軽にこそＣＶＴを

日本の１．３Ｌクラスのコンパクトカーの多くはＣＶＴ（Continuously Variable Transmission）を採用しています。ＣＶＴの特徴は何と言っても変速ショックが無いスムーズな加速です。エンジン回転数が適切で、無駄のない走りができます。Ｆｉｔがデビューしたときにあれだけ売れたのもＣＶＴのおかげでしょう。１．３Ｌエンジンでも活発に走ります。

さて、日本におけるＣＶＴのパイオニアといえばスバルですが、現在のＲシリーズの販売はイマイチです。デザインやユーティリティの問題もあるのでしょうけれど、ＣＶＴの違和感もあるのではないかと考えています。排気量が小さい軽では発進時に唸ることになり、快適とはいえません。これはスバルのＥＮ０７エンジンのトルクが細いのも原因でしょう。もし３気筒エンジンにＣＶＴが載ればもっと良くなるはずです。

以前はワゴンＲ、ミラなどにもＣＶＴ車がありましたが、今ではコストダウンのせいか、ラインナップされていません。そろそろＣＶＴ車が復活しても良いと思いますけどね。