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SUVとは（スキーやサーフィンなどの）道具を積んで遊びに行くための荷物車のことで、車自体にはスポーツカーの要素はないが、遊び優先のライフスタイル演出の道具として人気があるようだ。

愛好者に聞いたが「どこにでもいけそうな雰囲気が良い」らしい。
確かにカタログやCMで雪や砂を蹴散らして疾走する映像は雰囲気満点だが、実際にそんな状況に遭遇するユーザーが何人居るのだろうか。

また車自体に走破能力があっても霧や雪の気象条件で道路が渋滞していれば、結局は普通の車と同じく交通法規に従い渋滞に巻き込まれて停止する以外にはないのだから、わざわざ高い車両価格の価値はないと思う。
メーカーは商売だから勝手な幻想を抱いてくれる大事な（そして馬◯な）お客様が存在するから利用しているだけなのだが。

最近、軽自動車やコンパクトカー以外が売れないのはユーザーが（どんな車でも到着時間は同じだという）現実に目覚め、車に夢（幻想）を持てないからだと思う。

逆に常に合法的に走行して他車より到着時間が早い車を開発すれば劇的に売れると思う。

高性能車の現実的な選択肢として一番に挙がるのはR32以降のGTRだと思う。

ただし現行モデル（R35）は高価格で維持費が過大なのでパス。（スピードリミッター解除で電線一本を切断しただけでメーカー保証外指定車として日産に登録されるという話しも聴いた）

R32は最適サイズで一番好ましいが今となっては程度の良い個体がほとんど無いのでパス。

R33はオーテックの4ドアバージョン（の新車同様）なら欲しい。

結局先代のR34が一番適切だと思う。
ただし程度極上の車は新車くらいの値段がついているらしいが。

ぼんやりとテレビを観ていたので車種名は不明だが、ミニバンのCMにトヨタ2000GTが出てきたので驚いた。
2000GTがテレビCMに利用されるのは初代スープラ以来かもしれない。

広告代理店の発想なのだろうが、選りに選って（単なる道具の）ミニバンと（神にも等しい）2000GTを並べること自体かなり無理があり私は返って反感を覚えるが、企画段階で反対意見はなかったのだろうか。

しかし、2000GTはいつ見ても素晴らしいスタイルで感心する。
発表以来半世紀は経つが、これ以上のデザインが出てこないのは不思議である。

たまたま手元にあった自動車雑誌を眺めていたらサーキット走行の格言が眼に入った。

『なぜそうしたのか、理由を説明できないことはするな！』

なぜこの速度なのか、なぜここでブレーキなのか、なぜこのラインなのか、常に考えて操作せよということらしい。

運転しない女子供には移動中が楽で便利と大人気のミニバンだが、他人には混んだ通勤電車内の外国旅行用大型ケースのように迷惑千万である。

いくら便利でも毎日大型ケースを持ち歩かないのと同じで、欧州のように早く適切なサイズにならないものかと期待しているのだが、半グレ風大型車による優越感や視界の良さからもしかしたら当分は続くのかもしれない。

個人の感想なので悪しからず。