円）になっていたので購入した。
普段はコストコのシェブロン スープリーム（10W-40）を3000キロ（又は3ヶ月）かサーキット走行ごとに交換している。

オイル注入口から覗いても汚れはないようだ。

余談
最新のヨーロッパ車ではエンジンオイルの交換は15,000キロとかの例が散見されるが本当に大丈夫なのだろうか？

新車で乗ってみたかった車の一台。

昭和47（1972）年発売の二代目サニークーペ1200GX5。
傑作エンジンのA12型を搭載し、ミッションは2〜5速がHパターンで5速が直結（ギア比1.0）だった。
チューニングされたレースカーはOHVながら1万回転まで回り、クラス優勝を重ねて業界では今も語り草となっている。

初代のデザインを受け継ぎ嫌味のない素晴らしいスタイルだと思う。
値段もお手頃価格であり、技術の日産ならではの名車だ。
軽量、低燃費、安価、好デザイン、簡潔な構造、充実した内容と、今日産が国内で販売すべき車の見本だと思う。
もし今新車があるなら真っ先に購入したい。

一言で言えば、万能多目的車ばかりで車に個性が無くなったから。

まず、家庭で車選びをする場合、夫の発言権がない。
ほとんど運転しない妻と免許の無い子供の意見に流される。
特に子供にとってはカタログスペックなど関係なく、車内は単なる遊び場にしか過ぎない。
また、年に数回の里帰り、友人家族との長距離旅行に使うので多人数乗車が条件となる。

妻は近所のママ友との人間関係最優先だから恩を売りたくて多人数車が欲しい。
また、大きな車だとママ友に自慢できるし（ママにはポイント大）
黒い大きな車なら威圧感があり、路上で威張れるのでパパも納得。

「会社より家庭優先のライフスタイルを演出したい」から、レンタカーという選択は貧乏くさくて排除される。
同じ理由で4ドアセダンもだめ。
だから平日のスーパーの駐車場は、慣れないママの運転の大きな車で溢れ駐車に時間がかかり迷惑である。

メーカーは売れる車を開発することが最優先課題だから、その方向に流れる。
所謂、お客様の多彩なご要望に幅広く対応できるようにしました！というわけだが、結局何でもできます（けど満足には何もできない）のつまらない万能多用途車になる。

維持費として税金、保険、駐車場、ガソリン代、高速道路代の費用も高額だから一家に一台が限度であり、一台で何でもできる万能多用途車が求められる要因である。
二台目が買える場合はコンパクトカーやスポーツカーなど、まともな選択になる場合が多い。

また、若者には親世代が自慢するステイタスシンボルとしての車（高級セダン、スポーツカー）はダサく見えるのだろう。

タイヤを確認すると前輪の外側が今まで見たことがない模様になっていた。
青白く変色し、蜂の巣か亀甲模様のようだ。
外側が波型に減るのはアンダーを出しているかららしいがここまで激しく模様が出来たのは初めてだ。
誰かに相談してみるか。