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今日のクラシックカーディーラーズはルノーアルピーヌで面白かった。

A310をわざわざフランスまで探しに行き140万円で仕入れたが、水漏れによるオーバーヒート、リアのホイールベアリングの異音、ハイビームが点灯しないなどかなり問題ありの車体だった。

メカニックのエドは名人らしくさっさと手際良く修理していた。

驚いたことに仕入れ値段以下で売却していたが、きっと番組で保障されるのだろう。

A310はV6の2.7ℓエンジンとかなり高性能車だったはずだが、ホイールボルトは3本だった。
（確かこの時代のフランス車は3本が多かったと記憶している。）
ルノーの大衆車の部品を流用したからだと思う。

またワイパーが両サイドから中心に向けて立ち上がる独特な動きをしているのは初めて見た。

（前から続く）
現在デューセンバーグといえばドイツ製のエレキギターが有名らしいが、本来はアメリカ製の超高級車の車名だった。

ジェイ・レノはアメリカ製の高級車のコレクターとしても有名で、驚いたことに自分のコレクション専用のメカニックを何人も雇いメンテナンスを頼んでいた。

番組では長年車庫に放置されていた1928年製デューセンバーグ モデルXを発掘、レストアするストーリーを取材していた。

ジェイ・レノといえばアメリカの超人気司会者兼コメディアンらしいがクラシックカーのコレクターとしてもその世界では有名人である。

今週のゲストは柳生博だったが75歳とは知らなかった。

実は映画俳優なので、どうせアメリカ製かドイツ製の大型車で面白くないだろうと思っていたら、なんとルノー4CVに始まり、ブルーバード、スバルサンバー、フェアレディ280Zなど興味深い車のオーナーだった。

ここ20年程はファッションや見栄でなく、生活上の必要性からレンジローバーを8台乗り継いでいるのは大したものだと素直に思った。

ディスカバリーチャンネルで始まったイギリスの中古車ディーラーのドキュメント番組が今日から始まった。（邦題はクラシックカーディーラーズ）

走行1万キロの1967年型フィアットディーノクーペをイタリアで150万円で仕入れ、軽く修理後イギリスで195万円で売却した。

フィアットディーノクーペはフェラーリディーノのV6 2.4ℓエンジンでベルトーネ在籍のジウジアーロがデザインと由緒正しい車だが、知名度は低く隠れた名車と言える。

販売価格が事実なら、イタリアで買い付けた費用や修理代を考えてかなり良心的な値段だと思う。

このチャンネルの自動車番組はアメリカ車だったが、好きなヨーロッパ車が続くのは楽しみである。