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実家の某Pをコーティングメンテナンスに出している間の代車として初代デミオを借りてzoom-zoomしていました。

以前水戸にいた頃に同じ型の1300のデミオを借りたことがありましたが、それに比べてやたら速いので車検証を見ると1500ccのエンジンでした。

1020kgの車体に1500ccのエンジンなので出足は速いですが、クリープが強すぎるのと、トルコンATの変速ショックが大きいので、慣れるまでは運転し難い感じがしました。

ベージュ内装で4本スポークのステアリングホイールがいかにも当時のマツダ車って感じでした。

今は好調で魅力的なクルマをつくっているマツダですが、初代デミオが当時した1996年頃は倒産が囁かれるくらいの経営危機だったなんて信じられないですね。

出張先の富山でノートe-Powerを借り、30km程乗ってみました。

以前同型前期のガソリンエンジンのノートを東京で借りて鳴子温泉まで行きましたが、そのときに感じたネガティヴな印象はほとんど払拭されました。

先代リーフと同じモーターを搭載していて、かつ車重が先代リーフより軽いので、とにかくゼロ発進が速いです。
ジムカーナやミニサーキットで走らせたら面白いかもしれません。

エンジンは発電専用なので、トヨタのハイヴリッド以上に実際の走りとエンジンの回転数・音がシンクロしていませんでしたが、エンジンの音・振動が3気筒とは思えないくらい小さいのであまり気になりませんでした。

先代リーフと同じくBレンジでエコモードにすると回生ブレーキが効き過ぎて、先代リーフの感覚よりもかなり前で止まってしまいました。
後ろを走っていた人からしたら、この人ブレーキ操作が下手だなぁ…と思われていたかもしれません。
ちなみにアクセルペダルから足を離すとブレーキランプが点灯しますが、チョイ載せくらいにしていると点灯しません。

自分は山間部出身なんですが、山間部に住んでいる方には、この加減速性能なら最適だと思いました。
実家の某Pは8万kmまでブレーキパッド、ディスクともに無交換でしたが、ノート e-Powerもあまり減らない気がします。

乗り心地は、830kmくらいしか走っていない下ろしたての個体だからか若干硬い印象がありましたが、以前借りたガソリン車よりも断然良かったです。

特にフロントはいかにも鼻先が詰まってて重いです感があってどっしりとしていました。リアは相変わらず跳ねる感じがありましたが、ガソリン車よりはマシでした。

タイアはガソリン車と同じ?のBS エコピア EP150でした。

Dシェイプのステアリングは慣れの問題かもしれませんが、個人的には好きにはなれませんでした。

電動パワステは鼻先が重くなった分、再セッティングされたのか、ガソリン車よりも適度に重くなっていて、ホンダのコンパクトカーっぽい感じがしました。

メーターはホンダ・インサイトに似ている感がありました。インサイトよりも見辛くて、日中は映り込みが気になりました。

正確な燃費は計測できていませんが、返却時点のメーター表示で29km/Lでした。

いろいろ書きましたが、良い意味で裏切られたので、機会があれば次回も借りてみたいと思います。

会社帰りに品川53ナンバーのU12 ブルーバード SSSを見かけました。

暗かったのでよくわかりませんでしたが、たぶんFF車でしょう。

エンジン始動直後だったみたいで、排ガスが若干臭い感じがしましたが、
幼い頃に嗅いでいたガソリン車のニオイがして、懐かしく感じました。

昔家にあった3Aエンジン(キャブ)のAT150型カリーナと似たようなニオイでした。

最近のクルマは音もニオイもしなくて、それはそれで良いんでしょうけど、何だかつまらないですね。