PLXワイドバンドA/F計取り付け

去年の夏から悩まされているエンジン不調の原因を探るため、A/F計としてはわりとメジャーなPLXのメーターを取り付けました。

頂き物の中古品で、BE/BHレガシィで使われていたものっぽい感じがします。
スバルEJエンジン車は後述の純正ECUを誤魔化す部分の配線にパターンがあるくらいでみんな同じやり方でできると思います。

まずは配線します。地獄か。

6極カプラーがセンサーのハーネス、4極がメーターと信号出力のハーネス、イヤホンみたいなプラグがメーター、ACアダプターについてそうなよくある同軸のプラグが電源です。

電源ハーネスのプラグのカバーが朽ちていたので、エーモンのギボシの後入れカバーで代用してみました。

PLXはナローバンド出力の機能がついているため、純正のO2センサーを外してPLXの出力をECUに流し込みます。
純正センサーを外しただけだとヒーターの断線と判定して警告灯が点くので誤魔化すために抵抗を入れます。

470Ωの2個直列で940Ω。1Kでいいと思いますが、たまたま転がってたのがこれだったので。

純正のO2センサーの線をぶった切ってカプラーにギボシをつけ、ヒーター線のところに抵抗をつなぎます。
EJの3線タイプの車両（BOSCHのLS02）は2本がヒーターで1本が信号なので、信号線にはPLXの出力を接続します。
4線のインプレッサもありますが、増えてる１本はアースらしい

メーターハーネスにナローバンド出力につないだケーブルを這わせます。
ハーネステーでぐるぐる巻きにしてくっつけています。

バルクヘッドを通す部分は切れたりしないようにスパイラルチューブを被せています

一通りできたら車内を戻します
線がごちゃつき過ぎて戻せませんでした。あとでやり直します...

DefiとPLXを並べると大きさ感がちょうどいいのです（これをするためにDefiのコントロールユニットを旧型に戻した）

エンジンルーム側は写真とってないですが、カプラーがでかくてメガネレンチが使えなくてイラっとするくらいで特に難しいことはありません。
必ずスレコンを塗って組み付けましょう。
タービンのすぐ脇でごっついカプラーが中に浮いてて燃えたり断線したりしないか心配だったので、ピッチングストッパーに縛り付けておきました。

繋ぐものを繋いだら電源を入れてみて動作すればオッケー
けっこう動きのあるメーターなので見ていて飽きないです